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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

TV放映の映画「虹をつかむ男」を見る

平山亮は就職試験に失敗して柴又の家を飛び出し、旅の果てに四国・徳島県の小さな町に辿り着いた。亮は白銀活男が経営する古ぼけた映画館・オデオン座でアルバイトとして働くことになる。活男はこの町で映画の灯を守り、映写技師の常さんや映画好きの町民たちと土曜名画劇場を催していたが、それはメンバーで幼なじみの未亡人・八重子に捧げるものでもあった。活男は八重子が開く喫茶店“カサブランカ”に毎日顔を出しては映画談議を繰り広げるが、彼女への想いだけは口にすることができないでいた。活男は巡回映画にも出かけ、小学生ひとりのために過疎分校を訪ねたり、上映時間について役場課長と言い合ったりしながら、名画を上映していく。
(以上GOO映画より)

監督:山田洋次
出演:
西田敏行、吉岡秀隆、田中裕子、田中邦衛、

映画の中で名画が映写される、オマージュの面が強くて、結局ストーリーとしては、失恋と映画館閉鎖の危機に見舞われるという単純な話。
山田洋次さんらしい勝男像。そしてもともとは寅さんシリーズを撮影する時期だったこともあり全体としての渥美さんへのディディケイトにするということのような気がします。
名作映画引用時間が長く(それはそれで面白いのですが)肝心の本筋が地味になってしまったのか。西田さんの個人芸(田中邦衛さんのものまね)がちょっと鼻につく。
いい感じではありますが何かもうちょっとの出来。
続編は一本ありますが、おそらくは釣りバカシリーズが人気を博したため以後このシリーズは作られなかったのか、もう数本は見て見たいような気はしますが。どうなのか。

 ★★

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映画「卒業」を見る

大学を卒業し、周囲の期待も高まるばかりのベンジャミン。妖艶なロビンソン夫人に誘惑され、虚無感を抱えつつも彼女と肉体関係を重ねてゆくベンだったが、彼女の娘・エレンと出逢ったことで、彼の心に変化が起こる。いつしかエレンに情熱を注いでいくベン。それに応えようとするエレン。二人の関係は静かに近づいていくが、それに怒ったロビンソン夫人がエレンにベンとの関係を暴露してしまう!傷心のエレンは別の男と結婚しようとするのだが・・・。(AMAZON解説より)

【キャスト】 ダスティン・ホフマン/キャサリン・ロス/アン・バンクロフト/マーレイ・ハミルトン/リチャード・ドレイファス

【スタッフ】 監督:マイク・ニコルズ

見ていなかったんですよねー。名作なのに。前半のロビンソン夫人のあたりはちょっと濃くて、疲れるんですが。ダスティン・ホフマンの坊やっぽさがいい感じ。スキューバのモデルでの虚無感とかニューシネマらしいのか。やはりラストのすっきり感が気持ちいい。その後のよくいわれる不安感も。まあ普通な感想です(^v^)

★★★

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DVD映画「ぐるりのこと」を見る


1993年。小さな出版社に勤める几帳面な性格の妻・翔子と根は優しいけど優柔不断で生活力に乏しい夫・カナオ。2人は初めての子どもの誕生を控え、それなりに幸せな日々を送っていた。日本画家を目指しながら靴修理屋でバイトをしていたカナオは、先輩から法廷画家の仕事をもらう。戸惑いながらも少しずつ仕事を覚えていくカナオ。そんなある日、生まれたばかりの子どもが亡くなるという悲劇が2人を襲う。悲しみのあまり、翔子は次第にうつになっていく。そんな翔子を静かに見守るカナオ。一方で彼は法廷画家として、連続幼女誘拐殺人事件や地下鉄毒ガス事件といった様々な大事件の裏側を目の当たりにしていくのだが…。
(以上allcinemaより)

木村多江・・・ 佐藤翔子
 リリー・フランキー・・・ 佐藤カナオ
 倍賞美津子・・・ 吉田波子
 寺島進・・・ 吉田勝利

監督、原作、脚本: 橋口亮輔


いつもの日本映画らしく淡々と進んでいく。子供の死後も出版社の仕事を続け、後輩との衝突も飽くまでリアルに、決して切れないい翔子のキャラとか、結果的になのか、あくまでも淡々としているリリーさん。でもやっぱり薄幸が似合う木村多江さんが秀悦かな。好みの映画というわけではないのですが。でも間違いなく出来はいい。
★★★★

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TV放映の映画「ユー・ガット・メール」を見る

NYで小さな絵本店を営むキャスリーンと、その近所に大型書店を出店したジョー。商売敵として反発し合う彼らは、インターネット上では互いの素性も知らずに惹かれ合い……。
(以上ぴあ映画生活より
 

出演者 トム・ハンクス
メグ・ライアン

正月に録画したものを今頃観賞。
なんということもないベタな恋愛映画なんだけど、懐かしくハートウオーミングで何か好きです。トム・ハンクスはいつものようにちょっと大根気味なんですが、結果的に合うということなんでしょう。メグさんはキュートさで何とも良いですね。

ジャケットは完全にネタばれかな。まあいいや。
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TV放映の映画「ラスト・サムライ」を見る

どうもカットが多いようなのでDVDレンタルする。
やっぱりハリウッド映画なのかな、セットとか人員とかにお金をかけられるのうらやましい限りなんだけどな。

外人さんが描く武士道ってどうなんだろうか。なかなか肉薄してるとは思うけどやはりどこかの東南アジアの国とかを想像してしまう。
むろん現代の我々からすればどの程度リアルかはわからないけど、やっぱりどこか変だな。しかしその中で渡辺謙さんとか真田広之さんはさすが侍らしい。

あの戦闘もなんとなく西部劇やロビンフッドなどを連想させてなんだかと思うんだけどな。でも迫力はすごいし。殺陣の迫力はさすが。
トム・クルーズさんはちょっとしょうがないというかなんだか・・なんだけど。ここらが残念。

まあハリウッド映画産業にお金だけ出してくれて日本人に時代劇を撮らせてくれというのは、黒澤さんがいないから無理か(T_T)

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