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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「ツレがうつになりまして」






 仕事をバリバリこなすサラリーマンの夫、通称ツレ(堺雅人)が、ある日突然、心因性うつ病だと診断される。
結婚5年目でありながら、ツレの変化にまったく気付かなかった妻・晴子(宮﨑あおい)は、妻としての自分を反省する一方、
うつ病の原因が会社にあったことからツレに退職を迫る。会社を辞めたツレは除々に体調を回復させていくが…。
(以上AMAZON解説より)

NHK-BSにて、途中から見たのですが、TVドラマ版で筋はわかっているので・・まあ知っている方にもいるので何とも言えませんが。明るい話にしているのがいいのかもしれません。

この奥さんの明るい性格がいいのかも知れないし。まあいい話なんだけど。夫婦愛情物語としてもいいんだけど、微妙さも感じる。
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TVドラマ「ペコロスの母に会いに行く」

NHKBS2013年放送

キャスト
雄一:イッセー尾形
草村礼子
モロ師岡
柾木玲弥
山田真歩
安藤サクラ
木内みどり


スタッフ
脚本:青島武
演出:坂部康二
プロデューサー:三好保洋
制作統括:堤啓介、松井奈緒子
資料提供:岡野雄一「ペコロスの玉手箱」「ペコロスの母に会いに行く」、西日本新聞社、吉田隆
撮影協力:長崎フィルムコミッション
制作・著作:東北新社、NHK

岡野さんとお母さんの実写部分もあり、ドキュメンタリードラマといっていいのかな。
映画版と比べてシリアスなつくり。
草村礼子さんがさすがに良い。短いが、快作。


映画「ペコロスの母に会いに行く」





長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち(岩松了)。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとる(加瀬亮)の死を契機に認知症を発症した母みつえ(赤木春恵)の面倒を見ていた。迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。
(以上yahoo映画より)

監督
森崎東


脚本
阿久根知昭


原作
岡野雄一


製作
井之原尊


出演者
岩松了
赤木春恵
原田貴和子
加瀬亮

TVドラマもありますがこれは映画版。
俳優の岩松さんてあまり好みじゃないけどもこれは悪くない。なんっといっても赤木春恵さんが好演。戦中から戦後史を思わせる。そして長崎ということも。切ない話。快作。





映画「ジュブナイル」

少年達と未知のロボットとの交流を描いたSFファンタジー。2000年。夏休みを利用してキャンプに来ていた岬、裕介、俊也、秀隆の4人は、キャンプ最後の夜、森に落ちるまぶしい光を目撃。早速、光を追って森の中に入った4人は、そこで奇妙なロボット・テトラと出会う。こっそり持ち帰ったテトラを裕介の部屋で飼うことにした4人は、近所の発明家・神崎のところでテトラの謎を解明しようとする。一方、そのころ太平洋上に三角形の謎の巨大物体が出現して……。
(以上yahoo映画より)

鈴木杏ちゃんが少女で・・話は少年向けSFなんだろう。終盤の戦闘シーンのCGは2000年にしては良くできているということかな。今見ると微妙だけど、そんなに気にはならない。普通に楽しめる作品。ラストの繰り返しのロジックはよくある話。でもここではいい感じかな。まあ達郎さんのテーマ曲をラストで聞くための鑑賞だったんだけど普通に楽しい。


相棒10「あすなろの唄」

大学の微生物学研究室で、教授の高松肇(酒向芳)が遺体で発見された。高松教授は、「バクテクロリス」という細菌から重油とほぼ同じ成分を作りだす画期的な研究を進めていた。

 当初は病死と思われたが、遺体の臭いに疑問を抱いた右京(水谷豊)がにらんだ通り、硫化水素の吸引による窒息死であることが判明。


 共同研究者の栗田(利重剛)によると、高松教授なら高濃度の硫化水素を作りだすことも可能だというが、現場の研究室に硫化水素の痕跡はなかった。
(以上公式ホームページより)

過去にもレビューしておりますが。早めに容疑者の振りがあって、ほぼ倒叙形式のような。
利重さんがうまい。まあ本当にこんな微生物(というか植物なのかな)があったらなー。
ちょっとしたアクションもあって。

まあこの時のシリーズ、研究室の話がまた合って(かぶるのか)リアルタイムではなんだかなと思うんですがこちらの方が出来がいい。


高倉健のイメージは美化されすぎ???

