<ネタばれあり>
ハイパークリエイションとの提携が不可能になったため株が暴落した大空電機を手に入れたのは、結局NYホライズンファンドだった。アランウオードはホライズンから大賀を新社長として送り込む。
そして病院で意識不明の鷲津は数日後意識を回復する。そして由香がやってくる。
一方、芝野はホライズンから乗り込んできた大賀から、大空電機の再生のため協力して欲しいと頼まれ、承諾。しかし、大胆な人切りとリストラに苦悩を深めて行く。
ホライズンの狙いはレンズ部門のベテラン技術者加藤だった、彼を取り込むため彼と部下たちを倍の給与で遇するという。
しかしその代わりかなりの従業員たちがリストラに会う。従業員たちの不満を抑えるため、リーダーの牛島を条件のいい企業に紹介することによって会社側に取り込もうとする。
牛島と芝野はリストラ対象の従業員の不満を一身に引き受ける。
そして・・牛島はプレッシャーに耐えかね命を落とす。葬儀に向かう芝野、しかし家族に焼香を拒否される。呆然とする芝野。突然由香が現れ芝野を慰める。
そして芝野は大空電機の創業部門であるレンズ事業部を、ホライズンが軍事利用のためにアメリカの企業に売却するつもりであることを知る。
芝野は、意識を取り戻し由香と共にリハビリに励む鷲津の元を訪ね、協力を要請する。二人が目指したのは、レンズ事業部の従業員が自ら会社を買収するEBO(エンプロイー・バイアウト)だった・・・・。鷲津は鷲津ファンドを立ち上げる。そして、ホライズンの中延を鷲津ファンドに誘う。
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今回は田中美里さんがゲスト。今回は出来がいいですね。美里さんがこんな方だとは思いませんでした。
若い女性の方がゲストの場合はなぜか鶴瓶さんが誘惑される?流れになってしまうことが多いようですが・・。ありゃー今回も。面白かったですよ。
内容の性質上レビューは出来ません。ご了承ください。(公式サイトにはあらすじが載ってます)
http://hicbc.com/tv/sujinashi/
ケーブルTVで2001年アメリカ映画「パンディッツ」を見ました。
<ネタばれあり>
刑務所でであったジョーとテリー。体育会系でタフガイなジョーと神経質だが頭脳派のテリーは奇妙に惹かれあう友人だった。ある日刑務所の脱獄に成功した二人はジョーのいとこでスタントマン志向のハーヴィを仲間に加え、銀行の支店長の家に前もって押しかけ人質にし一泊した翌朝に銀行の開店前に金庫を開けさせ札束を強奪するという銀行強盗を繰り返す。それは次々と成功し全米のメディアに「お泊り強盗」として注目されてしまう。
ある日テリーはガス欠で道路をさまよい出たところに、主婦ケイトの車がぶつかりそうになる。ケイトは断るテリーを心配して、テリーを二人の潜むアジトまで車で送っていってしまう。
そして夫にかまってもらえず、やけになっているケイトは、二人がお泊り強盗と気がついた後も逃げようとはしない。こうしてケイトが加わってお泊り強盗は続けられることになるが、やがてジョーもテリーもケイトに惹かれ、ケイトも二人を同時に愛してしまう・・・。そして二人に亀裂が・・・?
