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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「時をかける少女」2010年版

母娘二人暮らしのあかり(仲里依紗)は、母の和子(安田成美)が薬学者として研究を続けている大学に見事合格する。そんな折り、突然母が交通事故に遭い、意識不明の昏睡状態に陥ってしまう。あかりが病院を訪ねると、一瞬意識を取り戻した母は、1972年に戻ってある人との約束を果たすのだとうわ言のように繰り返すばかりで
(以上yahoo映画より)

監督;谷口正晃

仲里依紗:芳山あかり
中尾明慶:溝呂木涼太
安田成美:芳山和子
勝村政信:浅倉吾朗
石丸幹二:深町一夫
青木崇高:ゴテツ/長谷川政道
石橋杏奈:1974年の芳山和子
千代將太:1974年の浅倉吾朗
加藤康起:1972年の深町一夫

原作の主人公の娘の芳山あかり側から脚色した映画。
原作にかなり忠実な大林宣彦監督版とはかなり違う。むろんこれはいい感じの青春映画にはなっていると思う。やはり仲里依紗さんの存在感で押し切る映画。中尾君は地味。
うまく出来てはいるが、やはり原作通りの感じがいいと思うのだが・・・。




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映画「私の中のあなた」

サラとブライアンのフィッツジェラルド夫妻は長男ジェシー、長女ケイトとの4人家族で幸せに暮らしていた。しかし、ケイトが2歳の時、白血病に冒されているが発覚する。そこで両親は未来ある娘の生命を救うため、遺伝子操作によってドナーにぴったりの新たな子供を“創る”ことを決断する。こうして生まれてきた次女アナは、幼い頃からケイトの治療のために何度も手術台に上がり、過酷な犠牲を払ってきた。ところがある日突然、11歳のアナは自ら弁護士を雇い、大好きな姉ケイトへの腎臓の提供を拒んで両親を訴えるという驚くべき行動に出る。ケイトを助けることが人生の全てとなっていたサラは、アナの思いがけない決断に激しく動揺し激怒する。そしてついに、愛し合う親子は、法廷の場で対決することになってしまうのだったが

監督: ニック・カサヴェテス
出演: キャメロン・ディアス サラ・フィッツジェラルド
 アビゲイル・ブレスリン アナ・フィッツジェラルド
 アレック・ボールドウィン キャンベル・アレグザンダー
 ジェイソン・パトリック ブライアン・フィッツジェラルド
 ソフィア・ヴァジリーヴァ ケイト・フィッツジェラルド 
 
 
難病ものなんですが一味違った作り。最初ちょっと嫌な展開かと思ったんですが、泣かせる種明かしなんです。
ラストのまとめの言葉、まあなんということもなく・・でもこの家族の中では変化が・・。

秀作。


映画「大鹿村騒動記」

長野県下伊那郡、大鹿村。南アルプスの麓に位置するこの小さな村は、300年以上の歴史と伝統を誇る村歌舞伎が自慢。シカ料理店を営む風祭善は、その大鹿歌舞伎の花形役者。しかし実生活では、かつて女房の貴子に逃げられて以来、寂しい一人暮らしの日々。そんな中、村ではリニア新幹線の誘致を巡って喧々囂々、公演が5日後に迫っても、善以外はなかなか稽古に身が入らない。するとそこへ、貴子が駆け落ち相手の治と一緒に戻ってきた。しかも治は、認知症を患った貴子を持て余し、善に返すと言い出すのだが…。
(以上allcinemaより)

監督;阪本順治

出演;
原田芳雄 
 大楠道代 
 岸部一徳 
 松たか子 
 佐藤浩市 
 冨浦智嗣 
 瑛太 
 石橋蓮司 
 小野武彦 
 小倉一郎 
 でんでん 
 加藤虎ノ介 
 三國連太郎


日本映画専門チャンネルにて
原田芳雄さんの遺作。村芝居をテーマに元妻との絡みを描く。原田さんはこのころもう体調は不良だったと思うのだが。それを感じさせない。歌舞伎も熱演で、見入ってしまう。
快作。


映画「スペースカウボーイ」

老パイロットたちが、人工衛星の修復という任務を受け40年ぶりに集結、自らの夢だった宇宙飛行へと挑む。クリント・イーストウッド監督・主演作品。かつてアメリカ空軍には宇宙探索飛行を目的としたパイロット・チームが存在したが、土壇場になって宇宙プロジェクトが空軍からNASAに移行、宇宙へ行ったのは訓練に励んでいた4人の男たちではなく一頭のチンパンジーだった。それから40年、チームの一員だったコービンのもとにNASAから衛星修復の依頼が来た……。

以上yahoo映画より


監督
クリント・イーストウッド


脚本
ケン・カウフマン
ハワード・クラウスナー


製作
クリント・イーストウッド
 アンドリュー・ラザー


製作総指揮
トム・ルーカー


出演者
クリント・イーストウッド
トミー・リー・ジョーンズ
ドナルド・サザーランド
ジェームズ・ガーナー

あの宇宙遊泳中の映像はCGだそうだ。後半は手に汗を握る展開。フィクションだけどよく出来ている。10年前の映画だけどクリントさんは渋いな。
トミー・リー・ジョーンズさんも出ている。
おじさんたちが頑張るファンタジー。ハリウッドはさすが。
むろんアメリカ映画的にロシアが悪者になっている??
こういうヒーローものならおじさんも見ることができる。

