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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

相棒2「蜘蛛女の恋」

右京さんは不眠症で精神診療科を訪れるのだが、担当Drの遺体を発見する。


同じころ亀山と美和子はなぜかお見合いパーティーに参加しているのだが、偶然会場で伊丹刑事と出会ってしまう。亀山君は若い女性二人づれのグループの一人とカップルになってしまうのだが・・その七森雅美に思いを寄せられてしまう??しばらくして亀山の携帯には彼女からのメールが殺到して・・・。

設定はまあなんというかあるのか・・。でも女性同士ではありそうな設定。でも実は・・というあたりはなかなか。雅美さんにはまじめな亀山君がいい感じ。右京さんの突き放しは面白い。

脚本;砂本量



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相棒2「消える銃弾」

雑誌社の有賀が射殺された。しかし付近に消炎反応もなければ、貫通していないのに被害者の体内から銃弾が出てこない。事件に興味を持った右京はかつての過激派、今は街工場を経営している苫篠に話を聞きに行く。苫篠は過激派時代に手作りの銃を密造していたのだが関連は???

過激派が手作りの銃を密造していたというのはどれだけリアルなのか不明ですが、自殺したモスこの愛唱歌が吉田拓郎「夏休み」その歌のつながりで・・・。濃い話でちょっと切ない面もある・・。なまじ近所の友達というか幼馴染?の女性がどこでもいそうな人というのがミステリーの幹かもしれません。

砂本量脚本。


相棒5「名探偵登場」

美大生の三橋(河合龍之介)が殺害された。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、聞き込みから三橋の身辺を探っていたコートを着た中年男がいたことをつかむ。あちこちで身分を偽り、自らを「マーロウ」などと名乗っていたことから、右京は男が私立探偵だと推理。矢木(高橋克実)という探偵小説マニアの冴えない中年探偵を割り出す。

 証言を拒む矢木を説得した右京と薫は、矢木が壁にスプレーで描かれた落書き絵の写真を渡され、描いた男を探して欲しいと、謎の女性(吉井有子)から依頼されたことを知る。本物の事件捜査にあこがれる矢木は、右京らの捜査に加えて欲しいと懇願。矢木の捜査手法に興味を抱いた右京も矢木の申し入れを快諾する。
(以上公式ホームページより)

高橋克実さんの妙なキャラの探偵登場、のちのシリーズでの再登場するんですが。ラストで実はなかなかの探偵という話なんですがどうもそう思えないところがミソなのかな。
まあネタ回かな。ちょっと薄い。

相棒11「交番巡査・甲斐亨」

特命係に配属され、相変わらず暇な享(成宮寛貴)は右京(水谷豊)とともに角田課長(山西惇)に頼まれ組対五課の手伝いをしていた。そんな中、享の元上司である中根署の堀江(山口良一)から連絡が入った。かつて享が交番勤務のころに扱ったストーカー事件の被害者・深雪(石原あつ美)が、自宅で何者かに殺害されたという。第一発見者は夫の奥山(賀集利樹)、大阪出張から帰ってきたところ妻の遺体を発見したらしい。まだ小さな息子は入院中で難を逃れたようだ。実は、享はこの夫婦に強い思い入れがあった。
(以上公式ホームページより)

ラストの右京さんの甲斐君へのまあ説教というか、これがセット得力ある話で、会の少年ぽさ、若さが出た感じが出来がいい。ちょっと亀山君と重なる瞬間。
でもいつもはクールで・・微妙なんだけどな。
11の中ではこのあたりは出来がいい。

相棒11「森の中」「猛き祈り」

享(成宮寛貴)が瀕死の状態で病院に運び込まれた。恋人の悦子(真飛聖)によると、享は悦子にキノコ鍋を作るため山奥にキノコ狩りに出かけたらしいが、なんらかの事件に巻き込まれたらしい。何者かに激しい暴行を受け、意識不明のままで予断を許さない状況だ。右京(水谷豊)は伊丹(川原和久)ら捜査一課と捜査を開始する。

