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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」

CS放送TBSチャンネルで再見。ワイド画面ですが放送はアナログらしい。鮮明さはやや不足ですが。レンタルDVDは鮮明でしたのでCATVの放送ではこうなのか。

このころのTBS日曜劇場はレベルが高い。今考えればキャストは豪華メンバー。予定調和の流れですが話はうまく出来ていていい感じ。カーペンターズの主題歌のメロディがうまく挿入されて、和む。
ハッピーエンドなんですが。ベタと言う感じが少ない。俳優さんたちもうまいのだがエピの出来がいいんでしょう。快作。

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DVD映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」を見る

大正の末期。広島県の山奥に石内尋常高等小学校があった。事業中に居眠りする生徒がいても、事情を聞いてそれを許してしまう破天荒な市川先生。
生徒たちは皆市川先生を慕っていた。
級長の良人、良人を慕うみどり、居眠りしていた三吉は市川先生のクラスの生徒だった。卒業を機に三人は離別する。30年後、売れない脚本家となった良人のもとに今は石内町の助役となった三吉から先生の定年祝いの集まりの知らせが届く・・・。

新藤兼人監督の95歳での最新作。自伝的な作品なのか?前半部分はたぶん現在では中学生あたりの年齢なのか。後半の恋愛部分の振りとなるジュブナイルのエピソード、ここらは風景描写も含めてとてもよいけど。後半は雰囲気が変わる。
さすがにうまいけどでも何となくこの役のキャラとは合わない豊川悦史。それ以上のまあどうなのか大竹しのぶさんの怪演なんですがこういう演出なんでしょうね。
ちょっと少年時代とはイメージがかなり違うんだけど。後半のいささか濃い恋愛エピからすればこんなものかな。柄本明さんはさすがというか。川上麻衣子さんはやはりあの修学旅行のエピでの主役だけに若いほうがよいのか、老けメイクはなかなかですがやはりずれがあるかな。
まあ大家の独特なタッチの作品なのかなー。
ラストはやはりどうということもなく終わるようなんですがここらはやはり日本映画的か。
時代設定が大人部分は昭和30年代と言うことがま当り前ではあるけどやや古い昔の映画という感じがする。
まあでもかなりなレヴェルではあると思うけど。

★★★★

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映画「相棒劇場版2」を見る

いつもの出不精で・・遅まきながらついに見てきました。やはりシネスコではありませんね。TV放映を意識してるのか。
どうもさんざん言われているようですがTVドラマ版での約束事を網羅していて、連続TVドラマシリーズを見ていない人には何のことかわからないシーンが多いですが。
TVドラマを見ている人を対象に絞っているわけで多少微妙な感じはありますが、わかっている人には面白い・・。うーん・。

まあの人があんなことにというわけで、亀山君卒業以来の衝撃ですが、TVドラマ版では12月半ば過ぎの映画版公開時以降のドラマ作品では若干あの人の存在に振れていたりしてこれもちょっとどうなのか。

エピはなかなかなので、劇場版1よりはよほどいいのですけども。
やっぱり突っ込みどころは有って、占拠事件での発砲者のプロット。なんとなくモールス信号のような感じはすぐにわかったんですが。今の時代・・これって。まあそれにしてもこんな大きな音って占拠犯人に不振がられてしまいますけどね。

あの人があの人を・・・。なにかエリートじゃないけど・・・というひとがああいう方向にってエピ。エリートでないこちらにしては何か嫌な・・。まあ流れでしょうがないけど。

結局劇場版1にも感じた、ドラマスペシャルとしても好いのではというか、あの人のあのエピは流れとしてTVドラマ版で放映すべきものでは・・・。

あの人がいなくなって、この手の警察内部ものの〆に人がいなくなるわけでどうなんだろうな・・・今後がちょっとヤバいのか。
まあすでにTVドラマシリーズでは主役の一人を挿げ替えるという方法をとっているわけなんで、これもマンネリから脱するということなのか。でも今回のとられた流れはちょっと違うような感じもするんだけど。

ラストはまだ継続するような感じになっているんだけど、相棒9の最終回にはつながるのかそれとも??今のところのエピにはそのつなぎの話はありません。

★★★
(★5で満点です)

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冬ソナ完全版第15話まで

ミニョン=チュンサンということもお母さんの告白でわかってしまい、ミニョンさんはまた事故のあって幸いなことに???過去の記憶を徐々に取り戻すということなんですが・・・韓ドラらしい展開になってきますが相変わらずゆったりした流れが非現実ではありますが何とも心地いい。

まあファンタジーの世界へつかるということなのか。

冬ソナ完全版第8話まで

チェリンさんの悪だくみもすっかりばれてしまい逆効果に終わり、ユジンさんとミニョンさんはいよいよお互いに惹かれていくわけですが、まあまだこれからというわけなんですね。ユジンさんの揺れること・・・。

