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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

てっぱん第21週途中

NHK-BSにて再放送中

重要なプロット。実のお父さん出現。そしてドラマらしくたまたま面会してしまう(あかりはそれを知りませんが)

人情話なエピがついづくこの話。まあいい感じもしますが時としてドラマっぽい感じ、あざとさが過ぎるかなという面もあるのかな。やはり毎日15分放映という現在となっては特殊な設定が微妙さエピの濃さを生んでいるのかもしれない。


でもいい作品ではあると思う。

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NHKドラマ「おシャシャのシャン」

WOWOWにて再見

原田芳雄さんが映画「大鹿村騒動記」を制作するきっかけになった作品。
ここでは、原田さんは主人公の父親で、村芝居の主役なのだが腰を痛めたため、急きょ娘の田畑智子さんが売れていない歌舞伎役者を呼ぶという・・。主人公は田畑さんなんだけど、村芝居の設定が気に入ったのか同じ村姉妹の設定の映画を作ることになったらしい。

50分余りの単発ドラマだがうまくまとまっていて佳作なのか。


2000年TBS新春ドラマ「あ・うん」

昭和10年。製薬会社に勤める水田仙吉(串田和美)は、四国の出張所所長から本社の課長に昇進。妻のたみ(田中裕子)、娘のさと子(池脇千鶴)と共に久しぶりに東京に戻って来た。新居となる目黒の自宅は、仙吉の親友で鋳物工場経営者・門倉(小林薫)が用意してくれていた。仙吉と門倉は徴兵時に知り合い20年来の親友同士、たみを含めて固い絆で結ばれていた。栄転祝いの最中、たみの妊娠が分かり、子供がいない門倉は女の子が生まれたら養子に欲しいと懇願、たみを困惑させる。
やがて、仙吉の父・初太郎(森繁久彌)が仙吉の家で暮らすことに。初太郎は山師で今までも金銭面で仙吉に迷惑をかけており、折り合いも悪かった。そんな初太郎がやって来た直後、たみは流産してしまう…。
(以上TBSチャンネルホームページより)

CS TBSチャンネルで視聴。
かつての向田邦子さん作のNHKテレビドラマ版のリメイク。演出は久世光彦。
おそらく原作通りのおじいさんのエピありということらしい。語りは加藤治子さんで、さと子さんの大人になってからの回想という設定なのか、おそらくオリジナルどおりなのだろう。
だからやはり終わりは唐突になってしまうのかな。
しかし今となっては続編は」不可能なのでどういう流れで終わりを考えていたのだろうか。残念。

ドラマは昭和初期の味を出していると思う。秀作なのでは。




NHKプレミアムアーカイブス、ドラマ「今朝の秋」

【ストーリー】
蓼科の山荘にこもる老人は、ある日東京に住む一人息子の死が近いことを知らされる。彼は山を降り病院へかけつけるが、死と対峙する息子を前に老いたる父として何を言えようか。また老人はそこで図らずも、別れた妻と再会する。二十年前男と去った許せぬ妻ではあるが、彼女もまた、わが子のせめて最後の時に尽そうと来たのだった―。

【出演】
笠智衆、倍賞美津子、樹木希林、杉浦直樹、名古屋章、五大路子、加藤 嘉、杉村春子 ほか

原作: 山田太一
音楽: 武満 徹
演出: 深町幸男

○1987年 製作
(以上NHKエンタープライズDVD紹介より)

リアルタイムでも見ていて、懐かしい感じ。名優たちの競演、ほとんど今は亡き人たちばかり。そしてさすが山田太一。個人的には杉村春子さんは抵抗はあるんだけど、またそういう役でもあるのでしょうがないのかな。
でも名作。

NHKドラマ「七色のおばんざい」第3週

休みで押し入れ整理中、残っていたVTRを見たんですが。
NHK名古屋製作のドラマ夜も毎日15分連続のドラマを流していた時代のものです。

名古屋で小料理屋「おばんざい」を一人で仕切っている過去のある女性とそこに絡むお客さんや知り合いの話。
今回はおかみの悦子さんの住むマンションの真下にある花好きなおばあさんと息子の話がメイン。そして連ドラならではのサブストーリが流れる。

