<ネタバレあり>
動物園で生まれた双子のレッサーパンダの名前を公募することになる。そんな中園長の久保は本社に呼ばれ、理事長に来園者数が年々減っていることを指摘される。プレッシャーを掛けられた園長は、動物園に戻ると、レッサーパンダの名前を早く決めるよう古賀に指示する。
名前が決まり、マスコミ発表の日、クッピーの体調がよくないと報告する古賀、古賀はクッピーのマスコミ取材はストレスがかかるので延期にして欲しいと久保に進言する。しかし久保は「死ぬわけじゃないだろう」と譲らない。
結局取材は予定通り行われる。その模様はTV放映され、里江やりなも久保の取材の後ろで黙々と掃除をしている輝明の映像を見て喜ぶ。
取材が終わった後クッピーの様子がおかしくなる。元気がなくえさを食べない。飼育係たちはクッピーの檻の前で心配そうに集まっている。輝明は時間になり、帰ってしまう。久保も心配そうに見に来るが、古賀が「残っていますので、園長は上がってください」といわれてしまう。
久保は帰宅途中、焼いもを買う輝明を見つける。久保も焼いもを買い、輝明と公園のベンチでいっしょに焼き芋を食べる。久保は「私たち以外は一致団結のようだね」と話し掛ける。輝明は都古の手紙の「テルは動物園の飼育係です。動物園の動物たちが元気でいられるように、一生懸命世話をしてください。約束です」言葉を久保に鸚鵡返しをする。久保が帰ったあと、輝明は再び動物園に戻る。都古との約束を守るため・・。
輝明が戻ってきて、微笑む古賀と三浦。輝明は事務所で里江に遅くなるという電話をする。
クッピーが水を飲んで少しづつ動き出す。体調がよくなってきたのだ。
大竹家、輝明は古賀に送られて帰って来た。里江は古賀に、都古の退職後、動物園に迷惑をかけていないかと聞くが、古賀は飼育係の一人としてちゃんとやっていますよ、と答える。
翌朝、古賀はクッピーがまだ回復していないので、お客さんに見せるのはもう少し待ちたい。と伝えられる。久保はやむなく承諾する。久保はTVで見てやってきたお客さんにクッピーが見られない理由を説明して回る。夕方、久保は古賀の視線に気づきつい声を荒げてしまう。(つづく)
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それを聞いた坂田が重い口を開く、坂田はカメラマンで、戦時下のベトナムで取材をしていた。悲惨なシーンも、取材という気持ちがあって、徐々に無感動になり写真を撮っていったが、ある日ある村を取材する。その村は女と子供たちしかいない。坂田はその後起きるアメリカ軍の空爆を予感しさすがに写真は取れなかったという・・・。
徳久と達彦が坂田たちに追いつく。靖子は達彦を温かく迎える。しかし翔子は徳久にはクールに対応する。戸惑う徳久・・。
いよいよそれぞれの過去が明らかになってきました。うーん仕事がらみでは徳久3週間の休暇の後自分の立場が微妙に違ってきているという。これはリアルできついなー。そして達彦の出向先でのなんともいえない立場、嫌だなー。まあこういう場所があるだけでも大会社で、幸せに思います。ある意味うらやましい。
<ネタバレあり>
第3回
父徳大の危篤の知らせに、徳久と翔子は、実家に駆けつける。寺に戻るとお通夜の様子、徳久は間に合わなかったのかと驚くが、そこに元気な徳大が現れる。お通夜は檀家の家族が亡くなったのだった。徳大は一時は大変な状態だったが点滴1本で回復してしまった。
徳久は、翔子に3週間の休みが終わりなので遍路を中断し東京にかえると言う。翔子は遍路に戻るという。