ゆったりした流れがもう来ていますがその中でサンヒョクさんのヒステリー的な怒りが蔓延しますがまあそうでしょうね。ちょっと作りすぎのような感じもしますが、韓国ドラマの中ではこの流れはやさしいほうなので・・・。やっぱり完全版は振りとかが完全に理解出来ていいな〜。

「冬のソナタ」完全版第1〜第2話

これで何回目でしょうかね。ついに日本語訳ノーカット完全版を見ました。
2話までは高校生時代、韓ドラが常にそうかはわかりませんが、高校生時代も大人が演ずる?まあこのドラマでは2話までなのでつながりは良いのかもわかりませんが、ここらを不自然と言ってしまうとしょうがないので。でもチェジウさんは10年ほど前のせいか20代前半で違和感少なめにやっていてさすがと思います。まあ何とかパク・ヨンハさんのシーンは我慢して見ました、まあドラマを見ればサンヒョクさんですので・・・なんとか(T_T)

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時代劇専門チャンネルで大河ドラマ「徳川慶喜」を見る

第21話まで
3話までは見逃しています。まあでも本木君になってからで十分かな。さくらのエピは良くわかってはいないけど、あまり出てきてはいないので(現在のところ)いいのか。
この方品があって抜群にいいなー。話は大河っぽく歴史的事実が中心ですけど日本史好きな私にはちょうどよいのでは。まあ多少脇のエピが断絶があってドラマ的にはどうかと思いますが・・ここらがDVD化されていない理由なのか・・まあもっと他に理由があるのでしょうか。
全体的には地味な話ではあるのだと思います。
慶喜さんは大政奉還後の戊辰戦争では徐々に主役を外れていくというか歴史的役割が終わって言っているんでしょうか。
まあ最後に処刑されなくてよかったと思います、晩年には悠々自適な生活を送れたし(本当のところはどうなのか知る由もありませんが)。

戊辰戦争のあたりのふるまいと言い本当に慶喜さんは不思議な人ですが、でも歴史的に重要な人であることは確かと思います。

再放送の「僕と彼女と彼女の歩く道」を見る

おそらく映画関連でこの地区でも再放送されました。デジタルワイド画面では初めて見ました。多少映像ピントが甘いような、アナログ収録でしょうか。それとも?
いい感じですねー。やっぱりゆら先生の存在はメルヘンだと思いますが、でも彼女のバックアップはすごいな〜。ドラマを回しているのはこの人ですねー。逆にいえばそれだけ作ってはあるんだけどそんなに嫌みを感じない。やっぱり小雪さんのイメージがいいんでしょうか。
個人的には僕シリーズでは一番リアルですし好きなんです。

TV放映の映画「アマルフィ女神の報酬」を見る

クリスマス目前のローマ。亡き夫との思い出が詰まった街で、矢上紗江子(天海祐希)は最愛の娘の失踪(しっそう)するという最悪の事態に見舞われてしまう。身代金目的の誘拐か、それともテロか……? 犯人グループが警察の包囲網をかく乱し、捜査が一向に進展しない中、事件の真相に迫る外交官・黒田(織田裕二)は、ある事実に行き当たる。(以上シネマトゥディの解説より)

イタリアの景色が綺麗。ミステリーとしては大山鳴動ネズミ一匹ですか。まあ日本映画らしいある意味ハッピーエンド。
織田君はやっぱり踊る・・のままかな。コメディタッチのあちらに対してこちらはシリアスな感じのはずなので・・ちょっとどうでしょう。貫禄もないし、佐藤浩市さんに負けてるかな。でもここでの浩市さんもあまり怖そうじゃないしな。天海祐希さんも強そうだし、浩市君の誘導には乗らないような気もする。

★★

再放送の「僕の生きる道・最終回」

たまたま見たんですが、再放送されているのは知っていました。リアルタイムでは通して見ております。
まあこの話はつらいので通しては見づらい。さすがに放映は2003年ですので画面はスタンダードで大画面で見ると鮮明さを欠く。ひょっとして市販DVDで見たほうが鮮明かもしれない。

放送時間は55分に編集されていて、肝心の演奏会場まで足を引きずって歩く感動的なシーンはカットされている。まあいささか入れ込み過ぎの草なぎ君ですが、彼らしいともいえる。みどり先生の秀夫に対する口ぶりが尊敬なのか冗談なのか敬語を使った丁寧な口ぶりって、そういう作りの記憶があったんだけど。はまっているともいえるしやや他人行儀でもあるような感じもあって受ける感じが微妙なんだけどな。
まあもっとため口での二人のやり取りが濃い場面も他にあったかもしれません。記憶は薄れている。
個人的にはこの後の作品(僕シリーズ)はもうちょっと自然になっていると思う。けどこの作品は3作の中で一番インパクトが強いうと思う。多少紋切り型のような、直球の人情ドラマのような気もする。でもまあ良いんじゃないでしょうか。