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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

クロサギ

<ネタバレあり>
第5回
氷柱(堀北真希)が珈琲豆の配達に『桂』にやって来た。氷柱が黒崎(山下智久)の隣人と知った桂木(山崎努)は優しく微笑み、珈琲をふるまう。
ある日、氷柱の父親・辰樹(泉谷しげる)が氷柱に会いにやって来た。辰樹は今まで定職につかず楽して稼ぐことばかりを考えて家族に迷惑をかけていたのだが、気持ちを入れ替え、新しく事業を始めるため上京したのだと言う。そして開業の資金が足りないので氷柱に金をせびりに来たのだった。父をまったく信用でしていない氷柱は「お金に困った時だけ会いに来ないで」とその場を立ち去る。しかし結局母に電話で相談し、母に説得され辰樹にお金を渡してしまう。
辰樹はネットショップでブランド品を扱い儲けようとしている、しかしその仕入先はシロサギだった。ブランド品は実は偽物なのだ。辰樹はどうもその事がわかっていない様子。黒崎は桂木から情報を買い、氷柱のためにクロサギを辰樹に仕掛ける。
黒崎は客を装い巧みに辰樹に近づきありもしないブランド品を大量に買い付けたいと持ちかける。そして元締めでシロサギの郷戸にも仕掛けをする・・・。

泉谷さんが父親役で登場。うまくいかないさえない男の役。ところで泉谷さんのネットショップ店長は似合わない。パソコンの前では居心地悪そう。そういう作りかな。終わりごろのだまされたことを悟り娘に謝るシーはよかった。ここらはうまい。ただここまでの黒崎の仕掛けがちょっと軽く泉谷さんのシリアスな感じと合わなくなるのでは。母親の永島映子さん。病人役でノーメークで頑張ってます。この二人はいいな。
田中要次さんも合わせて今回のゲストはいいな。
今回は堀北真希ちゃんも長めに出ていていいな。上手だし。最後にはあんなこと言っちゃうんですか。来週が楽しみ。
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プリマダム

<ネタバレあり>
第5回
取引先の院長の機嫌をとるために、高太郎(古田新太)が嵐子(中森明菜)に病院の慰問を依頼した。
しかし、土井バレエ教室の匠(小林十市)が倉橋バレエ団に引き抜かれるというウワサを聞いた佳奈(黒木瞳)は、教室の生徒たちが次々と倉橋バレエ団のスクールに移籍していたこともあり、意を決して嵐子に抗議しに行く・・・。
嵐子と物別れになった佳奈は慰問の話がおじゃんになると高太郎に叱られてしまう。
高太郎はバレエ教室に目をつけバレエ教室の生徒たちに病院の慰問のために踊ってもらおうと計画。しかし匠先生にはまだ実力不足と断られてしまう。しかし高太郎の話で踊りたくなったバレエ教室の奥様たちと嵐子の息子遥生は先生に内緒で踊りにいく事を決め、こっそり練習を開始する。そしてバレエに興味を持った高太郎も参加をすることになる。バレエ経験がある笑子と遥生は間奏でパドドゥーを踊ろうと練習する。
佳奈は嵐子にも遥生の踊る病院での発表会に来てほしいと思い迎えにいく・・。
そして発表会は順調に経過していったが・・・。

うーん古田新太君まで踊るとは、おかしいですねー。まあいい話なんだけど。盛り上がりがもうひとつかな。
それでいつも思うのですが、そういうつくりかもしれないのですが、加藤雅也君はバレエには合わない???それにあっちの趣味の方???そうかなー??

弁護士のくず

<ネタバレあり>
第4回
ある高校の体育館で女子高生・猪狩蕾が殺された。彼女は妊娠していた。まもなく、蕾と交際していた山村真介(斉藤慶太)が容疑者として連行された。九頭(豊川悦司)と武田(伊藤英明)コンビが弁護を担当することになった。これは、武田が初めて担当する大事件だった。
だが、無実を主張する山村の証言はあやふやで、ふざけた態度で言い逃れようとしているとしか思えない武田は悩む。
そんな中、九頭は担当している別件の公判資料と称しアダルトビデオを見て大騒ぎ、九頭の不謹慎な態度が理解出来ない武田は、徹子とヤケ酒を飲みながらコンビを組むのは金輪際御免だ!白石所長に直談判すると徹子(高島礼子)に言い放つ。
TVの取材で涙ながらに山村の非を訴える蕾の父・猪狩吾郎(平田満)。九頭は、山村の無実を証明するため武田と共に遺族の話を聞きに猪狩家を訪れた。そこで、九頭は吾郎の首筋に傷痕を発見する・・・。
公判が始まる。九頭は証人の五郎の反対尋問に立ち、証拠としてあるアダルトビデオを見せる。そこには死んだ蕾が出演していた。そして蕾はAV監督のインタビューに衝撃的な発言をしていたのだった・・・・。

