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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

流星ワゴンを読む

重松清、「流星ワゴン」を読みました。
<img src="http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/k/khtatu/20060702/20060702141727.jpg">
<ネタバレあり>
息子は高校受験の失敗のショックで引きこもりから家庭内暴力へと、妻は外出を繰り返し夜遅くまで戻らない。崩壊した家族を支える自信もない。もう死んでもいいと思った夫の前に突然現れた不思議な親子の乗ったワゴン車。
気がつくといつのまにかその車の中に。状況を理解できないまま話を聞くうちに二人は交通事故を起したすでに亡くなった親子と言うことに気がつく・・・。
そしてこの車で過去の懐かしい場所に連れて行かれ、なぜか今の自分と同い年の頃の父親に会う・・・。

長編です。SFと思いますが、一種のタイムトラベル。とても不思議な話。しかしそれはロマンティックなものでなく、過去の自分の父親や、妻や、息子の様々な場面に出会う。そしてさかのぼったことで、その時に何をしなければいけなかったかを考え直すと言う・・。しかし過去の出来事は・・・。タイムトラベルのお約束事。家族のきつい話をこのような形であらわすのは面白い・・。
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ディロン〜運命の犬(最終回)ー続き

美佐江が図書館の職員たちと一緒に訳した詩。

<b><font size=4 color="#0000ff">虹の橋
天国のこちら側に虹の橋と呼ばれるているところがあります。動物たちが死んだら行く場所です。そこには草原や丘や谷が有りみんな一緒に走ったり遊んだりしています。たくさんの食べ物、充分な水、いっぱいな日の光があって、あなたの愛する動物は、とっても気持ちよく暮らしています。
そこでは病気だったり年をとっていても、とっても元気になりみんな健康になります。
それはそれは幸せで、何の不満もないのですが、ただひとつ、とっても悲しいことがあります。それはあの世にとっても大切な人を残してしまったことです。いつも一緒に楽しく遊んでいた人を。
でもある日動物たちの一頭が突然立ち止まり、はるか遠いかなたに目を凝らします。
次の瞬間仲間たちから離れ緑の草原を飛ぶように走り出しました。こちらへ向かってくるあなたを見つけたのです。駆け寄った彼らは、再び会えた喜びをいっぱいにしっかりと抱き合います。それから手と手を取り合いあの虹の橋を一緒に渡っていくのです。</font></b>

美佐江の言葉。「ありがとうもごめんなさいも生きている内に聞いておきたい。」
かっての少年の捨て犬アリス。いまは里中家の犬なのだが・・介助犬として訓練を受けることになる。

終わりました。いいねー。美佐江と同じで犬は苦手なのですが、TVで見ている分にはかわいいです。池内淳子さんが、こういう役。やりますね。素敵です。樋口可南子さんとの対決シーンはやっぱり凄いです。
蓮さんもお母さんの入院の時のシーンはよかった。
可南子さんはゆったりとしていて優しくていいです。

ディロン〜運命の犬(最終回)

<ネタバレあり>
耕平夫婦が帰宅すると耕平の母美佐江が倒れていた。救急車を呼び、緊急入院となる。母の処置を待つ間、動揺し尋常でない様子の耕平に命じられ麻利は家まで美佐江の荷物を取りに戻るが、そこで友人に宛てた書きかけの手紙を目にする。そこには実際の生活とは異なる、三人の和やかな団欒の様子が書かれており二人はショックを受ける。
脳梗塞で右半身麻痺が残った美佐江は家に戻るとディロンとのリハビリを望む。犬嫌いの母の申し出に嬉しい麻利だが、必死のリハビリに楽しそうな様子はなく、我慢をして頑張る姿に麻利は疑問を感じる。なかなか回復しないことを焦る美佐江に麻利は、ディロンは頑張れとは言わずに寄り添うからこそ弱い私でも頑張ってこれたのだと話す…。二人は本音をぶつけ合う。
美佐江のリハビリはディロン抜きになったが、それでも時間をかけたリハビリは功を奏し、美佐江の症状は徐々に回復していった。
ディロンは10歳を超え老犬となり、セラピー犬を引退する。耕平の提案で介助犬として活躍していたハッピーが、現在の飼主の都合で一次介護犬センターに戻っているのを里中家に引き取ることとなる。
ある日麻利は、美佐江に自分の生い立ちを話す。9歳のときに両親が離婚して、母は弟を連れて家を出、自分は父のもとに残されてしまう。
耕平と結婚しても子供が出来なかったため、自分は母親がどう存在か分からないと言う。美佐江は麻利を頼りにすると言う。耕平よりも・・・。
そして美佐江は図書館で借りた本の中に忘れてあった英語の詩を、図書館の人と協力して翻訳したとはなす。(つづく)