東京に戻った徳久は、自分のプロジェクトが、同期の前田の企画に変わっている事に衝撃を受ける。前田は徳久に自分もここで勝負しないとと徳久に話し、プロジェクトの内容を変更したことを謝る。
一方、隆彦は、進藤夫婦に遍路仲間の飲み会で慰め、つい、酔って自分の家族の自慢話を始める。しかし靖子は本当は昔息子が学校でいじめられた時や、上の息子が大人になって交際していた娘を妊娠させてしまった時に、いつも逃げていたことを責める。隆彦は怒ってお遍路をやめ、東京に帰ってしまう。
東京、徳久は、失意の隆彦とスナックで再会、痛飲する。翌日、徳久は課長にもう3週間の有給を願い出る。あきれる課長を尻目に、徳久はお遍路に戻る。
再びお遍路を中断した足摺岬に戻った徳久、ところが遍路道で再びお遍路に出た隆彦に出会う。二人は、再び歩き出す決意をする。
遍路を続けている坂田や進藤夫婦たち。
遍路を続ける靖子は、酒に酔い、翔子に一人になったらマンションを買い、達彦が嫌いな犬を飼いたいという、しかしその後やりたいことが考え付かず途方にくれる。
そして看護師のエリが自分の体験を話し出す。たまたま重い病気で入院してきたエリの友人、エリは友人の家族以上に身近にいて励まし続け、2ヵ月後友人が亡くなった時は友人の妹よりたくさん泣いた。しかし翌日にはすっかりその気持ちを忘れてしまった。多くの患者の死を見取るうちに死に対する感情が麻痺してしまったのだ。そこでエリはそれを治すために遍路に出たのだという。
<ネタバレあり>
第7回
五島は彩佳との電話を思い出している。彩佳はがん治療で頭髪が抜け始めているとか副作用がきつくなっていると訴える。話を聞くことしか出来ない五島。
そんな時坂野ゆかりが胃腸の調子が悪いと診療所に来る。検査結果を見て考え込む五島。坂野夫婦を呼びいまのところ転移は見られないけどと話し手術を勧める。
しかし開腹してみるとガンは広く転移していて、手の施しようのない状態だった。
やむなく術式を切り替えて手術を終え、コトーは夫の坂野孝に事実を告げる。余命3カ月を宣告され、坂野は愕然。坂野はゆかりに真実を隠そうとするが、ゆかりは夫の様子がおかしいことに気付いてしまう。そして五島に自分は治らないの?と詰問する。
真実を知ったゆかりはずっと落ち込んだまま。しかしゆかりにいつも絵本を呼んでもらっている娘の千賀が、大きくなったらお母さんに絵本を読んであげると、孝に話したのを聞き生きる気持ちになる。
臨月の山下の妻が出血して診療所に運ばれてくる。和田とミナの助けを受け五島は診療所で無事に出産をさせることが出来る。
ゆかりは山下夫婦の赤ちゃんを抱く。
ゆかりは五島に薬物治療をしてくださいと話す。
ゆかりの病状を聞き、星野正一ら島民たちもショックを受ける。一方、東京では、原剛洋が土産を渡そうと、彩佳のアパートを訪れるが、彩佳の様子がおかしいのに気づいたとの話が五島の耳に入る。五島は動揺する・・。
うーん今回も病気の話、しかし出産シーンも、まあ診療所ですからねー。でもなくなる人が出るのは嫌だな。しょうがないけど。
母親学級からの帰り、未希はバスの中から歩道橋で遠くをじっと見ている智志の姿を見つけ、思わず窓から身を乗り出して声をかける。
そしてバスを降り自宅の方角に歩き出した美希は突然の腹痛に襲われ倒れる。
的場産婦人科に担ぎこまれた美希。的場医師は幼い美希の体力を心配し今後の経過に注意しなければ・・。と話す。何かを思いついた忠彦は桐野家に行く。しかし桐野家には大変なことが起きていた・・・。
うーんあざとい話なんだけど。志田未来ちゃんの好演でいい話に・・。田中美佐子さんのお母さんぶりもいいなー。智志君(三浦春馬君)が頼りなさから脱するのはいつの日か??
