忍者ブログ

おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


相棒10#16「宣誓」

右京(水谷豊)と尊(及川光博)は大河内監察官(神保悟志)から、所轄の元警察官・国原(石垣佑磨)が起こした傷害致死事件を調べて欲しいと依頼される。立ち飲み屋で相席となったフリーライター・島内(日向丈)と口論になり店を出た後もみ合いの喧嘩に発展。島内は国原に突き飛ばされ階段から転落して死亡したという事件だった。
同じ警察署の警察官だった国原をかつての同僚が取り調べるとなれば、捜査に手心が加えられる可能性がある。大河内は特命係に内々に調査を依頼。
(以上公式ホームページより)

最終話の神戸相棒卒業に向けての振りの話のよう。
警察内部の話。警察と暴力団の癒着といいう古くてしかも依然としてリアルに続いているのではないかという設定。

容疑者にして実は証言者の気持ちから神戸君の心を推し量る。卒業がシーズン前から決定していたことでの振りの回を作ることになったということかな。

10ではたまきさんもいなくなって、まさかの月本幸子の花の里継承などエピを含めてうまくこのシリーズは作ってあるけどな。

まあこのあたりがシーズン7での相棒途中降板なのかどうなのか・・寺脇さんのことが思い出される、まあ今頃これを推測してもしょうがないけどな。
7シリーズ後半の相棒不在のエピのあたりが何かを象徴していなければいいのかな。
まあ邪推して考える以外の通常の事情、次の及川さんの都合もあったのだろう、あるいは相棒不在は初体験なのでこのあたりの右京さん単独の振りを長めにとろうということなのか、まあなんにしてもそれなら長すぎるけど…ここらは余談ですが。
PR

相棒10#15「アンテナ」

千束署の刑事・相原(萩原聖人)が突然米沢(六角精児)を訪ねてきた。
相原は、かつて米沢と組んで、警察の天下り先でもある青少年防犯協会の横領事件を解決した熱血刑事。(映画「鑑識・米沢守の事件簿」2009年公開 より)
千束署管内で起こった連続通り魔事件で採取された繊維片を警視庁本部で詳しく分析してほしいというのだが、(以上公式ホームページより)

スピンオフ映画のコンビの再現。相原君が面識のなかった右京さんと・・・、相原が何となく神戸尊を軽く見ている感じなのがおかしい。

熱血で直情怪行な相原が何となく亀山を思い出させますが・・。

今回はラストでの引きこもり青年へのアドバイスというか・・落語の人情話が、個人的にはこういう方向は右京さんらしくはないのだが・・ここでのまとめがやはり必要なので・・まあうまくいっているんじゃないんでしょうか。
ミステリーはさほどじゃないんですが・・ネタ回ほどではないが・・いい話なので・・・良しとしよう。

相棒10初回スペシャル

15年前に女性を殺害したとして、刑を終えて出所したばかりの城戸充(池内万作)が投身自殺した。彼の遺書には、自分は無実であるという訴えと、尊(及川光博)を「絶対に許さない」という言葉が。大河内(神保悟志)から連絡を受けた尊は、自ら事件を検証し直す覚悟を決める。
(以上公式ホームページより)

いきなりの自殺シーンから始まる、話は尊の過去の忘れられぬ思い出のこと。ラストシーンでの尊の引っかかっていたことが明かされる。まあ右京さんも意地の悪い・・。
このあたりが卒業の伏線となっているのか。

それにしても、冤罪を犯した検事と判事、そして警察官を脅す真犯人というあり得ない設定を、しかも最後あの手段でという最後まで目をそらさせない話の運びがうまいというか。
ちょっと作りすぎではないか。まあいつもの相棒の流れなんだけど。

でもレベルの高い作りであることは確かなのだが…どこかでエピのヒューマンな感じを得るような癒しの人(まあ要するに亀山薫とか)がいないのが残念。
相棒7~10での及川君はクールさが右京さんとのキャラが似すぎで、ちょっと疲れる。

ここらが相棒7中途以降での弱点。相棒が甲斐君(少年で癒しとかは無理)と、そしてその彼女になっても(真飛聖さんはきつい感じだなー)癒しは訪れない。


CS時代劇専門チャンネルで見るNHK大河「徳川家康」(1983年)

徳川家康、終わりました。
どうも昔のドラマということなのかとにかく語りが多く、家康の心理はよくわかるんですがどうにもうるさすぎる。

大河の特徴歴史の細かいプロットの話が延々と続きまあそれは面白いんだけど、

亡くなる直前まで家康の苦悩は続き・・ということかな、昔の封建領主が無理やり治めて行くという。戦国の名残があるわけであり疑心暗鬼の中を生きているわけですから当然といえば当然なんだけど、家康をフィーチャリングした流れはおそらくは原作通りなんだろうけど・・なんだか正当化しすぎるというか・・しょうがないか。タヌキ親父だし。

しかしやはり昔の大河、歴史に忠実、細かいドラマ設定、フィクションの流れとかドラマの面白さにはあまり行かないようにする(最近の大河の傾向ね・・)いんじゃないかな。でもこれをもう一度見るということはないような気がする。

