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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

てるてるあした

<ネタバレあり>
第6回
照代らが東京から帰って来ると、久代が倒れて病院に運ばれるところだった。病気はただの風邪だったが、医師の江藤の勧めで休養のためにしばらく入院することに。照代が着替えを取りに、久代の部屋へ向かうと、またやす子が現れた。照代はその時やす子が見ていた机の上のアルバムが気になって仕方がない。久代の病室を訪れた照代がやす子の話をしていると、同じく入院中だという国木田がやって来た。彼は久代の元同僚だという。しかし、久代が照代に話などをしている間に、国木田は声もかけずに病室から姿を消してしまっていた。
しばらくして、照代は自分の部屋でやす子が母親の絵を破る場面を目撃。慌てて止めようとすると、いつのまにか部屋が教室になっていて、やす子は教室の壁に貼ってあった母親の絵を破るところだった。そして背後から「やめなさい」との声が…。なんと声の主は30年前の久代だった。
部屋から飛び出したやす子を追いかけ、照代が久代の部屋へ入るとアルバムから新聞記事が・・。その記事は、アメリカで母親に3週間放置された2歳の女の子が、冷蔵庫のケチャップやマスタードを食べて生き延びたことを報じたもの。さらに、照代はアルバムの中にやす子と久代が並ぶ30年前の写真を見つけるのだった。不思議がる照代にサヤは「何かを伝えたいのかも」と言う。
久代が退院して来た。やがて国木田が久代にプロポーズしにやって来た。久代に断られたものの、昔だったら受けたかもしれないと聞き、満足して帰って行く国木田。その直後に江藤医師から電話が入り、照代は、国木田が以前からICUにいて、今しがた死亡したと知る。国木田は生霊だったのだった。
照代は、やす子が描いた母親の絵のことを改めて尋ねる。そして、久代からやす子が母親にたびたび部屋に放置されていたこと、あの新聞記事のように命を繋いでいたことを聞くのだった。母親の絵は冷蔵庫だったのだ。照代は、再び部屋に現れたやす子を抱きしめ、涙を流しながら「ごめんね」と謝るのだった…。

やす子の秘密が少しわかりましたね。最後の場面は悲しい。やす子は照代だったんですね。時々出るちょっとした小ネタは微妙なのですが、基本的にはつらい家族の話。
久代の照代を育てると言う決意がいいな。米倉斉加年を久しぶりに見た。年をとりましたねー。懐かしい。ディロンの大木実さん。懐かしい人を二人も久しぶりに見ました・・・。
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ディロン〜運命の犬

<ネタバレあり>
第1回
里中麻利は夫の耕平と二人暮し。ある日カフェテラスで麻利は飼主からはぐれたらしい大型犬に出会う。犬は麻利に甘えるがすぐにどこかへ行ってしまう。探しに来た飼主から名前はディロンと教えられる。数日がたち、町でペットショップを見かけた麻利は店に近づくと、ディロンが店の人に連れられてくる。ディロンが小さい檻に入れられているのを見てかわいそうに思う。店の人の話では飼主は外人さんで怪我をして母国に帰ってしまい連絡が取れないと言う。
数日して麻利は又店に行くとディロンがいない。檻から逃げ出して、おばあさんを襲ってしまい、今は保健所にいると言う。麻利は保健所に行ってディロンを引き取ってくる。そしてディロンの体調が悪いのに気づきディロンに引っ張られて獣医の森山の診察を受けに行く。森山は運動不足であまり外に出してもらえなかったらしいと言う。ストレスがあると言う。麻利はしばらくディロンを飼うことにする。
犬が嫌いな耕平は醒めた目で見ているが、表立って反対はしない・・。
家に耕平の母美佐江がやってくる。一人息子の耕平は微妙に美佐江に気を使っている。それが見えている麻利も夫にははっきりと義母のことを話せない。
ところで麻利は3年前まで出版社で仕事をしていたのだが、人間関係で疲れて仕事をやめていたのだ。耕平は新しい出版関係の仕事を探してきて麻利に面接を勧める。迷う麻利。しかし面接当日、麻利は体調を崩してしまう。倒れこんでいるとディロンがそばにいて心配そうによりそって見つめていた。
知らず知らずディロンに癒されている麻利は、おばあちゃんを襲った話が信じられず。おばあちゃんに会いにケアハウスへ行く。
ところがおばあちゃんは逆に麻利に謝る。実はおばあちゃんはケアハウスから自宅へ一時帰宅していたのだが散歩中に帰り道がわからなくなり神社で途方にくれていて、気がついたらディロンがそばにいて慰められたのだと言う。道に迷ったのを嫁にわかってしまうのが嫌で嘘をついていたのだと話す。
数日して麻利はディロンを連れてケアハウスへ行く。ディロンは大人気だが、ひとり犬嫌い?でディロンを受け入れない老人がいた。気になる麻利・・・・。

うーんいい話なのですが、私も蓮さんのように犬嫌い(動物嫌い)なのでどうもメルヘン的な話に思えてしまう。大型犬飼うのが大変ですなー。個人的には蓮さんがどう変わるのかも見たいな。変わらないのだろうか??