なんとなく最近のある事件を連想させるような・・。どうなのか・・。脚本は早い段階で出来ている思いますが。
結末はちょっとショックだけどよく考えれば最近はありがちな話なのか。ミステリーの組み立てはちょっと偶然の使いすぎかな。都合がよすぎるけど。九頭はわかっていてAVを見ているわけではないと思うけど??
斎藤慶太君は最近どうも不良の役が多いのかな、ちょっと作りすぎ。まあ悪くはないが・・。

おいしいプロポーズ

<ネタバレあり>
第3回
鈴子(長谷川京子)と春樹(小出恵介)はパーティーからの帰りに大喧嘩し、そのせいでそれぞれ朝帰りをする。春樹は自分の部屋に勝手に上がり込んでいた幼馴染みのミチル(サエコ)に問い詰められ鈴子と一晩ホテルで過ごしたと言ってしまう。春樹に片思いのミチルはそのことを聞き激怒。バンビーナに乗り込んで来る。店にやって来たミチルは鈴子の作ったランチに難癖をつけた上、マネージャー(西村雅彦)たちスタッフみんなの前で鈴子が春樹とホテルで一晩過ごし、自分だけクビにならないよう取り入っていると言いふらす。鈴子はミチルの発言を否定するが、ミチルから春樹自身がそう言っていると言われ愕然となる。
春樹は沙織の店へ行き、昨日のパーティの沙織の連れが誰かを問いただす。沙織は春樹にあの人はいま付き合っている人と話す。ショックを受ける春樹。そして沙織は鈴子と食事がしたいと言う。
鈴子は春樹がウソを付いたことを抗議しようと春樹のもとに乗り込む。鈴子は春樹にバンビーナのみんなの前で言をを撤回するよう求めるが、春樹から撤回する交換条件として食事に誘われる。。
約束の食事の夜。鈴子がレストランに行くと、先に来ていた春樹は沙織と楽しそうに談笑していた。ところが、その食事にはパーティーの夜、沙織と同伴していた男・日野原(平岳大)も沙織から呼ばれており、その事を知らなかった春樹は日野原の出現に憮然となる。春樹が沙織に想いを寄せているのを知っている鈴子は春樹を心配する。食事の後春樹は沙織を送ろうとするが、沙織は日野原に送ってもらうと言い帰ってしまう。ショックを受けた春樹はショットバーで自棄酒を飲んでいた。春樹を放ってはおけない鈴子は自棄酒に付き合ってしまう。そして泥酔した春樹は鈴子に・・・。

小出君はシリアスなシーンでは多少はよいかな。沙織への気持ちの核心に触れるシーンはよかった。ハセキョーはやっぱり普通の人のオーラ。庶民的。これがいいのか悪いのか。橋爪功さんスケベおやじのキャラ・・。同じ時間帯でこの変化・・。なんだかな。ついていけません・・・。

ギャルサー

<ネタバレあり>
第4回
エンゼルハートを取材にきた女子アナの雪絵はメンバーの中に同級生だった麗華を見つける。ユリカ(実は麗華)はその場を逃げ出す。シンノスケはユリカの落し物の大学の同窓会案内はがきを見る。シンノスケはサキになんて書いてあるか聞きにいく。サキはギャルサーには大学生のOGはいないという。エンゼルハートは18歳で卒業なのだそうだ。雪絵は麗華のアパートの前で麗華を待ち伏せる。そして麗華にいやみをいい、なぜ年齢をごまかしてギャルサーに入っているのか問いただす。麗華は切れて雪絵に怒り家に帰ってしまう。
サキは年齢を偽ってキャバクラでバイトをはじめる。ところがそこにはユリカがいた。驚くサキ。客とけんかしたサキに説教をするユリカに切れたサキ。しかし突然警察の手入れが入る。とっさにサキを逃がすユリカ。ユリカは警察に連れて行かれる。すぐに出てきたユリカ。サキは理由を聞くがユリカはとぼける。しかしアパートに帰ったらシンノスケがいた。そしてユリカは大学の卒業アルバムを見られてしまい、サキに本当の年齢を知られてしまう。サキはかまわないと言うが・・・。
エンゼルハートに再び雪絵がやってきた。大学の同窓会でパラパラを踊ってほしいと言う。お礼は出すという。喜ぶメンバー。しかもユリカをセンターで、と言う。凍りつくユリカ・・。そしてユリカは・・・。