面白かったですわ。やっぱりアメリカ映画ですねー。
タフでこわもてだがどこかキュートなジョーのブルースウイルス。
神経質でナイーブだがとても優しいテリーのビリー・ボブ・ソーントン。
二人の間をさまようアンニュイないけない女のケイトのケイト・ブランシェット。
犯罪映画っぽくしかも恋愛映画の面もある、そして最後のどんでん返しと・・面白いです。後には残りません。
<ネタばれあり>
株主総会での主導権を握ることに失敗した鷲津はすぐTOBの準備にかかる。同時に由香の工場を救うべく買収後の提携先を模索し始める。そこに、IT企業ハイパークリエーションの社長に成長した治がホライズンの買収を食い止めるホワイトナイトとして登場する。治は業務提携を前提に大空電機へTOBをかけることを宣言する。
由香の工場の存続の為に、買収後の大空電気と中国の企業との提携を画策する鷲津はカメラレンズ部門のみの買収を目指すNY本社の意に反し応戦。TOB合戦は過熱化していく。
芝野は社長の塚本にハイパークリエーションの資金的な危うさを進言するが、塚本は聞き入れない。
鷲津は本社からのお目付け役アラン・ウオードの忠告も聞かず、TOBに暴走する。しかし鷲津は片腕の村田もハイパークリエーションに取り込まれてしまう。
自分の実家の工場を守りたいという鷲津の真意を知った由香は、自らがキャスターを務めるニュース番組に二人を出演させることに。鷲津と治の白熱した議論が続く中、鷲津は突如本社から解雇を告げられる。
ホライズンがTOBから手を引いたため、結果的にTOB合戦に勝利した治だが、直後にハイパークリエーションのインサイダー取引が発覚し、ハイパークリエーションとの提携はご破算になってしまう。
鷲津が滞在するコンドミニアムに現れた治は自らのこめかみに銃をあてる。治を止めようとする鷲津は暴発した銃に撃たれてプールの中に倒れる。
鷲津が人間的な動きに流れていきます。するとアメリカ本社からさっそく横槍が・・。きついですね・・。治も足元が固まっていないのかなー。簡単につぶれてしまう・・。
<ネタばれあり>
2004年鷲津は本社から「大空電気」の光学機器部門の買収を命じられる。
大空電気は名門だった過去から今はすっかり力を落とし赤字にまみれていた。そしてMSG銀行を辞め。独立して企業の再生家となった芝野は、大空電気の社長の塚本から会社の再建を依頼される。芝野は大空電気の会長大木に人員削減を含めた再建策を提示するが、家族的な経営の考え方を持っている大木は受け入れない。大木は末期癌で余命3ヶ月を宣告されていた。そして再建案が提示される株主総会も3ヵ月後だった。
鷲津は大空電気の株を買占め筆頭株主になっていた。鷲津は芝野に会い赤字部門の切り離しを迫る。しかしそれは大空電機の下請け工場である由香の実家の工場の閉鎖も意味していた。
かつて、自らの貸し渋りで死に追いやった由香の父親のことが忘れられない鷲津は、深い苦悩を抱えたまま株主総会に挑む。株主の質問のとき自ら作成した合理化案の発表を中止し、口頭の説明だけで合理性を訴える鷲津に対し、芝野は病床の大木からのメッセージを代読し、創業以来の会社への切なる思いが伝えられる。そして発表の途中で大木の死が伝えられる。どよめく会場。そして会長の意思を受けて芝野は株主たちの情に訴える演説をする。そして会場から芝野の新役員就任の賛意を得る。
最初の戦いの勝敗が決まった時点で、鷲津は急ぎ次の作戦TOBの準備に移る・・。
今回は芝野の人情に訴える演説というわけでドラマ的な結末。真実性は??でもこれは振りで今後かも・・・。
<ネタばれあり>
瑞恵を解任した芝野は、伸彰を社長に据えサンデー社の大胆な改革に乗り出す。出し抜かれた鷲津は、拝金主義者として世間からも激しい“ハゲタカバッシング”を浴びる。窮地の中、鷲津はマスコミ受けのいい瑞恵を再び担ぎ出す。そんな鷲津に、かつての純真さを取り戻して欲しい、と訴える由香。
工事現場の労働で生計を立てながら、ネットの株取引で資金をため、密かにIT会社の起業を企む治。
様々な思惑が絡み世間の注目となったサンデー社の行方。最大債権者のホライズンインベストメントは、スポンサーとなるべく伸彰のバックのMGS銀行に対し入札による札束合戦に参入する。
緊迫した入札が続く中、理想と現実の間で苦悩する芝野は、会社が金で買われていくマネーゲームへの反感から、現銀行を辞職することを決意。
由香にサンデー社の現経営陣がMGS銀行と行っていた不正の情報を入手し伝える。
勝利した鷲津はサンデー社に多額の個人的経費を負担させている瑞恵に資料を突きつけて切る。結果としてサンデー社を蘇らせる。そして会社として成長させ売却する・・・。
うーん見事などんでん返し。面白いですね。芝野はこれからどうするのでしょうか?