クロサギ

<ネタバレあり>
第6回
黒崎に「あなたが好きなの」と告白したた氷柱だが、黒崎はそんな氷柱にアパートのたまった家賃の督促状を送りつける。そしてその思い聞かなかったことにすると冷たく言い放つ。氷柱の黒崎への思いに気付いたゆかりは、氷柱の気持ちを確かめようとするが、氷柱は本心を隠す。
黒崎はいつものように桂木からシロサギの情報を買う。今回のシロサギは佐多博道。12年前、数十億の巨額詐欺事件で捕まったシロサギで、今は「にしきさらづ共済組合」の理事長をしている。
しかしこの共済組合というのは表向き。その実態は悪質なマルチ商法まがいの詐欺で、資金の運用をせず何も知らない組合員から10億以上の金を騙し取っているのだ。黒崎は、ファンドマネージャーになりすまし、同じ町のつぶれかけた信用組合の経営者の息子に巧みに取り入り、委任状を取り付け、佐多にその信用金庫の買収話を持ちかける。
一方、神志名も佐多を追っていた。所轄違いのシロサギ・佐多を追う異常な行動。神志名のシロサギに対するこだわり。それは神志名の生い立ちに理由があった・・。神志名は佐多に近づく黒崎を見つけ詰問するが、桂木から神志名の生い立ちを告げられた黒崎は神志名に逆に神志名のこだわりが生い立ちに有るのをつき反論する。おもわず黒崎を殴る神志名。それを見つけて止める氷柱。黒崎は佐多をクロサギにかけることを宣言する・・・。
神志名は佐多を引っ張る理由を探していた。町の警察署長も組合に出資をしており、佐多の件には消極的だったからだ。神志名はその町中でのみ出資を募れない信用組合の規制に目をつけ、隣町の住民に聞き込みをして、にしきさらづ信用組合に出資をしてないかしらみつぶしの捜査をする。そして遂に隣町に出資をしている住民を見つける。そして佐多の逮捕状をとる。しかし黒崎はその前に佐多から金を引き出していた・・・。

今回は神志名のこだわりの理由がわかりました。そして氷柱とゆかりの微妙な鞘当。氷柱の一途でまじめな面が、ちょっと硬すぎるようなところも出して堀北真希ちゃんが好演してますね。山下君は軽い感じだけど、思いっきりの悪という感じは出さないので、詐欺もそんなに嫌な感じじゃなくうまく演じてます。(逆にいえばあざとい作りか??)
哀川翔さんは甲高い声で刑事らしくないのだけどそういう作りなのか。

医龍

<ネタバレあり>
第6回
ついに朝田龍太郎(坂口憲二)たちのチームによる奈良橋文代(江波杏子)のバチスタ手術が始まった。人工心肺の装着が完了し、第一助手の加藤晶(稲森いずみ)は心停止液の注入を指示するが、朝田は心臓を止めずに手術すると宣言。見学室から見つめる医師たちは騒然となる。手術は朝田の手際のよさで予想以上の早さで進み、いよいよ変性部位(悪い部分)の切除へ。この部位を特定することがバチスタにおいては肝心だったが、ここで患者の心臓に手を当てたまま、朝田の動きが止まった…。朝田は指の感触だけで心筋の動きの異常を感じ取り変性部位を特定するつもりだった。見学している医師たちは意図に気づき驚く。途中人工心肺の管理をしている医師が気分が悪くなり、研修で経験のある伊集院が助けに回る。
バチスタ手術は無事成功したが、術前の検査で異常が見られらなかった部分があることが発覚する。そして冠状動脈のバイパス手術をする必要に迫られるが、朝田、加藤ともに手一杯で、人工心肺の機械を操作するために手術の手袋をはずして機械に触っていたため、いったん手術室の外に出て手指の消毒をやり直している伊集院を待つ時間はない。朝田はMSAPで経験のある看護士の里原に手伝いを命じる。しかし日本では看護士が患者の体にメスを入れることは認められていなかった。これが公になれば今後のバチスタ手術の実行が認められなくなるばかりか。朝田もバチスタチームの全員にも責任がかかることになる。加藤も初めは反対したが、朝田の患者の命を助けたいと言う気持ちにほだされ、里原に任せることに同意する。里原は朝田の指示通り的確に処置をする。
こうして手術はすべて成功する。
しかし手術を見学し、看護士の処置をとめるように何度も手術室に連絡した野口教授は激怒する。ところが加藤はバチスタ手術の成功を見越してマスコミを呼んでおり、いまさら看護士の処置の問題を大きくするのは得策でないと説得する。渋っていた野口だが、結局担当教授の名声を採り不問に付す。
しかし翌朝の新聞では・・。
久しぶりに見ました。今回は手術の場面が中心で緊迫して面白かった。どうもあまりどろっとした人間関係が中心の話だと嫌だけど、そういうことはなかった。
坂口君はいい感じだった。稲森さんはちょっと線は細いですがいいんじゃないか。水川さんは看護士が似合ってますね。

