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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

TBSドラマ「帰郷」

2011年作品 TBSチャンネルで再見。

渡瀬さん追悼企画か。確執を抱える医者の兄弟。帰郷した弟が兄貴とどうかかわるのか。

再放送、見たかったドラマですが、渡瀬さんのことで見られるとは・・なんだかな(*_*;。

まあ話はありそうな、でもちょっと重いけど。まあいいんじゃないかな。

渡、渡瀬兄弟の競演。なんかいい。
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春の一族#1(山田太一作品)

1993年のNHK土曜ドラマ作品(全3回)

リアルタイム視聴したかどうかは記憶はない。まだ話は端緒なんだけど、それぞれに問題のある古いアパートの住人たちの話。狂言回しは新たな入居者とドラマらしく、そして山田太一らしく討論ドラマっぽく、しかしこの回では主人公の過去の話は明らかにされてはいない。
緒形拳さんはさすが、十朱幸代さんを久しぶりに見た。(カーネーションにも出てみえた・・思い出しました)。国生さゆり、中島唱子と個性的なメンバー。あの若者は浅野忠信なのか。
鍋を囲むことになった住人達ですがどうなるのか・・。

渡瀬恒彦追悼(;_:)TBS日曜劇場「あしたの海」

俊介(渡瀬恒彦)が東京の大学病院に愛想を尽かし、長崎県の離島で逃避生活を始めて10年の月日が過ぎた。そこに東京から俊介の旧友・谷岡(長谷川哲夫)が帰京を勧めにやって来て、俊介は診察中にもかかわらず遠慮容赦ない口論をしてしまう。この島で鯛の染色という夢を見いだした俊介は、黒い養殖の鯛を天然の鯛と同じ赤に染色し、高値をつけることで、村を豊かにしたい、と考えていたのだ。そんな俊介を迎えに来たが、翻意を得られぬまま島で生活を始めた妹の文子(音無美紀子)。そこに彼女の恋人・吾郎(大和田伸也)が東京から出張ついでに訪れ…。
(以上公式ホームページより)
1977年作品
脚本;橋田寿賀子
プロデュース;石井ふく子

さらに漁師役で若き日の平泉征さんが熱演。渡瀬さんも若く力演か。
1話完結でやはり最後はちょっと予定調和か、まあでも当たり前のようないい流れで、
これでいいんじゃないかなー。渡瀬さんが若く男っぽいのがいい感じ。
音無さんはナチュラル、やはり若くいつものように親しみやすい感じで、
昔のドラマだなー。むろんいい意味で・・。

相棒11「同窓会」

右京と甲斐があるていると急に見知らぬ老人から声をかけられる。なぜか同窓会のかつての生徒と間違われているらしい。連れられているかつての写真部員の女性に頼まれるままその生徒になりすましたまま会場の料亭へ。ところがその料亭に意外なお土産が届く・・・。

何度も見ていますが、近藤正臣さんが抜群、そして志垣太郎さんがちょっと微妙な弁護士に・・・。結局死人は出ないのですが…。昔話のエピが、いい感じ。








大河ドラマ総集編「武田信玄」

NHKBSの本編(再放送)を見ていたのですが、ラストが待ちきれなくなり、CS時代劇専門チャンネルの大河総集編第5部(最終回)を鑑賞。

信玄が亡くなってからも割と後日談が長いのかなー。本編がどうなのかはわかりませんが、
それはそれで見ようかな。
当時まだ20代の中井貴一氏が熱演です。死の床に信虎が出てくるなんぞは、フィクションと思われますが平幹さんが又怪演なんでねー。まあエピが多く、長すぎるような気もしますが大河なのでこんなもんでしょう。
全体的には凄く暗い。ある意味疲れる。







大河ドラマ総集編「翔ぶが如く」(完)

最後まで一気に鑑賞。西郷さん、大久保利通の運命。歴史の通りではありますが切ない。利通の奥さんも・・。
濃い芝居が凄い。昔の大河らしい。参議の会議の権謀術数はフィクションもあるのだろうが、なんだか。この時代テロも多く、役割を果たしたと思ったらすぐに退場なのか。
快作。

大河ドラマ総集編「翔ぶが如く」

とりあえず第2部前半まで。一気に見ています。

総集編ですから一部の細かい振りや、サブのエピは省かれていると思いますがそれにしても面白い。さすが小山内美江子さん。
篤姫とか、花燃ゆ、八重の桜とも被るエピで、篤姫で島津斉彬を演じている高橋英樹さんが、ここではいらつく?久光を演じていてこのあたりは面白い(ちなみにこの話では斉彬役は加山雄三さん・・大河では初出演?か)。

西田敏行さん、鹿賀武史さんと熱演で、さすがにこの時代の大河は出来がいい。

スペシャルドラマ「やがて来る日のために」(2005年山田太一作品)

訪問医療の取材を重ねた山田太一が、誰にも訪れる死を見つめる人間ドラマ。自らの生と死に真摯に向き合う患者たちと、彼らを全力でサポートする在宅看護のスタッフや家族ら双方の姿が、日常の中で丹念に描出される。残された時間を、病院でなく自宅で過ごしたいと願う人々を、訪問看護師として支える美代(市原)は、18歳の若さでガンに冒され死期を悟る恵美(上野)の最後のささやかな希望を叶えるため、彼女がかつて暮らしていた横浜に同行する。

日本映画専門チャンネルにて視聴。
訪問看護師の日常を描く。余命を告げられた患者や重症だけど帰宅したい患者の生活を支える。どうしても内容は暗く。亡くなる人も出てくる。
美代さんの重い言葉、訪問看護師では新人の由紀さんの妊娠発覚とストーリーの流れ方はさすがで、生死の話も重いですがいい話。ただこれはつらいな。快作ではありますが個人的にはつらい・・・。若い(と言うか今でも若いけど)上野樹里さんが患者役で出ていますがまあ演技はもう一つ。死を目前にしながらも思い出の町を歩く、このあたりはどうかなというエピなんでドラマらしいけど、流れとしては致し方ないのかと思います。微妙ではありますが快作。

相棒再放送

大麻所持容疑の高樹沙耶(益戸育江)容疑者の影響で、相棒再放送が降板後のシーズン10第2話以降に限定されている模様らしい。ちょっとだけの出演なのになー。
どうなのかわかりませんが、時間が経てば解禁されると思うんですがね。
主役ならともかくどうなのかと思いますが。まあ主人公のプライベートな部分での人物像を描くのに大き目な存在ということもあるのでしょうがないのか。
過去作品(容疑者出演)のDVDは今のところ販売されている模様ですが・・・。





ひとり(1976年、HBC制作)

定年を控えた男の心象風景を、倉本聰が独創的なスタイルで描く人間ドラマ。タイトル通り、ひとりで渓流釣りに励みつつ、過去を振り返る主人公のモノローグでほぼ全篇展開される、斬新な意欲作。鉄道会社の役員の送迎車の運転手を長年務めた草平(船越)は、退職の記念に役員に贈るヤマメを釣りに、ひとりで渓流に赴くが、思うように収穫のない中、同僚の洋子(大原)、釣りの指南役で戦争で亡くなった兄(山内)の姿が、心に浮かび上がってくる。
(以上日本映画専門チャンネルホームページより)

船越英二の一人舞台。倉本総の脚本。退職した会社での立場を洋子さんとの食事ややり取りのあたり。草平さんの釣りをしながらのモノローグと、作りがうまい。
草平さんの葛藤が浮かび上がってくる。
快作。