忍者ブログ

おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

NHKBSプレミアムで再放送「火の魚」を見る

原田芳雄さん追悼。

2010年3月の拙ブログ右を再録しておきます。

原田芳雄さんのあくの強い老作家。帰郷しても、とても老境へは向かわない感じ、
若い女性編集者との邂逅が、ひょっとしてどろどろとした内容になるのかと思いましたが、
作家のまさかの秘めた老いらくの恋か・・・。
あるいは求めても得られなかった仮想の娘への思いなのか。
作家の思いを押し隠しながら、表面は地味にストーリーが進行します。

尾野真千子さんの、さわやかなんですが意外にツンデレ気味の若い女性編集者が、
新鮮に感じられる。

最後はエピソードの流れで、いささかセンチメンタルな感じなのか、
でもラストの、老作家のらしくないストイックともとれる無骨さが、なんともいい感じ。

このドラマ、抜群の出来ではないでしょうか。


原作は昔の作品ということを考えると、とち子さんの言葉遣いが何となくわかってきます。
ファンタジーなのかもしれないけど。好きな作品。

PR

CS TBSチャンネルで再び「幽婚」を見る


1998年放送、中部日本放送(CBC)制作
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/d1776.html


市川森一脚本、中国で行われていたという死者との婚礼という儀式を、四国の山奥の村の風習という設定に置き換えてのファンタジー作品。
僅か数分の魂のあるシーンでの寺島しのぶさんの存在感が濃い。

CS放送で見られるとは思いませんでした。画質はアナログ時代なので、デジタルテレビで見ても映像がちょっと古いのが(TBSチャンネルはアナログなのか?)残念。

DVDレンタルでNHK大河「風林火山」#1#2


CSチャンネル銀河で「風林火山」再放送されていますが、私どもの契約はアナログ放送なのでレンタルしました、2007年の大河、詳細はかなり忘れています。
#1
主役が大人から始まる大河は珍しい。初めの数回は勘助の武田家士官への道、武田信虎と晴信の確執、やがて信虎の追放への流れが描かれる。
フィクションとしては勘助とミツのラブストーリーが描かれるがその話に巧妙に戦闘シーンが絡まる。

#2
勘助の少年時代、大林家の養子となったいきさつが描かれる。勘助の兄との確執の振りもここで明らかになる。まあこのあたりが見たかったんですが。

冒頭から硬質な話が流れて、往年の大河のレベルに近い。内野さんの汚しが半端じゃない。快作の予感がもうある。

スジナシ再放送「梅沢富美男」


さすが大衆演劇の梅沢さん。鍛えていますね。素早い突っ込みで完全にスジをリードしますが、鶴瓶さんも赤ちゃんを全部自分の孫ということでsっていを作っていこうとしますが、またもや梅沢さんの攻撃が・・。
同世代の丁々発止のやり取りが面白い。佳作ですかね。


テレ朝チャンネルで再放送の「相棒シーズン1」を見る


日曜日、相棒シーズン1・・警視庁二人だけの特命係を若干見る。
CS放送の番組でなかなか把握できないわけですが、TV朝日チャンネルでは引き続き再放送しているようです、なんにしてもアナログ画面なので。シーズン1は4×3画面なので画面いっぱいに見えるようです。デジタル時代のエピのものは上下左右カットなので(CSのこのチャンネルアナログ放送のためかな)見にくいため視聴はしていないんですが。まあそんなとこ。

「仮面の告白」「人間消失」「最後の灯」を見る。
初期の作品は出来がいい。
この後のエピは、特命係の開設理由エピ。
最近のどうもネタエピが多い作品、まあしょうがないけど放送は長いし。寺脇さん、一徳さんの卒業というか離脱というか。しょうがないことではあるけど。


dvd_01_b.png













***        



スジナシ再放送「宮迫博之」

不動産屋になりきった宮迫さん、いきなり建物の強度を客の鶴瓶さんに示すためセットの壁を叩きますが無論セットなのであり得ない揺れ。やってくれます。ところがラストとはホラーものに・・・?すっかり宮迫さんを悪人にしてしまう鶴瓶さんなんです。宮迫さんさすが吉本ドラマ班・・・であのスタジオの異音はなんだったのか?


スジナシ再放送「酒井敏也」


観客とのお約束で鼻歌からドラマを始める鶴瓶さん。「困っちゃうな~」の歌声を早速先取りして困ったキャラを作り上げる酒井さん。小心者キャラから来る怪演が最後まで持続する快作(怪作?)

酒井さん岐阜出身とは知りませんでした。容貌が何となく似ている二人ですが。プレビュー後は携帯の番号を知らせ合うということで友情が深まった(?)という。