徳川家康第35回まで

今回で秀吉も去るわけで、いよいよ関ヶ原となるわけですが、徐々に家康の力が増していくわけです。


滝田さんも貫禄が出ているような作りで、このころはまだ33だそうですが、なかなかじゃないでしょうかね。実際には40から50ぐらいを演じているのでしょうか、多少えらそうにも見えますが致し方ないですかな、家康が主役なので。


 


鉄矢さんの秀吉はなかなかじゃないでしょうかね。どうしてもカリカチュアライズした人になってしまいますがしょうがないかな。秀吉、晩年多少弱すぎる感じもしますが、案外リアルなのかもしれません。今際の際で家康に何度も秀頼のことを頼むシーンは史実の感じを再現していると思われます。ちょっと切ないシーン。


何となく家康が悪者に思えてくるシーン。でもそれ以上に鹿賀丈史さんの光成が悪役っぽくて、まあそういう作りなんでしょうな。


大河ドラマ「徳川家康」第25回まで

CS放送にて。たぶんリアルタイムでは見てはいない。


山岡荘八原作。ちょっと濃いストーリーかなー。瀬名をここまで悪役にしなくても。ここらは定説に沿っての残念ながら長男を切腹させ、正室を自殺?に追い込まなければいけない家康の立場を、おそらくは理由づけしているのかな。


悲しみに沈む家康の演技は濃すぎる。こういう演出だとは思うけど。


しかしなんとなく軽い今の大河に比べれば重厚な演出。


セットのつくりは明らかに差があるが、豪華でリアルな今のセットに比べればみすぼらしいけど(部屋が狭い)。演技の質はどうなのかな。


TBSチャンネル「旅の途中で」

TBSチャンネル「旅の途中で」 (山田太一脚本)

CBC制作2002年


人通りのまばらな愛知県豊橋の商店街。春日直也(奥田瑛二)と良子(竹下景子)が夫婦で営む<バーバー春日>は、他の美容院に客をとられて開店休業状態だ。高校1年生の一人息子・俊也(金井勇太)との3人暮らしである。ある日の午後、良子は、暇があれば店を空けてスナック<ナポリ>の麻美(金久美子)のところへ入り浸っている直也と口論の末、店を飛び出す。町をぶらぶらし、フルーツパーラーで休んでいると、初老の知的な男性・岩上始(山本學)に声をかけられる。鎌倉から旅行に来ているという始との会話を楽しんだ良子は別れ際に「なんて綺麗なんだ」と不意に言われ、胸をときめかせる。その翌々日、バーバー春日に始が現れる。始は直也に向かって言いにくそうに、それでいて真っ直ぐな口調で「一日、奥さんを100万円で貸してもらいたい」と切り出す。しかも、一緒に歩くだけでいいと。(以上ホームページより)


 


リアルタイムでは拝見しておりますが、改めて・・・。三河弁で演じられているようです。ちなみに竹下さん、奥田さんともに名古屋と春日井市出身で尾張弁(名古屋弁)だから若干の相違はあるんですが違和感はありません。


話はラストに切ない告白と、意外性がさすが山田太一さんで面白い。まあ疲れた初老の男のわがままではあるが・・厳しい話。出来はいいです。



紅白も報道通りあまちゃん祭り

週刊ポストの記事

通算30分ほどになったとか。宮藤さん書下ろしの脚本とおなじみの名脇役陣の芝居のうまさ、また小劇場出身の方々で生には強い(リアスのシーン)。(駅前のシーンは事前のロケ収録らしい)。

そしてGMT5と橋本さん、能年さん、キョンキョンさんと薬師丸さん(初出場らしい)のドラマ内の設定での歌唱。思い出しますねー。
量が多すぎな気もしますが、まあいいんじゃないでしょうかね。

これを真の最終回とみる向きも多いようで、ユイちゃんはこれで全国進出のアイドルになれたということでしょうか。

私どもはただの良くできた余興と思いますがね。

男たちの旅路第1部第1話「非常階段」

警備会社に勤務する吉岡(鶴田浩二)は、筋金入りのガードマン。特攻隊の生き残りの戦中派で、若者がチャラチャラしているのを見ると我慢ならなくなる。吉岡のもとに、杉本(水谷豊)ら2人の新人が配属されてきた。仕事先は「自殺の名所」とされる高層ビル。夜間の自殺者を防ぐことが3人の任務だった。ある夜、自殺を図ろうとして若い女(桃井かおり)が忍び込んできた。すんでのところで吉岡たちに発見されるが…。

(以上NHKホームページより)



再放送始まりました。やはりリアルタイムでは見てはいないかなー。最初は桃井さんの絡みからなんだな。後半には早くも杉本は吉岡司令補に心酔しかけている。まあでもこれからいろいろあるんだろうなー。早くも特攻隊のたとえ話が出てくる。ここらが鶴田さんのキャラなのかな。でも説得力は強い。

強い話でもどこかヒューマンでやさしさが残るのがいいところ。