「29歳のクリスマス」第1話、第2話を見る。
1994年作品。この地方ではこの季節になると再放送になることは多いです。
マライヤキャリーの主題歌の関係でDVD化の許可が下りていない現状では再放送に頼るしかないですね。リアルタイムでは終盤のみしか見てません。何せ夕方なので留守録画に頼るのですがいつもどうもうまく行かなくて。
まあ今回はどうしようか。HDDレコーダが欲しくなる今日この頃なんですが。
さすがに鎌田敏夫さんの名作。もちろん風俗はちょっと古くはなっているけど、意外に大人向けの挿話が多いこの作品。やっぱりじっくり見たいような・・。
山口智子さんのいい時代の作品。95年には「王様のレストラン」、96年にはおなじみ「ロンバケ」に出演。そしてこれ以後智子さんは連ドラに出演していない。
「やまとなでしこ」第9話を見る。
再放送見るのでは何回目でしょうか。もちろん通しては見れません。通してみたのはリアルタイムのときだけ。
9回目は桜子の父が尋ねてくる話。桜子は実家が貧乏だったことは婚約者の東十条さんに隠しているのですが、本当はお父さんは漁師で、漁師らしく親父っぽくがさつなんですが、お父さんに会いたがる東十条さんに、豪華客船の船長と嘘をついて会わせようとはしないんです。でもお父さんが桜子を尋ねてきていることを東十条さんが知ってしまい、やむなくお父さんに船長のキャラを演じさせることになります。欧介君はそんな桜子に怒って殴ってしまいます・・・。
このドラマはよく出来ていますわ。奈々子さんもこのとんでもないキャラが合っているし。今回は小野武彦さんがいつものお父さん役でさすがに手馴れていい感じ。
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木曜ドラマ版「家政婦は見た」再放送を見ました。第2回なんです。
コンビニを経営する一家の家政婦として派遣される秋子。頑張る店長である奥さんの意気込みとは裏腹に、ご主人やおじいちゃん、二人の子供は忙しすぎるお母さんにしらけきっていた。そんな中コンビニの仕入れ個数がおかしかったり店の品物がなくなったりおかしなことが起こる。そして秋子はうち引き(店員による万引き)を疑った奥さんの依頼でこっそり店員を調べ始めるが・・。意外な犯人が見つかる・・・。
連続ドラマで1クール放映されているとは知りませんでした。数作の2時間ドラマはチラ見のみで通して見ていません。
なんということも無く軽い感じで終わってしまいました。1時間ではこんなものかなー。まあ重い話はありませんのでいいんじゃないかとは思いますが
俊二は強制送還された後、2度も米軍に拘束され、母もその間病気にかかってしまう。瞬時は後になって母が朋子から瞬時宛に来た手紙を全部日本に送り返してしまったことを知る。それでも母を責められなかったと話す。そしていつしか俊二は朋子を追いかけることが帰って智子を苦しめることになるのではと考えるようになった。そして朝鮮戦争が終わった後、貿易会社を起こし、そこで働く若い女性と結婚したと話す。
朋子はもう夢には出てこないでと俊二に話す。うなづく俊二。
半年後俊二は亡くなる。そして夫の野中もその3年後に亡くなってしまう。しかし朋子は今も健在である・・・。(終わり)
うーん。まあ長い時代の話で、少々走りましたかな・・。朋子が野中に心を傾けるのも、清美の振りがあるとはいえ何か急すぎるというか。野中の母の嫁いじめもどこかでみたような、娘が急に朋子に心を許すのが何か唐突。ここらは朋子が気持ちを戻す大事なシーンだけにちょっと残念。
まあ最後の爽快感は少しだけどこの思い歴史がらみの話、一定の意味は有ったのかな?