こういう記事があったのですが

まあ賛成にはできないものの、健さんが悪役をやりたがっていたのはひょっとしたらうなづける話かも。丁度、寅さん役以外をやりたがった渥美清さんのように(渥美さんの若いころの話)。

あいにく「新幹線大爆破」は見ていないんだけど、レンタルは当分は無理だろうなー。

健さんがお話を良くされる方というのは、NHKのドキュメンタリーで発見したのだけれど。

ビストロスマップや、スマステーションに出たシーンのダイジェストが放映されましたが、両方ともリアルタイムでも見ておりますが。なかなか話好きなんですね。

むろん滑らかには話されませんけど、人間性が出ていいと思うんですが。


映画「鉄道員(ぽっぽや)」(高倉健追悼)




北海道のローカル線、幌舞線の終着駅・幌舞。駅長・佐藤乙松は筋金入りのぽっぽや。職務に忠実なあまり、生後2ヵ月で死んでいった娘や思いがけない病で死んだ妻を見取ることさえできなかった。佐藤は近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた……。

監督
降旗康男


原作
浅田次郎


出演者
高倉健
大竹しのぶ
広末涼子
小林稔侍


主題歌
坂本美雨『鉄道員』


撮影
木村大作

WOWOWにて、これは放送のみかな2回目です。

後半の広末さんとのシーンが何ともセンチで泣かせる。

この当時は68歳だが現実に68歳はそう老けてはいないんだけど、ここでは老けメイクで、老いを感じさせることで切なさを表現している。
ストーリーとしては後半ファンタジー色がきついのだが、ここらが泣かせどころなのかな、まあ渋すぎきつすぎるぽっぽやとしての人生を描いているのだが。おそらくは原作よりは不器用さや頑固な感じを強めて、健さんとしての意味合いを出しているような。

あとは大竹しのぶさんが抜群に良い。健さん映画では共演女優の実力が高いのだが、ここでもそうなんだな。


NHK「プロフェッショナル仕事の流儀~高倉健スペシャル」

映画「あなたへ」の公開当時(2012年9月)に放映されたドキュメンタリーの再放送。
おそらくプライベートの健さんがこんなに長く放映されたのは初めてだろうな。

まあ今から考えるからだけど予感はあったのだろうか。この時は81歳だから、撮影当時は80歳だし、嫌でも考えるんだろうと思います。

でもまあこれで健さんの実像が部分的にでもわかったような気がするのは良かったのかなー。
まあ実質的なメイキングで、プロモーションの意味合いもあるんだけど。
共演者やスタッフ、ロケ先の住民との触れ合いが楽しく、ちょっと好々爺的な雰囲気も出ている健さんがまぶしい( ;∀;)

映画「あなたへ」(高倉健追悼)


メ~テレ(TV朝日系)で放送。TVでは2回目かな。DVD持ってますから。
途中から鑑賞。余貴美子さんがあの紹介で書いた電話番号の文字で旦那の存在を知るという振りにやっと気が付くんだけど。
そのことが倉島さん(健さん)に伝わったのかどのタイミングか相変わらずわからない、まあでもそんなことはもういいんだな。結局これが大滝さんのみならず健さんにとっても遺作になってしまった。

まあ老人といおうか初老というかちょっと年齢のいった健さんのイメージを演じている。まあしょうがないんだけど。若い時のような役作りをしてはいけないということだろうな。

まあネットの情報によればその前のあたりで前立腺がんを患ったそうで、このあたりが映画出演が間が空いたということだろうか。
まあ年齢なので・・しょうがないか。


映画「駅~STATION」(高倉健追悼)



警察官の英次は過酷な仕事とオリンピックの射撃選手として練習が続いたことが原因で妻・直子と離婚した……。1976年。オリンピック強化コーチのかたわら、連続通り魔を追う英次。犯人として浮かんだ吉松五郎を捕まえるため、妹のすず子の尾行を開始する……。1979年。故郷の雄冬に帰る英次だったが、連絡船が欠航となったため仕方なく居酒屋“桐子”に入る……。
(以上yahoo映画より)

映画館、TVでも鑑賞。今回は見たのは(BS-TBS)後半部分のみだが、まあ振りはあるものの、倍賞千恵子さんとの絡みでいいんじゃないか。桐子の思いが微妙なのだが、まあここらはぼかしていい。
やはりこれは健さんでないと再現できない役柄。やや長いが振りが多いのでこれはしょうがないかな。そしてやはり居酒屋「桐子」のシーンが白眉。そしてちょっときつい結末。
健さん映画として意味合いが深い。