連ドラ中で私どものVTRの残っているのはこの作品だけなんで記憶は薄れていますが、全体の記憶では悦子さんの過去とお店に来るお客の家族やそれどれのつながりが濃く描かれる。秀作だったと思います。何年ながらDVDは出ておりません。2005年の放送と言うことでたぶんHD制作ではないと思いますが、当方もこの時代はアナログテレビなので不明。

NHKBSアーカイブス、NHK名古屋「ながらえば」

隆吉(笠 智衆)は、息子の理一(中野 誠也)の転勤にともなって、名古屋から富山へと移り住むことになった。しかし、隆吉の妻もと(堀越 節子)は入院中のため名古屋に残ることになった。富山に引っ越した翌日、隆吉は用事を思い出したので名古屋に行きたいと言い出す。息子夫婦の説得に一度は諦めるが、翌日、隆吉はほとんど金も持たず家を飛び出す。その頃、名古屋のもとの容態が急変していた……。
(以上NHK公式ホームページより)

65分という短いドラマだったのかなー。一度は見ていると思います。笠智衆と宇野重吉とひょっとすれば最初で最後の共演だったのかな。宇野さんを見ると寺尾聰さんを思い出すという、似てきたのかなー。

笠さんの渋すぎる演技。老夫婦の何とも言えない仲の良さ。まあ額にキスしようとするとかは、太一さんのちょっとパフォーマンスっぽいのかな。でもこの後のシーンで感情を爆発させる笠さんが何とも素晴らしい。

やはり秀作だな~。

NHK朝ドラ「おしん」第2週




おしん、再放送です。明治生まれの女性1代記を1年間の話で3期に分けて描くんですが。

少女編というか、奉公編かな。リアルタイムでは自分は仕事していましたので当然ながらほとんど見ていません。
1週、2週は大人編のおしんの少女時代の回想から、その中で最初の奉公先を逃げ出すまでなんですが・・こういういきさつだったのか。

まあむろん橋田脚本なのでうまい流れ、都合のよさも、もちろんありますが(おつねさんのお金が亡くなった事件でも奥さんがもっと調べるとか・・まあいいとこの苦労知らずの奥さんということかな)まあ次回で何らか触れるのかもしれません。

リアルな奉公に関しては自分の親が年寄りですので若いころ行っていたそうですが、まあいろいろあって結局すぐやめたらしい。
食事が合わなかったとか。。栄養失調で帰されたそうですが、やはりあまり食べさせてもらえなかったそうですが・・・私どもには想像もつかない話で・・。

NHKアーカイブズ「オールドフレンド」

大滝秀治さん追悼。1991年放送。放送日が親父のなくなった日に近いのは何かの因縁なのか。

小津さんの「晩春」的な内容なんだけど、黒木瞳さんの娘がこの時代にしてはやや親父さんに献身的なのか。このあたりの話はちょっと…。
でもそういう設定というよりは、後半の松村達雄さんとの仕事の仲間同士の友情の話が何ともいいし、二人の名優の演技でいい話になっている。もうさすがというか・・。ということかな。
ラストも大滝さんの笑顔でわびしい生活が待っているはずなのに、ハッピーエンドを思わせてしまう。このころの大滝さんの年齢、今の私に近いのに、さすがというかすごい。

演技力で救われた佳作。

NHK朝ドラ「ちりとてちん」総集編

NHK-BSにて。いまごろ「ちりとてちん」なんて何かの関連でしょうか、時間つぶしとは思えませんが。
総集編、やはりエピは大幅に削られていますが、大きなエピを集中してうまく編集しているようです。
振りもうまく使って、やはりぶった切られても快作。
ほんとうは最終から見直した方がいいんですが時間的には難しいな。やっぱり完全版DVD購入しようか?



相棒4「桜田門内の変」

まったくの警視庁内部の殺人事件、それも押収された毒薬から・・。小倉久寛さん祭りか。まさか田中美里さん扮する監察官があの人に・・・ありえない・・。(笑) いつも思うが警察内部の話はリアルさはともかくとにかく重い・・。