プリマダム

<ネタバレあり>
第6回
病院の慰問は、匠先生の予想した通り、大失敗に。途中で夏芽が山本の足を踏んでしまったのをきっかけに、仲間同士でいさかいがおき、めちゃくちゃになってしまった。
その後内緒だったはずの匠にまで、慰問に出かけたことがバレてしまい、叱られてしまう。全員落ち込む。
数日後、責任を感じた夏芽が、教室を辞めると連絡してきた。
心配した山本は佳奈に、「自分もバレエを辞める」 と伝えて、有給休暇を取って姿をくらます。
山本がいなくなった影響をもろに被った佳奈は、仕事が忙しく、レッスンどころではない。さらに、レイは、バレエをすることに反対している夫と大喧嘩をしてバレエが出来なくなったと言い出した。バラバラになっていくバレエ教室・・。
そんな中、佳奈は民江の家に招かれる。いつも主人とのラブラブの話をしてバレエ教室の皆に突っ込まれるている民江だったが、佳奈に民江の主人が長い海外勤務をしておりなかなか帰国しないこと。夫との関係が冷え切っていることを告白する。友人のいない民江にとっては教室の仲間が唯一の友達だった、だから一人もやめて欲しくないという民江の言葉が、佳奈の胸に響く。
さらに佳奈にはもう一つ心配事があった。それは、何かを隠しているような嵐子の言葉。
佳奈は忙しい時間をさいて嵐子に会うが、嵐子は強気の姿勢を崩さず、秘密を明かそうとはしなかった。
バレエ団の畠山は、ついに嵐子に、バレエを見て感激し、嵐子のバックアップをするために倉橋バレエ団に入ったと言うこと、そして蘭子を愛していることを告げ、プロポーズをする。しかし嵐子は受け入れない・・。
高太郎は、慰問した病院へ行き、院長に詫びる。そして帰ろうとすると入院している子供からバレエ教室の皆に渡してと言われ絵と手紙を預かる。
そこには、先日の慰問での皆の踊る姿が描かれてあって、皆への感謝の言葉が添えられていた・・・。

やっぱり明菜さんなのですがやっぱりシーンごとに出来不出来が現れて、シリアスなシーンはそれなりに見られるのですが、黒木さんとのやり取りとかちょっと硬いわけなんです。しょうがないか?
神田うのさんは地のままで生き生きしてますね。
黒木さんは手馴れた感じですが、コメディタッチのシーンはあんなものかなー。なんとなくスムーズじゃないですね。
古田君はうまいな。この人は安心してみていられる。

ギャルサー

<ネタバレあり>
第5回
喫茶店店長柳下は妻が実家の法事に行くのをいいことに、内緒で商店会の連中と温泉旅行に行くことを企てる。そして留守番を食料に釣られたシンノスケがすることに。シンノスケはサキたちを呼び食事を振舞う。そしてエンゼルハートのみんなが店に集まってしまう。
一方エンゼルハートはギャルサーの合同イベントの仕切りをすることになる。イベントの契約書にギャルサーの代表たちの署名をもらう事を命じられたサキたち3人組。そしてサキはスミレにその役を押し付ける。すべての総代の署名をもらったスミレは契約書をエンゼルハートの集会所の机においておく。レミたち幹部がすぐ確認できるようにアピールするためだったが・・。
翌日集会所に行ったスミレはレミたち幹部が契約書に気づいてないのに驚く、どうも契約書はなくなっているらしい。驚いたスミレは再び柳下の店でただ飯を食べているサキに相談する。悩んだサキはシンノスケのせいにしようと、店で食事を作っているシンノスケにスミレを使って電話をかけさせその隙にガスの火でわざとボヤをおこし、自分のかばんを燃して契約書が燃えたことにしてしまう。
サキに責められるシンノスケ。そして警官の一之瀬が現れシンノスケを連れて行ってしまう。徐々に大事になっていき、しかも言い訳をしないシンノスケにさすがのサキも反省し、シンノスケに本当のことを言う・・。そしてエンゼルハートのメンバーにも・・・・。
結局契約書は出てくるが提出時間切れだった。しかしナギサが走り回り別のもっと小さな会場だが、同じ日に行えることになり何とか他のギャルサーの代表にも言い訳が立つことになる・・・・。そしてサキたちは・・・。