弁護士のくず〜最終回

<ネタバレあり>
銀行員の笹野は婚約者のみはるを呼び出した。笹野は結婚式を目前にして突然銀行を辞め、カレー屋を始めると言い出した。驚くみはるは帰ってしまう。しばらくして笹野にみはるから慰謝料請求の内容証明が送られてきた。笹野は慰謝料の支払い方の相談で、九頭と武田の元を訪れる。笹野は「自分が悪いから慰謝料の支払いを進めて欲しい」と頼む。ところが、みはるの代理人から500万円の慰謝料では納得がいかないと言い出したと聞き、何度かやり取するうちに結局裁判で争うことになってしまう。
笹野は自分から婚約破棄を言い出したことを黙っていたため、裁判の先行きは不利になってしまう。
一方、裁判中に突然みはるが白石事務所を訪ねてきた。
武田は双方に弁護士が入っているので、自分ひとりで本人と直接交渉出来ないとみはるを帰してしまう。何のために訪ねて来たのか気になっていた矢先、武田のところにみはるが睡眠薬を多く飲みすぎ病院に運ばれたと連絡が入る。あわてて病院へ駆けつけた武田は、笹野から解任を言い渡される。自分を責める武田は、弁護士を辞めたいと言い出す。
加藤弁護士と古本屋の国光は、居酒屋で武田に、昔久頭と加藤が裁判でやりあった時のことを話す。
結局九頭は、会社の不正を告発した加藤の元彼だった会社員の訴えを生かすことが出来ず、会社員に謝るが、彼は自分の言いたいことは話せたので満足だったと久頭に礼を言う。
九頭は武田に、裁判では勝つことが大事だが、原告や被告が本音を言える場所でもあると話す。

そして裁判が始まる。笹野が銀行を辞めたのは、貸し剥がしの担当になって、取引先の家族が心中をされてしまったということを知り、ショックを受けて辞めてしまったと言うこと、無職では結婚生活に責任がもてないので、婚約破棄を言い出したと話す。
九頭はみはるがずっと婚約指輪をしているのに気がついていて、それを追求すると、遂にみはるの本音が飛び出す・・・。
結局裁判は取り下げられることになった・・・。

伊藤英明君がシリアスモード。いい感じです。でも結局最後のほうではいつものようにキャバクラではじけモード。この落差がいいですねー。
それとやっぱり、豊川さんがうまいな。原作とはちょっと違うような奇抜なファッション。はじけたキャラ。しかし原作どおりのへそ曲がりな反語的な物言いと。いい感じです。

医龍〜最終回

<ネタバレあり>
臨時教授会の最中にバチスタ手術を実行すると言う奇策に出た朝田とバチスタチームだったが、生後6ヶ月の子供で術前の検査が充分に行えなかったため、開胸後冠動脈瘤があることが分かる。加藤は手術の続行は困難と朝田に話すが、朝田は秘策があるという。
一方、霧島は木原からバチスタ手術が順調に行われていると告げられ動揺し、病院を抜け出し、さ迷い歩く。
朝田は鮮やかな手際で短時間で手術を実行してゆく、そんな中ERに転落事故で瀕死の患者が運ばれてくる。手伝いに出た木原は驚く、霧島軍司だったのだ。霧島の症状は重篤を極め遂には心停止を起す。木原は朝田が明真大学病院に来た時の同様な症状の患者を朝田が助けたことを思い出し、バチスタ手術中の部屋に朝田を呼びに行く。加藤は断ろうとするが、朝田は15分だけ時間をくれと言う、その間は加藤と伊集院に手術を任せ、ERに向かうことになる。
朝田はERに来ると驚くべき速さで傷口を縫合し、心臓を直接マッサージし、蘇生させる。
そして再びバチスタ手術に向かう。朝田はまたもや触診で問題の部位を捜すが、触診では見つからなかった。加藤は続行は困難と言うが、朝田は新バチスタと称して心筋をオーバーラップさせ縫合し、結果的に心臓の大きさを小さくすることに成功する・・・。
バチスタ手術は成功し、加藤は教授となる。回復した霧島はアメリカへ行き、自分で新しくバチスタチームを作ると加藤に話す・・。
そんな中朝田はまたもMSAPの誘いで、戦場に行くという・・・・。

