夕食になり健太の父母に本当のことを話そうとするが母にいきなり泣かれてしまい。きっかけをつかめず、健太に成りすますことになってしまう。
一方健太は、空襲に遭う。しかし米軍機はビラを撒いていっただけだった。文子を守る健太。
しかしその後吾一を探しに来た兵士たちに連れて行かれてしまう。連れて行かれた上官らしき兵士に吾一ではないと言うが殴り倒されてしまう。やっと開放され宿舎に戻る健太。同僚らしき二人の兵士が心配して話し掛けるが返事が出来ない。記憶をなくしたと装い。自分が誰なのかを聞きだす。
健太はミナミに誘われドライブに出かける。外の風景でますます違和感が起きる吾一。吾一はミナミに自分は健太じゃないと言うが、ミナミは信じない。そしてミナミが車を止めたのはラブホテル。誘われるまま健太はミナミを抱いてしまう。
沢村家でカレンダーを見て今の年月日を知った健太。来年になれば戦争が終わるそれまで絶対に生きてやると思う。
ある日特攻隊の志願者が募られる。しかし志願者と言っても形だけで上官が是認志願者と言うことにしてしまう。驚き内心では怒る健太。
そして全員秘密の武器庫に連れて行かれ人間魚雷を見せられる。そして次の日からこれに搭乗するための訓練が始まった。
吾一はミナミに惹かれ始める。そんな矢先にミナミのおばあちゃんが亡くなり、遺品を整理していると、サーフパンツと車の鍵が出てくる。訝るミナミ。
なれない車の運転をしてミナミを迎えに来た吾一。ミナミは健太のパンツや車の鍵がおばあちゃんの遺品から出てきたことを話し、吾一におばあちゃんに会った事があるのかと聞く。吾一は否定する。ミナミはあなたは健太じゃないと言う。吾一は本名を話し、自分は過去からきたのだと話す。誰も信じてくれないので今まで黙っていたのだと話す。ミナミは車から飛び出し去っていく。
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<ネタバレあり>
2005年夏。
台風が通過したばかりの海にサーフィンをしにやってきた男がいた。
彼は、尾島健太(森山未來)。波は大荒れにもかかわらず、健太は海に向かってパドリングを始めた。
今、まさに健太が沖に向かってサーフボードに体を預けているその海の上空を、昭和19年夏、九十三式陸上中間練習機が飛んでいた。
操縦するのは石庭吾一(森山未來・二役)。年の頃は健太と同じぐらい。
今しっかりと操縦桿を握っている吾一の遠くで稲妻が走る。
と同時に彼には飛行機のエンジン音が聞こえなくなり、
前方の視界が歪み意識が遠のいていく。
一方、現代の健太にも、大きな波を捉えようとした矢先、目の前の大きな半透明の壁が立ちはだかり気が遠くなっていく。
そして、お互い目を覚ました所は、今まで見た事のない風景が広がる場所。
どうやら2人は、何の偶然からか入れ替わってしまったらしい…。
健太は海岸に泳ぎ着いていたところで意識が戻る。車を捜しても見当たらない、そしてなんとなく風景が違っていることに気がつく。驚いて歩き回っていると田んぼに出てしまう。そして歩き回った健太は民家にたどり着く。そこで気を失ってしまう。気がつくと見知らぬおばあちゃんが介抱している。美しい孫娘も来て食事を作ってくれる。祖母は沢村キヨ、孫娘は文子と言う。
一方吾一は病院で目を覚ます、点滴とか窓の外の風景を見て驚き病院の外へ逃げ出すがつかまってしまう。
健太の父母がやってくる。そして健太の恋人ミナミがやってくる。吾一を健太と思っている様子。皆は吾一を健太と信じ込んでいる。吾一は自分のことを話すことができない。医者は一時的な記憶喪失だと診断する。
吾一が納得できないまま退院することになる。車から見る風景は信じられないものばかり。町中には英語があふれ若者のファッションは理解しがたいものばかり。
帰宅して健太の部屋にいる吾一。机になった歴史の本を見るとそこには驚愕の事実が、そこには昭和20年でポツダム宣言を受諾し戦争が終わったこと。そして今の時代が平成17年だと言うことを知る。信じられない吾一。ミナミがやってくる。ミナミは携帯電話に出るように言って、吾一にキスをして帰る。驚く吾一。
<ネタバレあり>
TV放映されました。見ました。山田君はうまいな。ドラマと違ってシリアスに出来ている。いいんじゃないでしょうか。ひょっとすると感動はTVドラマ版よりあるのかな。
まあ中谷さんはちょっと好みじゃないんですが、でもよく出来ている。やっぱりエルメスさんが電車男にとってお姉さん的、お母さん的になるのはしょうがないかな。中谷さんだとその印象が伊藤美咲さんよりより強い。