 大けがをしている享を119番通報をしたのは女性。しかし、自分の名前も告げず、公衆電話からの通報であることがわかった。どうやら身分を知られたくなかったようだが、ということは、第三者ではなく事件の関係者である可能性が高い。右京は病院の看護師から受け取った享の指に絡みついていた長い茶色の毛の鑑定を米沢(六角精児)に依頼する。(以上公式ホームページより)


甲斐君フィーチャーの回なんだけど、実際彼はベッドの中で、動くのは右京さんと捜1トリオ。
濃い話でね、こういうことがあるのか、一歩間違えると危ない新興宗教に変わるか?
まあ微妙なんだけどな。
あの娘さんは柴本幸さんなんだ。山本学さんはさすが。
あの幽霊シーンは入れていいのか。
出来はいいんじゃないか。


相棒11「オフレコ」

米沢(六角精児)、伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)、そして角田(山西惇)は、享(成宮寛貴)の計らいで、悦子(真飛聖)のCA仲間ら友人たちと合コンをすることに。とはいうものの、享を捜査一課に引っ張ってもらうために“貸し”を作ろうという悦子の作戦なのだが…。
 合コンなのにまったく話がかみ合わない雰囲気の中、一番合コンに乗り気でなかった伊丹とみちる(ともさかりえ)がいい雰囲気に。2人は合コン終了後、店をかえてもう一杯飲みに行くことに…。 (以上公式ホームページより)

単なる自殺騒ぎとも割れたものが・・官僚を巻き込んだ大事に・・でも実は事件性はないんだけども・・。相棒らしい政治がらみ、そしてよく考えれば伊丹祭り・・。
まあ結論は多少肩すかし気味なんだけど、作りはうまい。

どうも甲斐君が相棒になってからの右京さんはちょっと臭い演技(あの料亭、被害者?の自宅とか)・・前二人のときはこんなことはなかったんだけどな、特に亀山君のときは・・うーん、いいのか。

終戦のエンペラー

1945年8月30日、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の司令官としてダグラス・マッカーサー元帥(トミー・リー・ジョーンズ)が日本に上陸。彼は日本文化に精通している部下ボナー・フェラーズ(マシュー・フォックス)に、太平洋戦争の真の責任者を探し出すという極秘任務を下す。わずか10日間という期限の中、懸命な調査で日本国民ですら知らなかった太平洋戦争にまつわる事実を暴き出していくボナー。ついに最大ともいうべき国家機密に近づくが、彼と敵対するGHQのグループや日本人たちの一団が立ちはだかる。(以上yahoo映画より)
 
 
フェラーズ准将 マシュー・フォックス
マッカーサー元帥 トミー・リー・ジョーンズ
アヤ 初音映莉子
鹿島大将 西田敏行
高橋 羽田昌義
東條英機 火野正平
近衛文麿 中村雅俊
関屋貞三郎 夏八木勲
鹿島の妻 桃井かおり
昭和天皇 片岡孝太郎
スタッフ
監督 ピーター・ウェーバー
製作 奈良橋陽子
製作 野村祐人 製作 ゲーリー・フォスター
脚本 デヴィッド・クラス 脚本 ヴェラ・ブラシ
撮影 スチュアート・ドライバラ 音楽 アレックス・ヘッフェス

フィクションの准将の恋愛模様を交えた、戦争直後のマッカーサー元帥と昭和天皇の会見に至るまでの戦後処理の模様を史実をもとに描かれる。歴史好きには興味深い話。恋愛模様はちょっとベタかな。日本の描き方はまあまあ、ふすまの模様がちょっと派手かな。あとはあのぐらいの家なら仏壇が欲しいかな。
トミー・リージョーンズさんがマッカーサーというのはちょっとかな。
でもハリウッド映画にしては日本に好意的に映画いているのがいいのかも(日本人が制作にかかわってるあたりなのか)。佳作。
 

