相棒13「米沢守、最後の挨拶」
(以上公式ホームページより)
米沢さんフィーチャーの回。映画ではありますが連ドラヴァージョンでは珍しい。
むろん作りすぎのストーリーではありますが、面白い。DNA解析が重点の今の鑑識がわかります。

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。
【ストーリー】
鉄道会社の技術部長・立石は、テーマパーク「チロリアン・ワールド」建設の責任者に任命され、
北海道の田舎町へと単身赴任する。そこには、自分と娘を捨てて駆け落ちした妻が住んでいた・・・。
生き方を変えることを迫られる男を高倉健が寡黙に演じる。
【収録内容】
・前編 「再会」
・後編 「旅立ち」
【キャスト】
高倉 健、大原麗子、杉浦直樹、岡田英次、阿部 寛、金子信雄、河原崎長一郎、西岡徳馬、佐野浅夫、菅井きん ほか
(以上AMAZON解説より)
健さんらしくもあり、らしくない方向へということもあり、面白い作品。山田太一さんの狙いもそこに有るらしい。終わりの元妻の発言がこれでいいのかとか微妙だけども。
DVDに入っている山田太一さんの話もバブルの時代の女性の考え方とかはうなづけない点もあるんだけど。そのあたりがまあちょっと強引というか予定調和的なまとめに近いのか。
でも健さんを使っての快作であることは確か。
NHKBS2013年放送
キャスト
雄一:イッセー尾形
草村礼子
モロ師岡
柾木玲弥
山田真歩
安藤サクラ
木内みどり
スタッフ
脚本:青島武
演出:坂部康二
プロデューサー:三好保洋
制作統括:堤啓介、松井奈緒子
資料提供:岡野雄一「ペコロスの玉手箱」「ペコロスの母に会いに行く」、西日本新聞社、吉田隆
撮影協力:長崎フィルムコミッション
制作・著作:東北新社、NHK
岡野さんとお母さんの実写部分もあり、ドキュメンタリードラマといっていいのかな。
映画版と比べてシリアスなつくり。
草村礼子さんがさすがに良い。短いが、快作。
当初は病死と思われたが、遺体の臭いに疑問を抱いた右京(水谷豊)がにらんだ通り、硫化水素の吸引による窒息死であることが判明。
共同研究者の栗田(利重剛)によると、高松教授なら高濃度の硫化水素を作りだすことも可能だというが、現場の研究室に硫化水素の痕跡はなかった。
(以上公式ホームページより)
過去にもレビューしておりますが。早めに容疑者の振りがあって、ほぼ倒叙形式のような。
利重さんがうまい。まあ本当にこんな微生物(というか植物なのかな)があったらなー。
ちょっとしたアクションもあって。
まあこの時のシリーズ、研究室の話がまた合って(かぶるのか)リアルタイムではなんだかなと思うんですがこちらの方が出来がいい。
右京さんは不眠症で精神診療科を訪れるのだが、担当Drの遺体を発見する。
同じころ亀山と美和子はなぜかお見合いパーティーに参加しているのだが、偶然会場で伊丹刑事と出会ってしまう。亀山君は若い女性二人づれのグループの一人とカップルになってしまうのだが・・その七森雅美に思いを寄せられてしまう??しばらくして亀山の携帯には彼女からのメールが殺到して・・・。
設定はまあなんというかあるのか・・。でも女性同士ではありそうな設定。でも実は・・というあたりはなかなか。雅美さんにはまじめな亀山君がいい感じ。右京さんの突き放しは面白い。
脚本;砂本量