今回も学園ドラマのような最後。シンノスケが今回はかなり語り、麗華の本当の気持ちを引き出す。いい話。どうも矢口にはぴったりの話。やっぱり最初から考えてキャスティングしたのか??サキは相変らず狂言回しのような、ギャルなのにギャルでないような感じ。でもこれでいいのでは・・。

クロサギ

<ネタバレあり>
第4回
角菱建設が手掛けた橋梁建設工事で手抜き工事が見つかる。責任者である角菱建設の専務・江口(小野武彦)は、費用の差額分10億円を横領したのではないかと疑われていた。この事件は、シロサギの仕業だった。江口はだまされたのだった。黒崎(山下智久)は、新聞記者に扮して江口に接近。橋梁プロジェクトに関わり、事件後に会社を辞めた白石(加藤浩次)の存在を知る。黒崎は江口に騙し取られた10億円を取り返すと言う。
黒崎はさっそく桂木(山崎努)に白石の調査を依頼。すると彼は建設会社を辞めたあと銀行に勤め、今はグループ企業の東一証券に出向中だと分かる。
黒崎は東一証券で働く白石を訪ね、自分は浜下化学工業(架空の会社)のものだが、ベンチャー企業のスカイバイオインダストリーを買収する計画を話す。そして買収した後に作る新会社の株の発行をお願いしたいと持ちかける。
その後いきなりキャバクラでの白石の接待を受けた黒崎は面食らうが、白石はさらに新会社の株の値上がりを目当てにインサイダー取引を黒崎に持ちかける。
買収会社の浜下化学工業が一流企業の傘下に有ると見せかけ白石をまんまと罠にはめる。白石がスカイバイオインダストリーが一流企業に買収されるとの噂を流し株価が上昇したところで売り抜けるつもりなのだが。黒崎は何かを仕掛ける・・・。
しかし、白石も一流のシロサギだった・・・。

加藤浩次さん。相変らずうまく詐欺師を演じている。この人は役者へ転進するのだろうか。山下君かっこよく演じてます。少し軽いとか線が細い気はしますが。はっきりとした悪い詐欺師と言うわけではないので、これでちょうどいいのでしょうか?
市川由衣ちゃん。堀北真希ちゃんとの絡み。今回はちょっと少ないのですが・・。物足りない・・。

マチベン

<ネタバレあり>
第5回
天地涼子(江角マキコ)は四谷通り魔事件の裁判をやり直すことを決意した。5年前の検事を辞めたときから、この事件の犯人深川保の犯行に疑問を持ち、刑務所での面会を申請していたが、深川の拒否に合い、進展してなかったのだ。
5年前、不動産会社勤務の土居勝成が通り魔に殺された事件で、涼子はこの事件の担当検事だった。自首してきた深川の供述に従って殺人犯と断定し起訴。深川には無期懲役の判決が下された。しかしその後、犯行時刻に違う場所で深川に似ている男が写っていた写真が出てきたのだ。捜査の段階でもその場所に似た男を見たというう証言もあったが、深川が自白したため採用されなかったのだ。涼子は上司に再捜査を掛け合い、深川にも再審請求を勧めるのだが、本人が罪を認めていることもあり、上司たちを動かすことは出来なかった。涼子は、この事件の真相究明のために検事を辞め弁護士になったのだった。
涼子は迷惑をかけないためえびす堂弁護事務所を辞めようとするが、後藤田他のメンバーたちの後押しで、結局事務所として再審請求をしていくことになる。
涼子は深川の娘とその子を探し出し会いに行く。しかし深川の娘の八重子は涼子にある告白をするのだが、その内容に納得できない涼子は、八重子ともみあいになり・・・。