最終回は手術シーンばかり、面白かったです。リアルさはどこまであるか分かりませんが技術を納得させるような説得力はあったようです。
北村一樹が悪役が似合っていい感じ。岸部一徳さんが追い詰められた感じが面白い。やっぱりうまいですね。

ディロン〜運命の犬

<ネタバレあり>
第4回
麻利とディロンは病院のリハビリ施設に通うようになる。廃屋に捨てられていたのを動物保護センターの浅倉の計らいで、里中家の犬となったハッピーをとてもかわいがる耕平は、4年後に控えた定年と会社での微妙な立場に心を塞がれる。ある日、耕平は会社を休んで母美佐江の家に立ち寄るが、美佐江と談笑するうちに、美佐江がガス台の脇の壁の焦げを隠しているのを見つける。一人暮らしの不注意を心配した耕平は、母と一緒に暮らすことを決める。一方、獣医の森山からはハッピーに介助犬になるための訓練を受けさせてはどうかと持ちかけられ、ハッピーがかわいくて仕方ない耕平は断ってしまう。
耕平は自分のかっての子飼いの部下が独立して起業している事務所を尋ねるが、自分の再就職の事は言い出せないままになってしまう。
悩む耕平は、定年が迫っている会社や、母との暮らしにけじめをつけるため、ハッピーを介助犬の訓練に送り出す。別れの日、まともに見送れない耕平は、ハッピーに逃げていた自分の心中を初めて麻利に語る…。
美佐江が里中家にやってくる、犬が嫌いな美佐江は部屋に閉じこもる。そんな美佐江に耕平はつい声を荒げてしまう。
耕平は我慢していたハッピーが介助犬として働いているところを見たいと麻利に話す。そして二人はハッピーの新しい飼主の家の近くにやってくる。そして雨の中、飼主の車椅子が段差を越すのを、紐をくわえて手伝っているハッピーを見つける。
ハッピーは頑張っていた。二人は感動する。
耕平はプライドを捨て、かっての部下の会社に再就職を頼みに行く・・・。

今回もいい話。ハッピーは介助犬になったのですね。里心がつくといけないのでハッピーに見つからないようにこっそりと見ている二人の姿がとても感動的です。そして耕平の母との接し方や、再就職も身につまされる話。大杉蓮さんが地味ながらうまく演じています。

ブスの瞳に恋してる(最終回)

<ネタバレあり>
おさむからプロポーズされた美幸は、なぜか電話でおさむに「結婚できない」と言ってしまう。結婚式の日がW-1グランプリの決勝戦の日と重なるためだった。おさむは美幸にぜったいに間に会うからと言って励まし、美幸もその日に結婚式をすることをやっと納得する。
W-1での衣装に悩むB-3は、美幸の発案で、美幸だけ結婚式のウエディングドレスをそのままW-1の舞台でも使うことにした。
結婚式当日、いったん結婚式場で衣装の準備をした美幸は、万一式に間に合わなかったことを考え、父の夢であるバージンロードを歩く予行演習をしようとするが、父義男はかたくなに拒否する。本番で歩かなきゃ意味がないという。
おさむはきっと間に合うと美幸に言う。そして美幸はW-1の会場にウエディングドレスのまま急ぐ。
W-1が始まる。運悪くB-3は一番最後の順番。本番が近づいて緊張する美幸を、TVの舞台裏中継で知った義男は、おさむに美幸を励ますように頼む。おさむは美幸に電話し励ます。美幸は平常心を取り戻す。
ついにB-3のネタが終了する。結果を待たず式場に急ぐ美幸。直後にB-3の優勝が決まる。喜ぶ残ったB-3のメンバーたち。
式場ではもう式が始まっていた。美幸が現れないまま牧師の誓いの言葉になるが、そこに美幸が駆けつける、しかしあせって転んでしまう。しかし転んでしまう美幸の様子をおさむは天使の動きのように感じる。美幸を義男が助け起こし、そのままバージンロードを歩くことになる。こうして二人は結婚したのだった・・・・。

うーん結末は分かっているだけに、まあ式に間に合うかだけかな・・。でもここでも渡辺哲のお父さんがとってもいい。MEGUMIさんと滝沢沙織さんのルームメイトが暖かくていいなー。後は室井滋さんかな、ラーメン屋の女将は似合っています。

おいしいプロポーズ(最終回)