ところでラストはこれは??全否定??あれ・・・。
(どうも掲示板によると、これは電車男がエルメスと出会う前にも、偶然近くにいたとの振りだそうです。)
後付け加えられたおまけのラスト、美咲ちゃん。淳史君が出て、酔っ払いは映画の大杉蓮さん、そして止めるのが山田君と、これはTVドラマを意識したものですが。上映された中にはあったのかな??。
(これも・・どうもスペシャルドラマとのリンクらしい・元の映画にはないらしい)
秋になって人気のなくなった海岸で孝治は工藤に会う。工藤はボイスチェックの時に録音したと「タイヨウのうた」のCDを見せる。工藤は埋もれさすのは惜しい発売していいかと孝治に聞く。孝治は薫が喜ぶと思うのでそうして下さいという。工藤は、彼女はたくさんの人の心の中でいつまでも行き続けると言う。工藤は孝治にギタリストとしてうちの事務所にこないかと誘う。孝治はOKする・・・・。孝治は砂浜で目を閉じると・・・昼間、薫が「タイヨウのうた」をうたっていて孝治はギターを弾いている・・そんな風景が頭をよぎる・・・・。
終わりましたね。やっぱり最後は盛り上がりますね。山田孝之君さすがにここと言うシーンでは決めます。エリカちゃんはちょっと硬い感じもするけど、役作りのせいかな。松下奈緒さんがいい感じ。佐藤めぐみさんのお友達もうまくからんでいる。
まあお話としてはちょっとリアルさは少ないかもしれない。あざといかもしれないがこれはこれでよく出来ていると言うべきかな。
<ネタバレあり>
最終回
薫は激しく咳き込む。病院では声帯手術をしないと呼吸障害が起きているのでもう一度咳き込むようなことがあると命にかかわると言われてしまう。そして気管切開手術を勧められる。しかし手術をすれば歌うことはもう出来ない。両親は手術をするように言うが、薫は歌を歌うことにこだわり受け入れない。
工藤が病院に現れ1ヵ月後の麻美のファーストコンサートでムーンチャイルドをゲストとして招きたいと言う。喜ぶ雄太たち。薫は孝治と話し、歌いたい、手術はしない、夢をかなえたい。後悔はしたくない。輝いている自分を見せたいと両親に話す。悲しむ両親。
薫は孝治と練習場に現れ、呼吸障害のことを話す。そして最初のステージに向けて練習したいと言う。
そしてコンサートの日が来る。両親と美咲は先にコンサート会場へ・・。薫たちは楽屋で打ち合わせ、麻美のコンサートの終盤アンコール曲が終わった時に、ムーンチャイルドが紹介され、舞台の下からセリであがって曲を披露すると言う段取り。
薫は楽屋でムーンチャイルドのメンバー一人一人にお礼を言う。出番が近づきスタッフからの呼び出しで舞台下に向かう薫たちしかし薫は激しく咳き込んでしまう。薫は歌いますから心配しないでと言う。工藤は孝治にそれでいいかと聞く。孝治ははいと言う。
麻美の最後の曲が終わりムーンチャイルドを紹介している。メンバーは舞台下のセリの上に並ぶが、照明の強い光が薫を照らし、薫は激しく咳き込む。そして倒れてしまう。薫は孝治に抱かれたまま苦しい息の中で孝治に「私やっぱり太陽に嫌われているのかな」、孝治は「太陽は才能のある薫に嫉妬しているんじゃないか」う。薫はお礼を言う。そして・・・・・・。
<ネタバレあり>
第11回
帰京した明子は首都TVに辞表を出す。高橋Pは小さなTV局から明子に引き抜きの話があるという。そこではアナウンサーを続けられると話すが明子は断ってしまう。マンションの引越し準備に余念のない明子のもとに一郎が現れる。
一郎は明子にプロポーズする。明子はにせ嫁のこだわりがあって話を受けることが出来ない。一郎はベランダの外を見るようにという。明子がベランダに出ると下から桃子の声が、そして安土家の皆が、幸恵さんまで・・。幸恵は一郎を幸せに出来るのは明子さんのほかにはいない。一郎をお願いしますと言う。一郎と抱き合う明子。
・・・・(しばらくして)・・・・・
一郎と幸恵の結婚式の前日。安土家の農園。幸恵は農園にいる。しかし急に倒れてしまう。病院で気がついた幸恵は明子と一郎には内緒にしてくれと言う。そして結婚式には出るという。
翌朝、桃子は医師に幸恵の外出の許可をもらおうとするが、医師は許可できないと言う。
次郎たちは安土家のみんなに緘口令を出すが、急に一郎と明子がやってきて式の前にお母さんに挨拶したいと言う。次郎は、幸恵は桃子と農園にいると嘘をつく。
病院では幸恵が式に出るといって聞かない。桃子は仕方なく服を着替えるのを手伝う。
