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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

御宿かわせみ第2章「麻布の秋」を見る

かわせみに小田原からの客おもん(原日出子)が泊まる。 おもんは麻布の菓子職人と所帯を持つが、別れて大工と再婚し小田原に住む。その夫が亡くなって、再び江戸に出て来たのだ。
その頃、麻布狸穴の方月館へ出稽古に行った東吾は、虫の音を聞き分けて楽しむ「虫聞きの会」に参加する。
その縁で、菓子職人の弥助(大門正明)の娘おすずと知り合う。おすずは機織りの名手で気立ての良い娘だが、嫁に行きそびれ、父親との二人暮らしだった。その弥助の家を、おもんが訪れる。おもんはおすずの母で小田原の大工といい仲になってしまい、駆け落ちしたのだった。いきなり帰ってきたおもんをおすずは受け入れることが出来ず。東吾を頼ってかわせみにやってくる・・・。

今回もおもん親子の仲直りに動く東吾とるい。いかにも御宿かわせみらしい人情話。派手な話ではありませんが気持ちがしっとりします。いい出来なのではないでしょうか。
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相棒5「バベルの塔」を見る

2005年の大晦日。右京と亀山は小野田官房室長に誘われ富永議員のカウントダウンパーティに、富永議員は元刑事の楓にボディーガードを頼んでいた。楓は耳の不自由な娘のはるかをパーティ会場に連れてきていた。
議員はPM10に楓と婚約発表をするつもりでいた。ところがはるかがいなくなってしまう。あわてて探し回る楓に娘を預かっているという電話が入る・・そして楓には誘拐犯から驚愕の指示が・・・。





<ネタバレあり>
最初にあのシーンを見せておいて、あのオチ。うまいなー。まあリアル感はどうかと思うけどな。狙撃手があそこでずっと待っているというのはどうなんだろう。まあでもこの振りを見せるわけには行かないしね。なんとかすっきり感も出たし。結局誰も死なないというわけで。やれやれ。
そうはいっても最初の夫をあそこで生かすのか、なるほど。遠藤君の演技はちょっと?だけどね。寧々さんがうまいだけに。比べてしまう。
ところで犯人役の中村綾さんが濃いね。濃すぎるかな。

相棒7「最終回スペシャル・特命」を見る

警察庁の神戸尊警部補は警視庁特命係に配属される。特命課の噂を聞き複雑な心境の神戸。早速特命係にやってくると肝心の杉下警部と連絡が取れない。ようやくある村で独自に捜査している事を知り神戸も村にやってくる。そして杉下は、ある若者の描いた絵から独自の推理力を働かせ、ある犯罪が行われた事を知る・・・。

うーんひねった話ですねー。相棒らしいな相変わらず。
ついに新相棒がお目見えですが、どうも亀山君とはまったく違ったクールな人で、意見が対立することも・・まあこのあたりが8の見所でしょうね。

再放送相棒5「女王の宮殿」を見る

被害者の遺体探しに借り出された特命係の二人。容疑者の嘘で遺体がここにはないことがわかり撤収となるが二人はそれを知らされずにその場所に取り残されてしまう。
迷った二人は捜索現場近くの大きな屋敷にたどり着く。その屋敷のオーナー、ファッション業界の女王モナミが自宅でたまたま開いていたパーティにゲストとして参加することになるのだが・・・。

なるほど、犯人は複数いたのか・・。面白いな。大空真弓さん、らしいな。ラストシーンもいい感じ。グラスマーカーのエピもおしゃれ・・たまにこういうセンスのよさがあって。それほどのミステリーでもないのだがなるほどと思わせる。

再放送の「相棒6、琥珀色の殺人」を見る

有名なウイスキー評論家の勝谷が何者かに殺害された。現場には高級スコッチが残され、勝谷が飲んだらしいことがわかる。しかし、現場に残されたウイスキーの種類と飲み方に杉下は注目する。
勝谷が評論に取り上げる予定の店のリストのバーテンダーにかつて右京らが捜査した殺人事件の犯人の三好の名前を見つける。右京と亀山は三好の店に出かけるが・・そこで注目したのは・・・。

かつての殺人犯が出所して同じバーテンダーとして働いている・・。今回は彼がどう関与したのかしていないのか。面白いミステリーですね。最後のオチもうまい。無論お話ですから都合がいい部分がありますが気になりません。秀作。
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相棒7「還流〜密室の昏迷、悪意の不在」を見る

特命係の杉下と亀山は小野田官房長に誘われ、代議士の瀬戸内のパーティに出かける。亀山はその会場のホテルで高校の級友、兼高を見かける。
兼高が宿泊している部屋を探し出した亀山は部屋を訪ねるが不在のためドアの下にメモを残す。しかし翌日その部屋で兼高の死体が見つかった・・・。
右京の推理で同じ階の部屋に宿泊していた男を容疑者として任意同行を求めるが、男は兼高の殺害は認めたが・・完全黙秘をしていた。右京と亀山は捜査をしていくうちに意外な事実を突き止めるが・・・。

録画したDVDを今頃見ました。
第1回の2時間スペシャル、そして続きの2回(1時間)とあわせて実質3時間スペシャルかな。
なかなかの深いミステリー。さすがは相棒かな。出来がいい。
このエピが亀山君卒業の伏線になっているのか・・・・。


再放送の「相棒5 殺人ワインセラー」を見る

街金の社長・石場が殺害された。後頭部の傷から赤レンガの粉が発見されたことから、右京と薫は石場と付き合いがあったワイン評論家・藤巻の店へ。そのレンガ造りのワインセラーには高級ワインがズラリと並んでいる・・・。

題名からしてネタバレなんですが、今回は犯人をどう追い詰めるかと言うことが話の幹で、藤巻のワインのエピのくだりがよく出来ていますね。佐野史郎がワインに憑かれたワイン評論家を演じています。オチもいいですね。快作。

再放送の「相棒5 ツキナシ」を見る

直木賞作家の北之口秀一がある殺人事件の容疑者となるが決定的な証拠がなかった。やがて彼のアリバイを証言する若い女性写真家が現れる。しかし右京はその写真に疑問を持つ・・・。

川崎麻世がくせのある作家に・・。こののらりくらり度は役に合っています。彼のキャラで成り立っている作品かと・・。

再放送の「相棒6 新・Wの悲劇」を見る

面白いなー途中で○○落ちとなるのだが、じつはさらに結末があって・・・。と二転三転するミステリー。相棒らしいな、オセロ中島の白々しい表情もあの落ちだからか・・それとも演技力のなさかな。
まあ近隣住民の事件と言うネタもちょっときついのだが、でもうまく生かしている。

再放送の「御宿かわせみ第2章」夕涼みの女を見る

長岡の縮問屋の若旦那・伊之助が宿に泊まる。深川の娘・おすみとの初恋が実り、祝言をあげようと迎えに来たのだ。しかし翌朝伊之助が再びかわせみに青ざめた顔でやってきた。昨夜おすみの家近くまでやってきた伊之助は縁台に腰掛けていたおすみを見かけた。しかし花火に気をとられわずかの間におすみは姿を消してしまう。おすみの家を訪れた伊之助は、おすみの両親からすみが亡くなった事を告げられる。ではあれは幽霊だったのか?
幽霊を信じられない東吾は岡っ引きの調助とおすみの一件を調べることにする・・・。

今回も事件と言うほどではないような、やはり平岩弓枝さんらしい人情話。
こういうエピソードは時代劇らしくていいなー。今回はるいさんはあまり出てこないのはちょっとつまらない。