美咲は町にさまよい出る。するとあのペットショップの店員がやってきて美咲に「佐藤さん・・」と美咲の本名を呼びかける。驚く美咲。
男は美咲の免許証を差し出す。それはペットショップで犬を抱いたときに犬に持ち物を汚されて、そのときに忘れた車の免許証だった。
男は、自分は美咲が小学生のとき同級生だったという。小学生時代美咲がいじめられたときにかばってくれた男の子だった。男は美咲に見せたい場所があると美咲を自分のバイクに乗せる。
着いたところは美咲が通っていた小学校だった。そして校庭に連れて行かれる。そこの花壇には花がいっぱい咲いていた。美咲が種をまいていたときの花壇だという。
男の子は美咲が動物や花が好きなやさしい子だった。それは今でも変わらないといい。美咲を慰める・・・。
しばらくして美咲は家賃の安い小さいアパートに移り。ベランダに鉢を置いて花の種をまいていた・・。
香里奈さん。きれいだけどちょっと毒が少なめでクラブのホステスさんには似合わない。前川さん(佐野史郎)は大物には見えない。しかしなりよりもペットショップの店員(後で同級生とわかるのですが)この人(カバちゃん似)がちょっと影が薄い。肝心な役なのになー。
<ネタばれあり>
過剰なまでの整形手術やヒアルロン注射により美しさを磨き、この店の上客の前川のバックアップにより高級会員制クラブでのナンバー1を勝ち取っている美咲。美咲はぱっとしない容貌のことで子供のころいじめられていた。そのトラウマから美しさに過剰なまでにこだわるようになる。
前川は美咲をかわいがり、ほしがるものは何でもプレゼントしてくれる。美咲の部屋には前川からのたくさんの高級な装身具が飾ってある。
美咲はペットショップに立ち寄る。気になる子犬がいたのだ。店員の若い男からかわいい犬を進められるが一人暮らしなので外出しているときに待っている犬がかわいそうといい、飼おうとはしない。
ある日クラブに新しいホステスが来た。名前をユカといい、美咲に挑戦的な態度をとり、前川を自分のものにするという・・・。ママからユカを紹介された前川は、時々美咲でなくユカを指名するようになる。そしてある日前川は店から帰るときにユカをつれて帰ってしまう。ショックを受ける美咲。
美咲は再び整形外科へ行きもっと美しくなりたいという。美咲は医者にはもうこれ以上整形するところはないといわれてしまう。
しかし整形外科から出てくるところをクラブの仲間のホステスたちに見られてしまう。
夜、出勤するとなんとなくホステスたちの様子が変、更衣室から出てトイレを行く振りをして更衣室の様子を立ち聞きすると、美咲が整形をしていたのではとの噂話が聞こえてくる。美咲はショックを受け店で倒れてしまう。
しかし何とか前川の前では平静を保つ。するとユカが美咲に別の客が来ていると呼ぶので言ってみるとあのペットショップの店員だった。美咲は店の出口へ男を連れて行きここはあなたのような人が来るところじゃないと追い出してしまう。
前川のところに戻った美咲は、店が終わってからもご一緒したいと自分から前川を誘う。
店の出口に前川と行くとペットショップの店員が立っていた。無視して車に乗る美咲。自宅で前川に抱かれる美咲・・。
しかしその後前川は、美咲のしたことにがっかりしたという。若いホステスが入ってきたことで動揺してこういう手段に出る女に育てたつもりはないという。もうこれが潮時とはき捨てる。ショックを受ける美咲。
<ネタばれあり>
香奈は大学の水泳選手。年齢は20で、水泳の競技年齢としてはピークを迎える年だがこのところタイムが伸びていない。コーチから浴びせられる厳しい言葉。そして水泳一家の実家の父からも毎月のように栄養剤が送られてくる。それを毎日飲んでいる香奈。同級生の彼氏からの誘いも断って練習に打ち込むが、ある日コーチがマスコミのインタビューに応じているのを立ち聞きしてしまう。コーチはタイムが伸び悩んでいる香奈は大会のエントリー選手からははずすという。
ショックを受ける香奈。そして最近いけない習慣になっている化粧品店から口紅を万引きしてしまう。ある日それを彼氏に見つかってしまう。
自暴自棄になった香奈。カラオケに誘われた見知らぬ男に犯されそうになってもみあい腕を怪我をしてしまう・・・。結局怪我のせいで選手の望みは絶たれてしまう。
そして香奈は何度か通りでまったく動かず銅像のパフォーマンスをしているピエロ姿の男に話しかける。どうしてそんなことをしているのかと・・・。
VTR見てないので多少ズレがあるかもしれません。どうも。
加藤ローサさん。主演で見るのは初めて。いい感じじゃないですか。話も4作のうちではもっとも自然でいいんじゃないんでしょうか。最後のピエロの語られないメッセージに気がつくのは、まあここでも予定調和なのですが、今回はいやではありません・・。
重松清、「定年ゴジラ」を読みました。
2001年NHKでドラマ化されましたが、このときは若かったので、もうひとつピンとはきませんでしたが、いざ自分がその年になってみるとちょっと感じるものがあります。なかなか長編なんです。ドラマではまああまり記憶はないのですが、短かったような。
話は、主人公の住んでいる分譲開始からはやや年月のたったニュータウンでの、主人公のなんと言うこともない定年後の日常を描いています。
面白いです。こういう環境ではないのですが、なんとなく身につまされます。
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