桃子と連絡をとっている次郎の話を明子が聞いてしまう。明子は病院に行こうとするが次郎に幸恵は必ず来るからと止められてしまう。
幸恵は病院では式場に出かけようと歩き出すが廊下で倒れてしまう。桃子から連絡を受けた次郎は、幸恵は元気だが医者に止められて式には来られないと嘘をつくが、元気なら幸恵は来るはずと思う明子は安土家から飛び出し病院へ急ぐ。安土家の皆もそれに続く。明子らが病院に着くと幸恵は意識がなく酸素吸入を受けていた・・・。
いよいよラス前です。結局一郎は明子に・・。という感じになってしまいました。明子が農家になじんだのが理由かな?もともと付き合っていたわけでよりが戻ったと言うわけなのか。一郎の気持ちの戻り方はちょっとわかりませんが。今では矢部っちもいい感じなので(関西弁がしょうがないけど。まあいいかと)ちょっと感情の起伏が少なくって棒読みっぽいけど・・。最初に比べればよくなっているし。
篠原さんはうまくまとめる。そしてこの流れに岩下志麻さんはうまくはまる。格調の高さがちょっとありえないような農家の女将を超えてうまく母親像を作っているんじゃないのかな。
<ネタバレあり>
最終回
千代の手術の日が近づいてきた。一豊が手作り弁当を持って見舞いにやってくると、千代は入院患者の人たちの法律相談に乗っている。その姿を見て安心する一豊。しかし、本音は千代もどうやら不安らしい。そっと千代を抱きしめる一豊。家族みんなも転移していたら大変だと心配で仕方がない。もし、転移していたら、2年以内の生存率は50%位という話をこずえから聞き、ますます心配になった家族みんなに、一豊は鈴がついたお守りを配る。
そして、手術当日。千代はストレッチャーに乗せられ、今まさに手術室に入るというとき、一豊の耳元で、「転移してなかったらして欲しいことがある」と、こっそりとお願いをする。みんなは、何を言われたのか聞くが、内緒、と教えてくれない。
手術を待つ間、明は、岡山の実家に戻ってしまうピンコのことを考え、雪は山下のことを、薫は、転校してしまう知のことを考えていた。そんな子供たちを見て一豊は、今ママも頑張っているのだから、みんなも頑張って来いと、それぞれ気にかかっていることを解決してくるようにと送り出す。
明は引越しの準備をしているピンコに会いに行くが部屋から追い出されてしまう。雪は山下のいるラーメン屋に行くが、辞めたといわれる。そして処分してくれと言って雪に渡すはずだった指輪を渡されたと言う。
手術が終わり、一豊は気がついた千代にキスをする。二人は喜ぶ。転移していなければキスをするのが約束だったのだ。
明は飛行場に行きピンコに行くなと言う。やっとピンコも明を受け入れる。
雪は借金の取立て屋をしている山下を見つけ。殴りつけて意見する。
薫は両親の離婚で北海道へ転向する知。告白しそびれた薫は知を追いかけ、北海道まで行ってしまう。そして知に会う薫。しかし知は薫に、薫の自分への思いほどの気持ちはないという。
嘉門家で明とピンコの結婚式?のようなものが家族とこずえだけで行われる。
そして二人はピンコの実家で桃農園の管理をして暮らすことになる。そして雪と山下はコンビを組んで漫才をすることになる・・。
千代はTV番組の愛妻弁当コンテストに出場している一豊を見つめている・・。
おわりました。田村さん、小林聡美さん、阿部サダヲと芸達者が集まってさほどの事件が起こらないホームドラマをうまくまとめている。
<ネタバレあり>
第10回
一豊の目の前で千代が倒れた。病院に連れて行った一豊はこずえから千代が乳がんであることを聞かされる。そのことを知った千代は、子供たちにはもう少し秘密にしておいてと頼む。
家に帰った一豊は、子供たちから千代の事を聞かれる。みんなママのことが心配なのだ。過労で2〜3日入院すると説明する一豊。訝しがる子供たちを何とかはぐらかす。
しかし、数日後大変な事件が起こる。こずえから、「ママが病院からいなくなった」と連絡が入ったのだ。すぐに千代の携帯に電話をするが留守電で連絡が取れない。ついに、一豊は子供たちに千代の病気のことを話す。何で秘密にしたのかとパパを責める子供たち。そこへ、雪の電話が鳴る。相手は山下。こんな時に、と怒りながら電話に出た雪に、山下は「ママを見た」と告げる…。
みんなで捜すがママは見つからない。一夜が明ける。一豊はママの手帳を見つけスケジュールがびっしり書き込まれているのに驚く。一豊は皆を促しある場所に向かう。その場所とは法廷だった。法廷で千代は熱弁を振るっていた。弁論の合間につい一豊の話をしてしまう千代。