写真は現在の釜山港です。(ウイキペディアより画像お借りしました)
<ネタバレあり>
俊二を案じて朋子は朝鮮に何度も手紙を出すが、俊二の行方はわからない。
翌年、朋子は朝鮮時代の職場で世話になった上司の市岡に乞われ、伊藤の家を出、ひとり働き始める。そこで市岡と懇意の新聞記者、野中と知り合う。野中は俊二のことが片時も頭から離れない朋子を気に掛け、朝鮮の知り合いに連絡を取り俊二の行方をあたるが、俊二は母の家には戻っていないという。
思い詰めた朋子は釜山に渡ろうと密航を企て逮捕される。博多まで朋子の身柄を引き取りに来たのは野中だった。父親のような懐かしさを野中に感じながらも俊二を忘れられない朋子は、野中からの思いがけない結婚の申し込みにも応じられない。しかし野中は何年でも待つと告げる。
そんな中、一緒に帰国した岡田清美と再会する。清美は再婚したという。清美は朋子に、いつまでも会えるかどうかわからない人を待つよりも、死んだと思ったほうがいいという。
清美は人生の第2幕が始まったという。朋子にも第2幕に入るように進める。
これが最後だと自分に言い聞かせ朋子は俊二に手紙を出す。やがて返事の来ぬまま朝鮮戦争が勃発した。朋子は全てを断ち切る決心をし、野中の母に会いに行く。
そして野中とその連れ子、そして野中の母との生活が始まる。しかし野中の娘は最初朋子になつかない。そして何かとつらく当たる野中の母。
そして母は野中の助言で内緒にしていた朋子の戦後の俊二との生活を知ってしまい、激怒する。しかし家を出て行こうとする朋子を、野中の娘が引き止める。懸命に主婦として努める娘はいつしか朋子を慕っていたのだった。
数年たち、寝たきり生活になった野中の母を朋子は懸命に看護する。そして野中の母はなくなる。
昭和50年、野中が1通の手紙を朋子に見せる。それは俊二からの手紙だった。俊二は貿易会社を起こし再婚したという。そして今は末期がんで余命いくばくもないという。驚く朋子。俊二は釜山まで会いに来て欲しいといっているという。朋子は行かないというが、野中の進めで会いに行くことになる。
大きい邸宅で朋子を待っていた俊二。そして俊二は連れて行きたいところがあるという。翌日俊二の乗った車椅子を押す朋子。二人は玄界灘を一望できる崖の上にいる。
<ネタバレあり>
亡き父の実家を追い出され、迷った朋子は叔父の進藤登を頼る。しかし登も全財産をなくし、弟の家に居候している。朋子は登の弟のお情けで家に置いてもらうが、周囲の目は厳しく、登も朋子をかばうことは出来ない。そんな中いきなり俊二が現れ、朋子に朝鮮に戻って朋子も朝鮮人になるように話し、プロポーズする。
そして二人は朝鮮へ渡るが、二人は入国したとたん尋問を受けてしまう。そして朋子は朝鮮にとどまるということを条件に釈放される。そして同じく釈放された俊二とともに俊二の故郷へ行き、俊二の母と弟から歓迎を受ける。しかし俊二の母は朋子が朝鮮人になることに反対し、逆に俊二とともに日本で暮らすことを進める。
俊二が日本への密航船を手配し、二人は日本に行く。そして京都に住む、俊二の憲兵時代の上官の伊藤久信を頼る。
伊藤の家の2階を間借りして、二人は屋台を営み生計を立てる。しかし生活のため俊二はいつしか危ない仕事に手を染める。
昭和21年9月、俊二は警察に密入国と不法滞在と薬事法違反で捕まってしまう。そして俊二は朝鮮に強制送還されてしまう。
波乱万丈というか、メロドラマっぽいんですが、恭子ちゃんの演技も相変わらず濃いし・・。
歴史的にどこまで現実的なのかはわかりません。
<ネタバレあり>
