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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

相棒4「最後の着信」を見る

麻薬の売人だった脇幸太郎が転落死体で発見される。脇はどうも麻薬の売人だったらしい。右京と亀山は脇が六本木警察署の菱沼刑事の麻薬関係の情報屋だったらしいことを知る。そして二人は白坂由美という女性と脇が死んだ日の直前に会っていたことを知る。脇は由美と結婚するつもりだったらしい。
角田課長は鷲頭という麻薬の仲買人を逮捕する。そして鷲津から脇が麻薬の売人をやめたがっていたことを知る。角田課長は脇の裏切りのため鷲津が殺したのではないかと考えるのだったが・・・。

なるほどそんなことなのか。ラストの由美さんの反応がちょっと意外だったんですがそんなものかなー。知らされていなかっただからかな。でも最後の表情の映像で幾分はと思うのですが。
あのお好み焼きは結局もんじゃ焼きか?そうじゃないのうな気もするのだが。あの言葉、テンションの上がっていた脇の口が滑ったのか。
まあさほどのミステリーではないですが、佳作かな。
右京さんが珍しく亀山君を褒めていましたが、こういうシーンは珍しいんだけどなー。クールというか多少毒舌が勝っている右京さん。亀山君でさえも誤解する部分があるのですが。このあたりが相棒7での別れがちょっと冷たいような感じもするのですが、そういう作りなんでしょうねきっと。
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古畑任三郎2「VSクイズ王」

TV番組のクイズ王の千堂は週刊誌に不正を書かれたことでプロデューサーから出来レースの問題集の番号を事前に教えてもらうことができなくなる。
番号が番組アシスタントの衣裳に書かれていることを知っている千堂は、番組収録前に衣裳部屋へ出かけて収録前にカンニングしようとするが、阻止しようとする衣裳係ともみ合いになり倒された衣裳係は打ち所が悪く死亡してしまう。千堂は人が往来する放送局の廊下をどう逃げるのか・・。
たまたま同じクイズ番組に参加し早とちりで予選で敗退してしまった古畑は捜査に加わるが・・・。

今回のトリックはいいですね。ドラマでの古畑の助言通りVTR巻き戻しました。なるほど。唐沢君に「とっちゃん坊や」とセリフを言わせるなど三谷さんはしょうがないですね。唐沢さんの苦笑いが見えるようです。あるいは唐沢さんの提案か?またはあてがき??

古畑任三郎2「偽善の報酬」

有名脚本家の佐々木高代は同じく未婚のマネージャーの姉と二人暮らしだったが、自分の稼いだギャラを慈善団体に寄付を繰り返す姉を恨み殺害してしまう。そして物取りの犯罪として警察に通報する。捜査にやってきた古畑は高代の証言の矛盾に気づくが凶器が見つからない・・・。

これはとにかく加藤治子さんと田村正和さんの絡みが抜群に素晴らしい。ミステリーはまあいいんじゃないでしょうか。でもこれはドラマ的にいい。コメディタッチの古畑の感じがよく出ています。

古畑任三郎2「しゃべりすぎた男」

弁護士の小清水は婚約中だったが、同級生の愛人がいた。小清水は別れ話がこじれ彼女の部屋で愛人を殺してしまう。指紋をふき取っていた小清水は彼女宛てにかかってきた別の男の電話を利用して、その男を犯人に仕立てることを思い付く。そしてその男とは、あの古畑の部下の今泉だった。
今泉は自宅にやってきた捜査員から逃げ出し捕まってしまう。
実は今泉とも大学の同級生だった小清水は古畑に頼まれ弁護をすることになる。小清水は今泉に傷害致死にして罪を軽くすると持ちかけ、今泉に罪を認めるよう強引に説得する。
古畑は今泉が罪を認める供述をしたのが信じられない。そして強引に事を進めようとする小清水に疑惑の目を向ける。

さんまさんが犯人役。裁判の時は標準語なんだ。ミステリーのつぼはちょっとどうなのかな。凶器をの表現が違うことってちょっと細かすぎることなのかな。わかりますがどうもちょっと納得はいきかねるんだけどな。

古畑任三郎「殺人リハーサル」を見る

人気時代劇俳優の大宮十四郎は撮影所を閉鎖しようとする二代目所長の城田を刀を本身を使って殺陣の段取りを間違えたと装って斬り殺してしまう。
警察に事故を主張する十四郎に古畑は事件の起こったリハーサルでは何か違う風景があることに気がつく。

小林稔持さん。時代劇俳優にはちょっと違和感が、でも殺陣はなかなかだけど。稔持さんちょっといつもの感じで硬いのかな。

古畑任三郎「ピアノレッスン」を見る

亡くなった塩原音楽学院の理事長の愛人だったピアニストの井口薫は、自分に塩原の音楽葬でピアノを弾かせないという現理事長の川合をスタンガンで殺してしまう。川合には心臓の持病があったのだ。川合が倒れる拍子にピアノの弦が1本切れてしまう。
翌日の音楽葬でピアノが修理されていないことを知った薫はとっさに切れた弦を使用しない曲を弾くのだったが・・・。

これは木の実ナナさんのオーラがキャラにぴったり。エレベーター事故の振りもいい。うまいミステリー。

古畑任三郎「汚れた王将」を見る

将棋のタイトル戦で追いつめられた米沢王将は翌日に戦いを持ち越すための封じ手をルールを破って何も書かないまま封筒に入れ立会人に提出した。しかし立会人は何も書かれていないことを見破り、夜米沢の部屋に行き抗議する。不正に発覚を恐れた米沢は立会人を撲殺し、入浴中の事故のように偽装する。しかし翌日の対戦で、米沢は詰めの前提となるべき位置に駒を打てず敗退する。古畑は米沢のある事情を看破する。

これは面白い。まあトリックはまあまあの出来だが三津五郎さんの王将が抜群にうまい。

古畑任三郎「殺しのFAX」

妻に不倫がばれたミステリー作家。妻を殺害し埋めてしまう。そしてタイマーで動くFAXを使用しての偽装誘拐を思い付く。

これもなかなか面白いな〜。でも計算通りにうまくいかない場合もあるんだけど有名ミステリー作家がそれに気がつかないとは・・・。まあそれを言っちゃあお終いか。

古畑任三郎「笑える死体」

笹山アリは精神科医で、自分の患者の愛人でもあった。彼氏である患者がほかの女性と結婚することを知ったアリは、強盗に見せかけて冗談でストッキングをかぶった彼氏を殺し、強盗に襲われたと正当防衛を主張するが・・。

なるほどあんなところに、でもまあよくアリさんは気がつきませんでしたねー。軽いですが出来はいい。古畑シリーズ開始早々sとあってか今泉君登場は少しだけ、向島巡査も登場している。あのセリーヌの自転車も。

相棒3「異形の寺」を見る

美和子のことで鹿手袋から話があると言われた亀山。待ち合わせ場所の橋の上で口論になりかけるが、鹿手袋から池の岸に裸の若い女性が見えたと告げられ自分でも確認した亀山は、その場所に走っていくが人影は見当たらない。そして川の中に何かがあることに気がついた亀山は池の中から頭蓋骨を探し当てる・・・。突然特命にやってきた小野田は頭蓋骨から複眼した顔に見覚えがあると言い出す・・。それはある寺の尼さんだった・・。

高橋由美子さんが性同一障害という難しい役に挑戦する。話はあ変わらず作った感じですがまあまあの出来か?雀蓮さんと庵主さんがああいう関係という落ちはどうも作りすぎかも。尼さんになった動機付けの一つにはなりますがね。