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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「花のあと」

女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登(北川景子)は、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋心を抱く。しかし、以登、孫四郎ともに決まったいいなずけがおり、以登はひそかな思いを断ち切って江戸に留学中のいいなずけの帰りを待ち続ける。数か月後、藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る。
(yahoo映画より)
2009年作品
原作;藤沢周平
監督 中西健二
出演者 北川景子
甲本雅裕
宮尾俊太郎
市川亀治郎
國村隼
珍しく女性が主人公。しかも仇討の話。終盤の北川景子の殺陣はなかなか。
許嫁の甲本雅裕がただの大飯食ではなかったようだ。
ミステリータッチでもあり意外にストーリーのテンポが良い。快作。



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映画「聖の青春」

2016年作品
監督;森義隆
主演;松山ケンイチ、東出昌大、リリーフランキー、柄本時生他

DVDレンタルにて。
村山聖の生涯を描く。
天才将棋棋士なのだが、小児の時難病を患い、青年になってからは進行性の癌のため29歳で早世した。

松山ケンイチが好演する。まあ多少老けてはいるが、雰囲気はとらえているのかも知れない。
リリーさんが師匠役だがちょっと似合わないかな。
まあ村山さんの性格ではこういう師匠のほうがいいのか。
羽生さんとの飲酒シーンはフィクションなのかなー??
志半ばで天国へ連れていかれるのはつらいか・・。
まあ佳作では。

ホームズ最後の事件

2015年作品。イギリス映画。
シャーロックホームズリタイア後のエピ。
コナンドイルの作品ではなく、ホームズを題材にした小説の映画化。

豊かな緑に囲まれた海辺の家でミツバチの世話をしながら、穏やかな晩年を送っているシャーロック・ホームズ。だがホームズには、死ぬ前にどうしても解かなければならない謎があった。30年前、優秀な助手にして記録係のワトスンが結婚してホームズのもとを去った日、ある男から奇妙な調査依頼が舞い込んだ。彼の妻が音楽教師の開く怪しげなレッスンで、亡くなった子供たちと会話"しているというのだ。ホームズが尾行を始めると、彼女は夫の筆跡を偽造した小切手で預金をおろし、薬局で毒性の強い薬を購入する。夫の殺害計画かに見えた事態は思わぬ方へ転がり、ホームズは人生最大の失敗を犯して引退に追い込まれ、事件は未解決となってしまった。推理のカギを握る日本への旅から帰国したホームズは、家政婦の息子で10歳のロジャーに探偵の資質があることを見抜き、彼を助手にいよいよ捜査を再開するのだが―。
(以上Amazon解説より)

老人となったホームズの隠遁生活を描きながら。年のせいで思い出せなくなってしまった最後の事件を振り返るミステリー。

あまりにもおじいさんになったシャーロックホームズ。ちょっと見るのがつらいのだが、最後の事件のミステリーに引き込まれていく。快作。
何故か日本人がらみのエピもあり、明治?の日本に来ている話もある。真田広之が日本人役で出演している。




映画「長いお別れ」

2019年作品 WOWOWにて
監督;中野量太
出演;山崎努、竹内結子、蒼井優、松原智恵子、北村有起哉、中村智也他

認知症にかかった父とそれを支える家族を描く。
要するに父の亡くなるまでなのだが、妻、娘たち、孫とのエピを絡めての淡々としたつくりがいい感じ。
山崎努がさすが。自然。
快作。



ギターを持った渡り鳥


函館にやってきた小林旭扮する元刑事滝伸次が地元のやくざ組織に雇われるが、そのやり方に怒り、ボスをやっつけて、又よその土地に去っていくというシリーズの最初の作品。
ちょっと西部劇っぽい部分もある。
相手役(殺し屋)が宍戸錠。1959年日活作品80分足らず、短いがストーリーの流れが速く、まあベタではありますがこの当時の活劇タイプの日本映画の雰囲気を代表する感じ。
勧善懲悪。娯楽映画。面白い。
恐らく宍戸錠さん追悼でTV放映なのか。