<ネタバレあり>
第7回
3ヵ月後、役所で母子手帳を手に取る一ノ瀬未希。
加奈子は静香が一ノ瀬家に送りつけた誓約書で悩んでいた。誓約書には、智志が父親であるという認知の請求をしないならば、未希に慰謝料を支払うということが書かれていた。加奈子は一人で気をもむ。
担任の香子が美希を訪ねてくる。一年間の休学が認められたという、感謝する美希。美希はクラスのみんなに迷惑をかけたと伝えて欲しいと香子に話す。
翌日クラスで美希の休学と伝言を伝える香子。美希の親友、恵はそれを聞き考え込む。
恵が美希に会いに来る。自宅に近い丘で会う二人。恵は美希の誘いにも母親に怒られるから美希の自宅には行けないと言う。納得する美希。美希は智志が父親にはなれないと話し、今は会っていないと話す。そして恵の言うとおりになってしまったと話す。恵はおなかが大きくなったら触らせて欲しいと微笑む。
一方、的場クリニックで開かれる母親学級に参加し始めた未希は、講師役の看護師兼助産師・桃田ヒロミから、今後、子どもを産んで生活していくには 「お金」 が必要であると教えられ、どうすればよいか考え始める。
帰り道、美希はマコトの店に寄る。マコトに子供を生んでから生活のため働きたいと話す。話に感激して励ますマコト。
静香の会社に行き、誓約書をつき返そうとする加奈子。静香の罵詈雑言に加奈子は美希が赤ちゃんに責任をとりたいといっている。美希はちゃんと判断のできる子だという。しかし静香はそれなら娘に判断してもらえば良いと言い放つ。
加奈子は夜、忠彦と美希に相談する。美希は智志に迷惑はかけたくないとの考えから書類にサインをすると話す。驚く加奈子と忠彦。しかし娘の判断を了承し、忠彦は美希に誓約書は先方に渡すが慰謝料はつき返すけどいいか。と話す。美希はうなづく。
忠彦は早朝桐野家に出向くが、静香は不在、忠彦は家にいた智志に誓約書を渡す。忠彦が帰ってから誓約書を読む智志。驚いた智志は静香の仕事の現場へ行き、誓約書を突きつけ自分は聞いていないと訴える。静香はあなたのためにやったと話す。怒って誓約書を捨て智志は帰ってしまう。誓約書を拾い呆然と見送る静香。
秀治とりなは輝明を探しに行く。幸太郎も真樹が止めるのを聞かず輝明を捜しに行く。
りなは医師の太田に電話をする。太田は輝明は決まった道以外は行かないという。りなは輝明が幸太郎を捜しに行ったのではと言う。幸太郎とりなは輝明と別れた交差点に行って見る。輝明が新しい道の手前で固まっていた。しかし輝明は動揺の末に幸太郎を探すためゆっくり新しい道に入っていく。そんな輝明に幸太郎は声をかける。「新しい道を教えてあげる」幸太郎に続いて、輝明も新しい道についていく。
大竹家。秀治は幸太郎が前輝明に5000円もらってゲームセンターに行っていたことを話す。驚く真樹。秀治は真樹に幸太郎のことを考えってやってという。納得しない真樹。
下の階。秀治はりなに幸太郎のことを真樹に押し付けてしまったと話す。
輝明の部屋、幸太郎は里江が輝明にいつも笑っていると話す。自分のおかあさんもいつも笑っていてほしいという。
翌日、眼鏡屋、壊れた眼鏡を買い替えに来ている幸太郎と真樹。そして輝明。真樹も眼鏡を買おうかといって2つの眼鏡を試着する。そして幸太郎にどちらが似合っているかと聴く真樹。輝明は笑っている顔という。そして幸太郎も笑っている顔という。鏡を見直す真樹。映っている顔はしかめっ面・・。
夜、秀治は幸太郎を絵画教室に行かせようかと話す。幸太郎は学習塾に行くまでは絵画教室に通っていたのだった。
絵画教室の幸太郎の作品を見る真樹。そこには笑っているお母さんの絵が、お母さん大好きと書いてある。涙する真樹・・。
幸太郎は輝明の部屋でツールードフランスのVTRを見ている。そして輝明とともに優勝者の名前を暗証している・・・・。
うーん遂に真樹さん気がついたようですね。まあちょっと出来すぎとは思いますがいい話。お母さんの笑い顔の話は感動的です・・・。
<ネタバレあり>
第7回
動物園、古賀は輝明にテンジクネズミのジンジンの爪を切ることを教える。輝明の仕事が徐々に増えてくる。