<ネタバレあり>
道造が入院したことで、社長の仕事のカバーが春樹に回ってきた、春樹は忙しく鈴子と会うことも出来ない。一方道造は密かに新装バンビーナでのミチルと春樹との婚約パーティの招待状を関係者に発送してしまう。
ミチルが社員食堂で手伝いをしている鈴子に会いに来る。訝る鈴子にミチルは婚約パーティの招待状を突きつける。
鈴子はある決意をし、入院している道造に会いに行く。
バンビーナの改装が出来上がる。そこでの従業員のミーティングで鈴子は店を辞めることを話す。鈴子は新シェフの下でなく自分でシェフとしてやっていきたいと皆に話す。そして深夜に仕事を終えてやってきた春樹に、又片思いのスープを作る。
そして春樹に別れを告げる。驚く春樹。鈴子は道造に店を出す資金を頂いたと小切手を見せる。鈴子は手切れ金のように説明する。翌日春樹はもう一度鈴子に話したいと連絡をとるが逆に別れを言い渡されてしまう。
婚約パーティの日、鈴子がイタリアへ旅立ったのを見送った藤森が春樹のもとへやってくる。藤森は道造からもらった手切れ金の小切手を藤森に託して、返すように預かってきたのだ。藤森は鈴子の真意を春樹に伝える。自分と一緒になることで春樹の人生を変えてしまうことは出来ないと言うのだ。
春樹は婚約パーティに遅れてやってくる。そして・・・・・。

終わりました。今クールははっきりした恋愛ドラマはこれだけ。まあいいんじゃないかな。小出君はやっぱり貫禄は不足するけど、初々しさはもうひとつか。
ハセキョーは普通っぽい。でもパーティシーンはやっぱり綺麗で、まあいい感じじゃないですか。それだけに小出君がちょっと弱いかな。サエコさんがねー。ありがちな敵役もう蓮っ葉娘で。社長令嬢とは思えない・・。

弁護士のくず

<ネタバレあり>
第11回
下着メーカの女社長大塚小百合は、夫平太の車でドライブ中、平太から車のダッシュボードに載っている空き缶を取るように言われる。平田の言葉を無視する小百合に平太は怒って離婚を宣言する。
小百合は白石法律事務所に来る。夫を結婚詐欺で訴えたいと言う。久頭と武田は小百合に結婚して主夫の仕事をちゃんとしている平太を訴えることは出来ないと言う。小百合はそれなら慰謝料を1億円要求すると言う。
久頭と武田は平太に会いに行く。平太は仕事にかこつけて、息子翼の行事に参加しない小百合に愛想が尽きたと言う。
今度は翼は一人で事務所にやってきて離婚を止めてくれという。実は小百合が翼を事務所に行かせたのだった。
小百合の要求に実は離婚したくない小百合の真意を感じた九頭はある話をする。

相変らず豊川さん面白い。最後のユングの話(実は嘘)は騙されてしまいました。
でも面白い話。

ギャルサー最終回

<ネタバレあり>
集会所に入ったシンノスケはガス爆発に遭ってしまう。商店主たちの焼肉パーティで使ったプロパンガスのホースが外れてガスが充満していたのだった。瀕死の重傷を負って救急車で病院に運ばれる。エンゼルハートのメンバーたちは病院に駆けつけ、シンノスケのために輸血をする。一之瀬も駆けつけるが医者はシンノスケの容態が芳しくないことを告げる。
一方アリゾナでもジェロニモ3世一家もタイフーンの直撃を受ける。タイフーンの被害にあったことを知った一之瀬はアリゾナのジェロニモたちを探しに出かける。ようやく探し当てた一之瀬は、ジェロニモを病院に連れて行く。
ジェロニモはシンノスケの命を助けるには儀式しかないと言う。一之瀬は夜中にこっそりシンノスケを公園に連れて行く。
エンゼルハートのメンバーらが苦労して集めた儀式のグッズを使い、そしてジェロニモが柳下の店のまな板でブーメランを作る。しかしブーメランはうまく飛ばない。すると柳下がやってきて、店のレコードを切ってブーメランを作る。柳下も土谷らに影響され、シンノスケを助けようと思ったのだ。
ブーメランはうまく飛んだのだが・・・。

面白かったですねー。最後もシンノスケは先生としてのまとめ。ギャルたちはいつのまにかシンノスケを慕い。帰国するシンノスケを引きとめようとします。しかしシンノスケは自分たちで何とかするように言います。
サキちゃんがカウボーイの扮装をして精神をまねしようとするのはおかしい。佐藤隆太くんは警官がとても似合ってます。
古田新太とシンノスケのやり取りは面白かった。いつのまにかギャル語を駆使する新太くんは器用ですねー。

ギャルサーの舞台:渋谷
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