いよいよ確信の事件へ動き出しました。竜雷太が犯人?役(深川保)。濃いなー。いかにも犯人らしい雰囲気なのですが。どうも孫娘も含めて何かあるらしい。
深川保があえて涼子を引っ掛けようとする意図は何?まあここがミステリーですが、ちょっと犯人と言うか容疑者としては(冤罪かもしれないが)裏がありすぎというか、ドラマだからなのだけれど。
まあ何ともいえないけどリアル感が少なくなるのでは、どろどろした恨みを晴らす話にしてしまうのには惜しい・・。
どう展開するのか、来週が楽しみ。

映画「ゲロッパ」

と言っても終わりの部分だけ。
西田さんのJ.Bの真似というかカラオケ、やっぱり抜群にうまい。まあストーリは別として。これだけでも見る価値あり。こちらのほうが「釣りバカ」よりよっぽどいいよ。

映画「博士の愛した数式」を見る

<img src="http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/k/khtatu/20060505/20060505202701.jpg">

ここで見ました。普通の雑居ビルの一部を映画館に改造したよう。試写室のような感じです。ほぼ満員でした。

<ネタバレあり>
シングルマザーの家政婦杏子は、義理の姉弟二人暮しの家の仕事を紹介される。但しその家は新しい家政婦がきてもすぐ辞めてしまうという。
杏子は家に訪ねてみると、姉は未亡人で弟の世話をするように言われる。弟は学者だったが交通事故で記憶が80分しか出来なくなったと言う。弟はケンブリッジ大学で博士号を習得し、大学への就職も決まっていた。一方姉は博士の実の兄の夫が急死し、経営していた工場をたたみ、借家の家賃収入の生活をしている。姉は母屋で住んでおり、杏子には弟の済んでいる離れで世話をしてほしい。母屋には立ち入らないで・・。といわれる。そして離れに行くといきなり博士から靴のサイズを聞かれる。24と答えると博士は実に潔い数字だ。4の階乗だという。そして博士の数字にまつわる不思議な話に杏子は惹かれていく。そしていつしか息子のルート(博士がつけたあだ名)と3人のメルヘン的な暖かな交流が進んでいく・・。
しかし、ある日ルートの野球大会を観戦した博士は発熱し寝込んでしまう。見捨てては置けない杏子は遂に泊り込みで看病することになってしまう。しかしそれは姉の知るところとなり。杏子は姉から契約解除を言い渡される。
時がたった、杏子は再び姉から博士の家に呼び出されてしまう。そこには息子のルートがいた。ルートは博士が忘れられず遊びにきていたのだ・・・。

うーん静かないい感じ。少し昔の時代のような、特に博士は阪神ファンで昔の選手の背番号が次々出てくる。そして数字にまつわる数学の不思議な話。
病気とはいえ家でもスーツを着てきちんとした感じを崩さない時代離れした博士が面白く、悲しい。寺尾さんはいつものとぼけた感じ。深津絵里さんはきびきびしたそれでいてキュートで優しい家政婦さん。うまいな。浅丘ルリ子さん久々に見ました。過去を背負う姉。暗いけどいい感じ。息子(斎藤高成)はうまいなー。成人した息子役の吉岡秀隆君はうまく大人の息子につなげている。
この監督らしい穏やかな映画。ちょっと今の時代にするとはなれた感じだけど昔のよき時代のこととして見ればいいんじゃないかな。観客も中高年が多かった。若い人には向かないかもしれない。

プリマダム

<ネタバレあり>
笑子の夫の愛人の美樹が、笑子に夫と別れてほしいと言いにきた。笑子は動揺する。しかし笑子も夫の海外出張をいいことにボーイフレンドと遊びまわっている。
ある日笑子は佳奈の夫、高太郎が喫茶店で女に泣かれているところを目撃してしまう。早速笑子は佳奈に電話で告げ口する。笑子に言われるまま高太郎の出張先の病院で高太郎を待ち伏せすると。高太郎は病院の裏口で女と怪しいそぶり。携帯をかけても言い訳ばかりで怒った佳奈は、笑子と一緒にバレエ教室へ忍び込み気の済むまでバレエの練習をした。
翌朝子供たちを送り出した後いきなり例の女が現れる。高太郎とひそひそ話。立ち聞きした佳奈は、女は取引先の病院の外科部長の愛人で、高太郎は別れ話の仲介を頼まれたのだった。佳奈は一安心・・。しかし笑子の愛人との対決は・・・。

今回は神田うのが中心の話。長台詞も一応しゃべってました。硬いけどまあいいか・・。明菜よりはいいし。
うのさんの愛人は明らかにうのよりはレベルが落ちるんだけど??リアル感が??もう少し何とか・・。