2005年版「キングコング」

BS2にて再見。映像がとにかくすごい。アカデミー視覚効果賞などを受賞したらしい。
髑髏島での格闘シーンが長く。どうも恐竜などが出てくるあたりは原作にはないらしい。
キングコングとあの女優とのシーンあたりから謎の原住民?が全く出てこなくなるのはどうも不明。
ラストあたりの例のコングが高層ビルに上っての女優さんとの言葉にならない交流シーンは行くできていて中盤の活劇シーン(CGとはいえちょっと残酷)を忘れ去る切なさ。
まあファンタジーなんで、なんだかという感じもしますが。映像としてはすごく良くできている。





映画「江分利満氏の優雅な生活」

DVDレンタル。

直木賞を受賞した山口瞳の原作を岡本喜八監督が映画化。高度経済成長期、戦中派の冴えないサラリーマン・江分利が、ひょんなことから書いた小説が直木賞を受賞する。
(以上ANAZON解説より)


監督:岡本喜八
主演:小林桂樹、新珠美千代、東野英治郎
原作:山口瞳
1963年作品

作家山口瞳氏の自伝的エッセイなのか。岡本喜八さんがこういう日常的な映画を作るとは思わなかった。ラストの江分利満死の長い愚痴というか酔ったうえでの絡み・・。
面白いが・・・長い。岡本さんらしいのか、時代のせいかモノクロ映画。

興味深い作品。
NHKで連続TVドラマ化したらしいが記憶にない・・?


映画「ボヘミアン・ラプソディ」

ついにレンタルして視聴。
必ずしもクイーンのファンじゃないんだけど。興味深い。
まあやはりフレディさん、破天荒な人生の流れかな。
ラストのライブ・エイドの演奏はノーカットらしい。
このあたりがうまく作ってあるなー。
音源はもちろんオリジナル使用。






映画「情婦」

1958年作品、モノクロ
【キャスト&スタッフ】

レナード…タイロン・パワー
クリスチーネ…マレーネ・デートリッヒ
ウィルフリッド…チャールズ・ロートン

監督・脚本:ビリー・ワイルダー
製作:アーサー・ホーンブロー・Jr.
原作:アガサ・クリスティ
脚本:ハリー・カーニッツ
撮影:ラッセル・ハーラン
音楽:マティ・マルネック/ラルフ・アーサー・ロバーツ
●字幕翻訳:柴田香代子

【ストーリー】
富豪未亡人殺害の容疑者レナードは、敏腕の老弁護士ロバーツに弁護を依頼する。しかしレナードの妻クリスティーネが証人として出頭、彼女の証言に法廷は驚愕する──!

以上AMAZON解説より

NHKBSにて・・・。
最後の2度にわたるどんでん返しが凄い。
昔の俳優さんがとても濃い。さすがというか・・・・。
前半の割とコメディタッチに比べ後半はどうだ。濃いこと・・。



映画「ティファニーで朝食を」

【ストーリー】
朝の宝石店ティファニーの前でデニッシュを食べる娼婦のホリーは、引っ越してきたばかりの駆け出し作家ポールと出会う。
酔っぱらいから逃げて部屋へ来て、眠り込んでしまった彼女にポールは興味を抱く。
ホリーの夫ドクが彼女を連れ戻そうとするが、彼女は断ってしまう。
ホリーがブラジルの外交官と結婚するのを知って傷ついたポールは、小説を売って得たお金をつきつけるが…。

【キャスト】
オードリー・ヘプバーン 、
ジョージ・ペパード、、

【スタッフ】
監督:ブレイク・エドワーズ
原作:トルーマン・カポーティ
脚本:ジョージ・アクセルロッド
音楽:ヘンリー・マンシーニ
(以上Amazon解説より)

1961年上映。
名画をやっとDVDで・・・。ちょっと小悪魔のヘプバーンが素敵で、ただ中盤が少しドタバタするんですがまあヘプバーンが振り回すということで・・・こういう流れなんですね。
そしてアメリカ映画らしいハッピーエンドなんですがやはりホッとする終わり方。
ベタですがおしゃれで素敵・・。
快作。