帰り道、輝明はいつものロードバイクの男、亀田と出会う。亀田は輝明が自転車の荷台に置いていた亀田の上着を手にとる。亀田は輝明が公園で寝ているのを見つけて自分の上着をかけたのだった。亀田は輝明を近くの喫茶店に誘う。輝明はついていくが、いつもとは違う道に来たところで止まってしまう。輝明はいつも通らない道には行くことが出来ないのだ。輝明はしばらく立ち止まっていたが、やがてもとの道に引き返してしまった。
幸太郎は、塾の出掛けに真樹から又プレッシャーをかけられてしまう。塾のテスト、わからない問題につい隣の席の答案用紙を見てしまう。そしてそれを教師に見つけられてしまう。
塾から連絡が入り真樹から幸太郎は散々叱られてしまう。
幸太郎は母に叱られて以来夕方塾には行かず、輝明のいる動物園で、輝明の側にいる。三浦が園内に掲示するための山羊の絵を書く。山羊とは見えない絵。幸太郎が三浦に代わって絵を書く。幸太郎は嬉々として絵を書く。とても上手。絵は掲示板に貼られる。それから毎日幸太郎は塾へ行く振りをしながら動物園に通い続けた。そして塾が遅く終わる時は、輝明と一緒の帰り道、決まった道以外には行けない輝明を残して寄り道をして時間をつぶしていた。
里江は検診の結果、検査入院をすることになる。里江は真樹に輝明の夕食を頼む。その夜、先に帰った輝明は真樹のいる2階で食事をしている。そこに塾から真樹に電話が入り、輝明が塾を休んでいるという。驚く真樹。そこに帰って来た秀治とりなとで遅くなっても帰ってこない幸太郎を捜すことになる。秀治とりなは付近を探し回る。
そこにひょっこり幸太郎が帰ってくる。眼鏡が壊れている。真樹は怒って理由を問いただすが幸太郎は何も話さない。連絡を受けた秀治とりなが帰ってきても幸太郎は何も話さない。幸太郎は輝明の部屋に逃げていく。すると今度は輝明がいない。
<ネタバレあり>
第2回
徳久はいきなりの翔子の出現に驚く。翔子はお遍路装束で、一緒に歩くと言う。しかし徳久が話し掛けると、結婚を白紙に戻したのに変わりはないという。徳久の真意を知りたいと話す。遍路のたびが続くうちに元上司の隆彦と靖子の夫婦はお互いの気持ちがすれ違っていく。隆彦は子会社を退職した後は郷里に引っ込んで晴耕雨読で暮らしたいと言う。しかし靖子はもっとやりたいことがあると話す。靖子は仕事をもつのを反対されたと話す。二人の息子も家に寄り付かず結婚したことさえ連絡がなかったと話す。
高知に入り、女性陣の荷物を持ってあげていたヒロシ。砂浜で休憩している時、ヒロシが過去を話し始める。ヒロシの実家はかつては酒屋だったが、コンビニに商売替えをする。しかしノルマがきつく両親は体を壊してしまう。ヒロシが店長をするがうまく行かずに閉店してしまう。両親はなくなり借金だけが残った。ヒロシは涙する・・。
足摺岬の寺へ行く途中、進藤英二と和江の教師夫妻が岬から身を投げようとする。徳久が見つけて必死の思いで止める。そして二人は事情を話し始める。
進藤夫婦の子供は実は引きこもりで30を過ぎると言う。注意すると暴力を振るうという。ヒロシの話に感化された進藤夫婦は息子の携帯に電話をする。留守番電話にこちらに来るように、そして返事を和江の携帯にメッセージ入れるようにと録音する。
そして息子から返事が来た。その返事は
「消えろ・・」と言うことばが繰り返し入っていた・・。
一同は言葉を失う・・。そんな中徳久の携帯に実家から電話が入る。父の徳大が危篤だというのだ・・。
動いてきました。どうも隆彦君が団塊の世代をネタにいじめられていますが、一くくりにして考えるのはどうかなーと思うけどね。隆彦君に靖子さんの思いが見えないのは悲しいなー。靖子さんは前向きですね。隆彦君は仕事で疲れちゃっているのかな・・。まあ奥さんの気持ちは分かるけどこんなときこそ奥さんによる癒しがね。
欲しいですが・・・。
文字数オーバーなので感想だけ別枠で・・。今回は古賀の過去が明らかになりました。輝明は父の死を明確に捕らえ切れてはいないようです。古賀は自分の息子のことを思って涙したのでしょう。今回は輝明のパニックが強くなります。やはり都古との別離がこたえている様子。姉、あるいは母の代役のようだった都古と別れるのはなかなか受け入れられないのでしょうか。これからが心配ですが・・。お母さんの健康も心配。嫁の態度もつらいけどおそらくリアル。何とも言いようがなくドラマは進んでいきます。