今回も学園ドラマ風。シンノスケは又も語り全く先生のよう。もっとも金八先生より濃くはなく、押し付けがましくもないが・・。それがいいね。まあちょっと作ってはいますがね。でも妙にこの役藤木君に合ってますね。
レミさんのかっこよさが目に付きますね。中身はギャルっぽくない(いい意味で・・)。

おいしいプロポーズ

<ネタバレあり>
第4回
鈴子は春樹と成り行きとはいえキスしてしまったことで春樹を意識している自分に気づく。ある日春樹の父道造がお忍びでバンビーナにやってくる。マネージャーの大河内は事務的に接するが鈴子に春樹の父で葛城コーポの社長だと聞くと態度は一変。鈴子が道造に別荘のホームパーティにシェフとしてきてほしいと頼まれると、鈴子の意思も聞かずに快諾する。
春樹の兄の三回忌にやってきた沙織に春樹はプロポーズする。しかし沙織はこのままの関係でいいと言い、取り合わない。
ホームパーティの日がやってきた。店のみんなの期待する雰囲気にいやいやながら鈴子は迎えのリムジンに乗る。そして別荘へ行き料理を作る。そしてしばらくして道造一人だけがいて二人だけのパーティと話す。食事の後どうもおかしな道造の雰囲気に引き気味の鈴子。そして道造は鈴子を口説き始める。愛人になるようにと。
しかしそこに春樹が現れる。この場を逃れたい鈴子はとっさに春樹とつき合っていると道造に話す。春樹も調子を合わせてくれる。
そして春樹は、沙織がバンビーナで待っていると話す。あのナポリタンが又食べたいと言うのだ。店に戻って鈴子は料理を作る。そしてコースの最後に何か雰囲気が硬い春樹と沙織のためにナポリタンを作る。
沙織は先日紹介した付き合っている人について外国へ行くと言う。そしてその人と結婚するつもりと春樹に話す。驚く春樹は自分の気持ちを伝えるが・・・。

今回も最後の部分がよかったな。麻央ちゃんも無難に見られた。演出どおりにすればいいですよ、麻央ちゃん・・。まあいい話になってよかった。お嬢様オーラがうまく出ていた。

てるてるあした

<ネタバレあり>
多額の借金を抱えて夜逃げした雨宮夫婦の娘、照代は遠縁の鈴木久代の経営する下宿屋「笹乃館」に住む事になる・・。
第5回は、照代は以前通っていた東京の高校へ退学届を出すように久代に言われる。照代は退学届を出すため、上京することに。折しも、笹乃館の同居人のサヤ(木村多江)は最近、亡き夫の東京の実家から祐介(関根航)宛てに送られてくる高価なプレゼントを実家へ直接返しに行こうとしていた。そこで、照代とサヤは、たまたま東京へ出かける同じ同居人の陽太(金子昇)と共に上京することに。
東京に到着後、3人は別行動を取ることになった。ひとりで高校を訪れた照代は、その日の朝に母・慶子(荻野目慶子)が来校して退学手続きを済ませたことを知る。その後、街で慶子に似た女性を見かけた照代は必死で追いかけるが、女性は気付かないままタクシーに乗り込んでしまった。照代は失意のまま、家族で住んでいたマンションへ…。

第5回だそうで・・4月にはいってもしばらくNBNに音沙汰がなかったのでネットしてないのかと・・。土曜日にやっと気がつきました。
うーん見逃したなー。黒川智花ちゃん。ちょっと屈折した役。似合ってますね。朝ドラ「こころ」でも同じような感じの役。
木村多江さん。この方らしい。いい感じ。マンションでの智花ちゃんとのシーン素敵です。マンション玄関でも、荻野目さんに必死の訴え。一途な多江さん。いいです。
草笛光子さんはいつものしっかりしたおばあちゃん。でも品があっていいな。