1945年、終戦直前、韓国在住の日本人、吉江朋子は父順吉とともに釜山郊外へ疎開るため列車に乗車していたが、父の服装のことで十階の憲兵にとがめられ近くの駅で降ろされて尋問を受けてしまう。しかし憲兵の一人が順吉の経営していた会社を知っていたことから、その憲兵のとりなしを得て、無事疎開先に行くことが出来た。しかし病気で体の弱っていた順吉は疎開先で亡くなってしまう。
母もすでに亡くなっていて、身寄りの無い吉江智子は仕方なく叔父の家で世話になることになる。
そして8月15日終戦を迎えた朝鮮半島釜山。植民地から一転、民族独立の夢に沸く中、叔父が経営する海運会社で働く吉江朋子と、あの憲兵だった青年木戸俊二は再び出会った。叔父の進藤の海運会社に通訳として迎えられた木戸には、まだ生きていた父親が憲兵に睨まれた時、助けられたことを朋子はよく覚えていた。
両親を相次いで失った朋子を木戸は気遣った。そんな時進藤夫婦は朋子を残して日本へ引き揚げてしまう。
朋子は両親の遺骨を疎開先だった郊外のお寺まで取りに行きたいと願う。一人ぼっちの自分にはもう他に何もない。しかし敗戦国の日本人は朝鮮の列車に乗ることが出来ない。そんな朋子にチマチョゴリを着せ、日本人は行くことの許されない北行きの列車に智子を連れ木戸は飛び乗る。お寺に着きぽつんと残された二つの遺骨を抱え、「死にたい」とつぶやく朋子を木戸が激しく揺さぶる。「生きろ」と熱い思いで朋子の肩を抱いた。日本へは一緒に引き揚げてほしいと呟く朋子に、木戸は悲しい目を向ける。創氏改名で木戸を名乗っているが、自分は朝鮮人だと告げる。名前は朴俊仁だと。朋子は言葉も出ない。
数日後、学生時代の親友清美に誘われ引揚の期日が決まった朋子に、朴はこの地に残って自分と結婚してくれと告げる。呆然の朋子は、祖国を捨てられないと泣きながら拒む。そして叔父が帰国してしまった後、女学校時代の親友岡田清美の計らいで、清美と一緒に引揚船に乗り込む朋子だった。
父の故郷に着いた朋子、しかし父の実家の親戚たちはかつて順吉が折り合いの悪かった吉江本家とのトラブルを避けるため朋子を追い出してしまう。そして朋子は仕方なく母の実家に向かうのだった・・・。
深い話なんです。でもなんとなくいつものような切り口のような、うーんまあわかりませんが、戦争によって本当は憎みあう立場の二人に、まあいきさつはあるにせよ恋愛感情がうまれるのかわかりませんが????
(つづき)
本社の会議で新しい調査資料を握りつぶそうとする幹部に、一平は抗議する。しかし受け入れられない。同席した夏海は、この資料のことを黙っていると開発を許可した監督官庁の信頼関係を失う、逆にこの資料を裁判所に提出すれば、裁判官は原告との必ず和解勧告をしてくるはずと説得する。
そして新資料が被告側より提出され、恭介は双方に和解を提示する。和解を受け入れないというみづきに、恭介は完全に工事を差し止めるには新たな行政訴訟を起こさなければならない。二つの裁判を抱えることになると説得する。「どうでしょう。そんなリスクを避けて、今ある計画を、地下水への影響がない計画に、希少生物への影響もない計画に、確実に変更してもらった方が、 いいのではないでしょうか。」恭介は言う。
そして原告側も和解の受け入れを同意し、和解の話し合いが行われ恭介が、島の動物たちに影響を与えないような縮小した建設案を提案する。その中には海亀の観光施設という新たな島の暮らしを体験できるような建設案も含まれていた・・。
海岸で島言葉を勉強している恭介のところへ夏海がやってきた。東京の事務所をやめて大美島で自分の父のあとを継ぎ弁護事務所を開くという。微笑む恭介。
終わりました。西島君には合った役でしたね。浅野温子さんの弁護士役も合っています。