そして千代は帰宅し不安だったと家族の皆に打ち明ける。一豊は励ます。
そして千代は手術を受ける決心をする。
信介に追い討ちをかけるように立花夫妻から保留の連絡を受けたこともあり、信介は調子が狂い始める。
一方、葬儀を終えた摩耶は、夏美に前夜の信介との会話について報告する「別に仕事じゃなくても、あいつの側にいてやることは出来るから」と話すのだった。
後日、中川病院に浮かない表情の信介が夏美の診察を受けに来た。吐き気がするという。夏美が診察しようとすると信介は口をあけない。「俺が人から喜ばれる家を作るためにはあいつが必要なんです」と本心を語る信介を突き放す夏美。それでも夏美は診察室を出て行った信介に歩み寄ると、摩耶の真意を信介に告げ、「自分のことは自分で決着つけて下さい」「これは大サービスです」とアドバイスするのだった。
英治からの電話で摩耶が引き抜き話しの結論を出すことになったと知った信介は、摩耶が担当者と待ち合わせている喫茶店へ向かい、摩耶に「行かないでくれ」と搾り出すように告げる。必死で言葉を選びながらも、結局「・・・男とか女とか意識しないで、仕事だけで付き合える。・・・そういう便利で都合のいい奴は他にいないんだ」という言い方しか出来ない信介。そんな信介に呆れながらも摩耶は「要するに、転職しないでずっと仕事のパートナーでいればいいのね?」と言うと、「ただし仕事上のつきあいだけよ。それでいい?」と念を押すのだった。
その後信介の事務所では、摩耶の機転で立花夫妻の仕事を再開することになった。立花夫妻がもめていたのは夫が結婚記念日を忘れていたのを妻が怒っていたためだった。「女心を理解するのも、いい家を作るために必要よ」という摩耶に、信介は「分業体制だ。それは任せる」と言い、またまた摩耶と英治を呆れさせるのだった。
うーん麻耶さんは信介の嫁さん候補から外れましたねー。でもこういう自分の気持ちが素直に言えないということはとてもリアルで面白いです
<ネタバレあり>
第10回
又現場で棟梁とけんかしてしまった信介。麻耶が間に入って事なきを得るが、英治に麻耶がいなかったらどうなっていたかと言われてしまう。信介の代わりに棟梁に謝りに行く麻耶。同行する佐織。沙織に麻耶はつい引き抜きのことを漏らしてしまう。沙織から知らせを聞いた英治。しかしその電話を信介は立ち聞きしてしまう。
麻耶と夏美とみちるでビアガーデンで飲んでいる。偶然信介がやってきて合流と言うことになる。信介は引き抜きの話をしようと知るがショーに邪魔されてきっかけがつかめない。
信介は夏美の病院へ、立ちくらみがすると話すが話は麻耶の転職話へ、夏美は止めさせたいのだったらそう言えばいいじゃないかと言うと、信介破魔矢がいないとトラブルの処理がスムーズに行かないと言う。夏美はあなたが処理すればと言う。信介は夏美と話すと血圧があがると言う。
新しい依頼人の立花夫妻が打ち合わせにやってくる。新築の家に関して夫婦で対立があるという。英治は話がうまくつけられる麻耶がいればと言うが、あいにく祖母が急死して実家に行くと言う。英治の不安があたり打ち合わせ中に信介の失言で奥さんの機嫌を損ね打ち合わせは中止となってしまう。
みちるがマンションに帰ってくると玄関の前に育代がいる。信介のことを待っている様子。みちるは部屋に招き入れる。育代は信介のお嫁さん候補を探しているという。夏美さんはと聞かれるのでこの間見合いしたようですと言うと、じゃああなたは付き合っている人はいるのとみちるは聞かれるので、思わず麻耶の名を口にしてしまう。
信介は帰ってきて、ベランダをのぞくとケンちゃんが仕切り板の下から信介を見ている。なぜか優しく見つめる信介。育代の声がするので驚く信介。育代は仕切り板の下からおすそ分けを渡し又みちるの部屋に入ってしまう。
夏美とみちるが麻耶の祖母のお通夜にやってくる。夏美は麻耶に受けることにしたと信介に言って気持ちを聞いたらと話す。みちるは育代に信介のお嫁さん候補に麻耶を推薦したと話してしまう。すると焼香を終えて信介も麻耶の元へ。
麻耶は車で送ると言う。途中信介はカーナビの案内を無視し新しい道が出来たと言うが麻耶がソ乗っ取り車を走らせると道は建設中で途中で行き止まりに。麻耶は信介にこういうことは何度もいあったのになぜか腹が立たないと言う。
信介は誘われているのならそっちへ行ってもいいよと本心と違うことを言う。ちょっとがっかりした表情の麻耶。(つづく)