スペースカウボーイ 特別編 [DVD]


映画「四十九日のレシピ」

熱田良平(石橋蓮司)が急に妻の乙美を亡くして2週間が過ぎたころ、派手な身なりのイモ(二階堂ふみ)が熱田家を訪問する。突然現われ、亡き妻から四十九日を無事に迎えるためのレシピを預かっていると言い彼女の存在に良平は目を白黒させる。そこへ夫(原田泰造)の不倫で、離婚届を突き付けてきた娘の百合子(永作博美)が東京から戻って来て……。

以上シネマトゥディより

DVDレンタルにて
NHKTV連続ドラマでも鑑賞。何か心に残るいいストーリー。この二人の異様な訪問者が狂言回しのような役割なんだけども。うまく話が回っていく。快作。


四十九日のレシピ [DVD]

映画「さよなら渓谷」

DVDレンタルにて

「私たちは、幸せになるために一緒にいるんじゃない。」
尾崎俊介と妻のかなこは、緑豊かな渓谷で暮らしている。そんな長閑な町で起こった幼児殺害事件は、その実母が実行犯として逮捕されるというショッキングな結末で収束へ向かっていた。しかし、事件は一つの通報により新たな展開を見せる。実行犯である母親の共犯者として俊介に嫌疑がかけられたのだ。そしてこの通報をしたのは、妻かなこであった。なぜ、妻は夫に罪を着せたのか。事件の取材を続けていた週刊誌記者の渡辺は、必要以上の生活品も持たず、まるで何かから隠れるようなふたりの暮らしに疑問を抱く。そして、衝撃の事実を知る。15年前に起きた残酷な事件の加害者が俊介であり、かなこが被害者だったのだ。果たしてこの関係は憎しみか、償いか、それとも愛なのか。

(以上AMAZON解説より)

設定があり得ないというか、微妙な設定。事件のトラウマから幸福にはなれないという思い込み。なんと言ったらいいかドラマ上では納得できる説明はないけどな。
流れで行ってしまうのか。過去と現在が何度も交錯するエピ。意味深い作品なんだけど。
俊介の現在のエピは過去の事件を渡辺が掘り起こすためなんだけど。
かなこはなぜあの偽証をしたのか。もうひとつわからない。
微妙な作品。


さよなら渓谷 [DVD]

 

映画「アヒルと鴨のコインロッカー」



DVDレンタルにて
大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。 椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら本屋襲撃に加担していた!
(以上AMAZONレビューより)

2年前と現在が交錯する物語。あの事件は嫌な話なんだけど、まあリアルな話で、若い俳優陣がうまく、面白い話になっているけど、結局事件にかかわった人がかなり死んでしまうという結末はまとめとしてはあるけどなんだかなこういうのは・・。まあでも快作なんだけど。

映画「もらとりあむタマ子」

スタッフ


監督: 山下敦弘
脚本: 向井康介

キャスト
前田敦子
康すおん
伊東清矢
鈴木慶一
中村久美
富田靖子

大学を卒業したが就職せず実家に戻ってずっとまったりしているタマ子。妻とは別居中で、スポーツ用品店を営む父親はタマ子を心配して時々注意をするのだがタマ子は聞く耳を持たない・・・

あっちゃんが何とも言えないだるい女の子を演じていて・・でも何かリアルなんだけどな。
お父さんの家事のこなしっぷりが何とも上手で・・わびしさがないのがいいのかも。
事件は起こらないが・・微妙な不思議な映画。

もらとりあむタマ子 [DVD]


映画「人生の特等席」

ガス(クリント・イーストウッド)は長年大リーグの名スカウトとして腕を振るってきたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。窮地に陥った父親に救いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。

スタッフ


監督: ロバート・ロレンツ
製作: クリント・イーストウッド / ロバート・ロレンツ / ミシェル・ワイズラー
製作総指揮: ティム・ムーア
脚本: ランディ・ブラウン


キャスト


クリント・イーストウッド
エイミー・アダムス
ジャスティン・ティンバーレイク
ジョン・グッドマン
ロバート・パトリック
マシュー・リラード 

クリントさんが渋くていい。いい話。娘のスカウトとしての才能はいわゆるお話なんだけども。面白いというか納得できる。ハッピーエンドは気持ちがいい。おじさんにとってはクリントさんを見る映画。

★★★


映画「ヒッチコック」

1959年、作品の高評価とは裏腹に監督としてはアカデミー賞に縁遠かったアルフレッド・ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)は、後にサスペンス映画の金字塔と称される『サイコ』の製作に着手。しかし独創的かつ奇抜であるがゆえに資金繰りは難航し、数々の困難に見舞われてしまう。さらに、常に彼を支え続けてきた最大の理解者である妻アルマ(ヘレン・ミレン)との関係までほころびが生じてきて……。

(以上yahoo映画より)

DVDレンタルにて、要するに映画「サイコ」の裏話から、ヒッチコック夫妻の話。アンソニー・ホプキンスがヒッチコックそっくりのメイクで演じる。まあでもちょっとユーモラスすぎて、しかもエキセントリック。若い女優好き?まあどれだけリアルなのかわかりませんがまとまっていて面白い。
奥さんのよろめき?の後ヒッチコックが体調を崩した後のカバーとか、撮影後の編集作業で活躍するなど。いかにもな話。賢夫人ぶりはどうなのかという話もありますがまあこうであってほしいと思いますが。

★★★★

ヒッチコック [DVD]