まあ最後の裁判はやや予定調和に走ったようですが。理想として書くのは多少甘くてもいいんじゃないですか。
<ネタバレあり>
三沢恭介(西島秀俊)は久しぶりで休みを取り、家族で行った自然観察会で知り合った観察員の新元みづき(遠藤久美子)から、自然環境を破壊する大美島リゾート建設構想を差し止めの訴訟を受ける。
一方、畑夏海(浅野温子)は、東京の弁護士事務所から、そのリゾート開発を進める会社に力を貸すよう依頼される。リゾートホテルの開発を担当する麓一平(岡田浩暉)は、大美島の出身で島の自然をこよなく愛し、環境保護に十分配慮した計画であることに自信をもっていた。そして原告側の新元みづきとも幼なじみでもあった。
そして裁判が始まる。恭介は、被告側が提出した証拠書類のなかで、建設による原生林の地下水への影響があいまいな表現であることに目をつけ、原告と被告の双方に地下水への影響の調査を命じる。そして法廷では、双方の調査の結果、影響なしと明言する被告側と、影響がないとは言えないとする原告側とが真っ向から対立する…。
しかし一平は夏美の事務所でもうひとつの調査書類を眼にする。それにはリゾート施設の建設によって浅い地下水脈に影響を与える可能性があると書いてあった。驚く激怒する一平。
<ネタバレあり>
第3回
三沢恭介は島で起きた殺人事件を受け持つ。恭介にとっては殺人事件の審理は初めてのことだった。審理は出張してきた2人の裁判官とともに3人の合議制で裁判を進めることになる。
長年の介護の果てに寝たきりの夫を殺した妻の裁判。しかし恭介は現場の証拠写真の被害者の顔が安らかなのに気がつき。改めて殺人現場の被告の自宅に行き、被害者がつけたノートを入手する。そしてそのノートの最後に書かれた文字を見た恭介は・・・。
第4回
三沢恭介は、島で起きた交通事故の裁判を受け持つ。被告の新城瞳は運転中に母親と保育園児の子供をはねてしまい、業務上過失致死で在宅起訴されていた。瞳も離婚して一人で幼い保育園児二人を育てていた。恭介は実刑判決を下した場合の瞳の子供たちの養育のことを考える。そして一方で子供を亡くし悲しみにくれている被害者の遺族の心情を思い悩む・・・。
この2本は重い話。特に交通事故での判決で悩む恭介の判断。これはつらい。判決の内容を批判するような新聞の記事のことにあえて触れない妻の麗子の気遣い。
恭介は新聞記事を読んでも妻の気持ちを察し。自分も触れない。そして加害者につながりのあることを隠している野見山さんの気持ちと、うまく書いていると思います。
途中でのおばあちゃんの年齢の挿話も、息子の手紙に消されていた文字が重いなー。さりげない戦争批判。いいですね。
たまたま見ました。シリーズ第28作第11回なんですが、何でかと言うと東野英心さんが出ているからで、そうあの初代黄門様、東野英治郎の息子なんです。ちなみに英心さんはこの年に(2000年放送分)亡くなっています。遺作ではないですがそれに近いのかな。
英心さんの記憶は私はやはり中学生日記の東先生なんですがね・・。このころはまだ中学生日記、時々は見ていましたので。
まあ話はいつもの通り、その土地の役人やらが豪商とからんで悪事を働くのを懲らしめると言うことですな、今回は英心さんが石屋に扮して、悪事を働く勘定奉行に結びついている商売敵の石屋と勝負をするということなんです。
三河の岡崎と言う設定なのですが、なぜか台詞は標準語です。他の回もこういう感じだったのかなー。
もうすでにVTR製作になっています。まあ時代劇はやっぱりフィルムで撮影してと言うのが通説なんですが、NHK時代劇(かなり昔から時代劇はVTR収録)を見慣れた私には違和感は無いのです。
画面はやはりフィルムに比べて鮮明なのでいいと思うのですがねー。