マチベン

<ネタバレあり>
最終回
天地涼子(江角マキコ)は自分で倒れてしまった八重子の嘘の証言で、殺人未遂で逮捕された。神原(山本耕史)らは、涼子は、四谷事件の真犯人は、深川八重子(森下愛子)ではないかと思っているので八重子を殺そうとするはずはなく、八重子の自作自演だろうと推測するが、涼子自身は一切を語ろうとせず、担当検事となった松尾(沢村一樹)の前でも黙秘を続ける。後藤田や神原らは四谷事件の資料を探り、殺された八重子の愛人と八重子の家族の関係を調べるすると意外なことが分かる・・・。
裁判が始まり、神原は涼子の無罪を主張するが、涼子自身は無罪すら主張しようとしない。涼子の態度に疑問を感じ、神原は接見室で詰め寄るが、涼子は、八重子の父・保(竜雷太)が犯人となって服役している「四谷事件」の真相を探るためには、ここで八重子を追い込んではいけないと答える。
四谷事件の真犯人は、保や八重子が「命を賭けても守りたい人」だからだと言う。その頃、八重子の娘・友香(谷村美月)が、えびす堂法律事務所を訪れていた。何かを話したそうな友香。しかし、何も言えずに帰ってしまう。浦島が家を訪ね問い詰めても幸せにならなきゃいけないと言うだけ。
涼子が黙秘を続け、硬直状態が続く裁判。だが涼子は、保が証人として出廷すれば全てを話すと誓う。裁判の後で太田弁護士がかっての部下の蒲原に手紙を渡した、そこには・・・。
後藤田は保に接見し、推理の結果をぶつける。そしてそれは驚く内容だった。しかし保は証言はしないと言う。
裁判が始まった、四谷事件の神原の尋問にも保は自分が犯人と言うばかり・・。今度は涼子が尋問をすることになる。休憩の間に友香が浦島に話があるという。そして涼子は。保に・・・・。

前回で振りはあっただけに、実は予想は出来たことではありますが。改めて冤罪の可能性と、いわゆる法廷戦術の矛盾。自分の検事としての告発の責任を認め保に謝罪する涼子。涼子に真摯な態度で真意を訴えられ、気持ちがほだされ、真実を証言することになる。いささか感情的なストーリーではありますが、納得できる内容。
保の証言にこだわることで保の気持ちの整理をつけさせ。前向きに動かすと言う。そしてそれは間接的に友香の証言をも引き出す。まことに真実とは重いもの。覆せないものです。気持ちに嘘をついて生きることは出来ない。
白夜行の笹垣の言葉を思い出します・・。

弁護士のくず

<ネタバレあり>
第5回
白石事務所に美月(村崎真彩)と言う少女がやって来た。九頭(豊川悦司)を見つけ「お父さん!」という美月は、九頭のかつての恋人・秋野葉月(和久井映見)の子供だった。母親は交通事故で亡くなり、葉月の兄・月夫(小市慢太郎)夫婦に引き取られていたのだ。美月は九頭を父親だと言い張るが、九頭はそんな覚えはないとの一点張り。事務所の面々から攻められ、やっと九頭は月夫と連絡を取る。
一方、武田(伊藤英明)は元不倫相手に子供を認知させたいという依頼者・小塚陽子(矢部美穂)からの相談を受けていた。お金に困ってのことらしいが、夫・小塚新平(有吉弘行)は不倫相手の子は血の繋がりはなくても自分の子だ・別れないと言い張っていた。
そんな時、九頭は葉月が自分と別れたあと付き合った富田(川崎麻世)という男を突き止め、美月を認知するよう迫るが、冨田は証拠がないよと逃げる。冨田と軽くもみ合った九頭は落ちた冨田の髪の毛をDNA鑑定すると言う。
後日冨田が弁護事務所に九頭を訪ねてくる。冨田は髪の毛を買い取りたいと話す。九頭は葉月を愛していたか富田に聞く。言葉を濁す冨田に、九頭は怒り、美月を自分の子だと言い放つ・・・。

なにか不思議なことになってきましたね。この子をずっと預かるのかなー。和久井さんは回想シーンで出てくるのでしょうか?期待しとります。
今回は九頭はわりと素直でしたね。いつもの作ったキャラじゃなかった、いつものキャラでも豊川さん充分にいけるのですが、やっぱりシリアスなキャラがいいな。
子役の子は朝ドラに出てましたね。うまいです。