相棒 -劇場版III- 巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ

東京から約300キロ離れた島・鳳凰島で馬に蹴られた男性が死亡する事故が発生。警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)と甲斐享(成宮寛貴)は、不思議なうわさのある島の実態を調査することに。その島は実業家(宅麻伸)が所有し、元自衛隊員が集まり訓練に励んでいた。右京は男性の死亡理由が事故ではなく殺人であると確信。島には特命係、捜査一課、鑑識課が集結するが、彼らを何者かが襲撃し……。

監督
和泉聖治


脚本
輿水泰弘


出演者
水谷豊
成宮寛貴
伊原剛志
釈由美子
風間トオル
宅麻伸
及川光博
石坂浩二

やっとDVD購入。相棒11と12の間の作品ということで、捜1トリオの三浦さんもいる(相棒12初回で退職の設定)

島の秘密の絡みと殺人事件。解決は別になるのだが、最後に殺人事件の謎ときになり相棒の雰囲気に。まあラストでも秘密のエピの解決があるのだけど。

まあ意外に展開は早く、ちょっと肩すかし的な部分もあるが、さすがの相棒かな。十分いつものレヴェルに。むろんあれが簡単に自衛隊から盗み出せるものかなとか・・このあたりはしょうがないんだけどね。でも十分な作品だと思うけどね。個人的には2のほうが面白かったかな。




映画「小さいおうち」

監督
山田洋次


脚本
平松恵美子
 山田洋次


原作
中島京子


キャスト[編集]
平井時子 - 松たか子
布宮タキ - 倍賞千恵子(晩年期)、黒木華(青年期)
平井雅樹 - 片岡孝太郎
板倉正治 - 吉岡秀隆

昭和11年。田舎を出たタキは、東京郊外にある赤い三角屋根の小さな家の女中として働く。その家には、主人の雅樹、美しい妻・時子と愛らしい息子が暮していた。一家は穏やかな日々を過ごしていたが、板倉という青年が現れ、時子と板倉は距離を縮めていく。

なるほど、黒木華がさすがに抜群に良い。昔の雰囲気を持っているということでキャスティングしたらしい。吉岡秀隆君はやはり微妙かな。まあ山田組なので起用されるのかもしれん。
戦前の雰囲気がうまく表現されていていい感じ。あの家もあの時代には少々かわいらしすぎるけど、まあいいのか。タキさんの視線で描かれるせいか、実は不倫の話のどろどろ感が少ない。
ラストのエピは切ないけど。タキさんの気持ちが揺れていてどうにでも読み取れるのがいいのかな。
成人した平井さんの息子が米倉斉加年なのか。これが最後の映画出演らしい。

佳作。




映画「時をかける少女」2010年版

母娘二人暮らしのあかり(仲里依紗)は、母の和子(安田成美)が薬学者として研究を続けている大学に見事合格する。そんな折り、突然母が交通事故に遭い、意識不明の昏睡状態に陥ってしまう。あかりが病院を訪ねると、一瞬意識を取り戻した母は、1972年に戻ってある人との約束を果たすのだとうわ言のように繰り返すばかりで
(以上yahoo映画より)

監督;谷口正晃

仲里依紗:芳山あかり
中尾明慶:溝呂木涼太
安田成美:芳山和子
勝村政信:浅倉吾朗
石丸幹二:深町一夫
青木崇高:ゴテツ/長谷川政道
石橋杏奈:1974年の芳山和子
千代將太:1974年の浅倉吾朗
加藤康起:1972年の深町一夫

原作の主人公の娘の芳山あかり側から脚色した映画。
原作にかなり忠実な大林宣彦監督版とはかなり違う。むろんこれはいい感じの青春映画にはなっていると思う。やはり仲里依紗さんの存在感で押し切る映画。中尾君は地味。
うまく出来てはいるが、やはり原作通りの感じがいいと思うのだが・・・。