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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

TBS「旅立つ人と」

1999年にフジテレビ系列で放送された山田太一脚本による単発ドラマ。
キャスト;市原悦子/渡瀬恒彦/井川比佐志/下條正巳/吉岡秀隆
演出;深町幸雄

東京の片隅で小さな町工場を営む一家を切り盛りする主婦(市原悦子)が、失業中の一人息子(吉岡秀隆)を介して、あと2、3か月の命と診断された男(渡瀬恒彦)と出会う。主婦は男に「いい死に方をさせてあげたい」と励まし続ける。男はかつて社員をリストラしたことを悔いていた。
(以上日本映画専門チャンネル公式ホームページより)

これも渡瀬さん追悼関連なんですかね。山田太一劇場ということで、気が付かないで見ました。
まあある意味ファンタジーなんですが、名優同士がさすがですね。ちょっと暗い面もありますが、ラストもドラマらしいんだけども、うまく出来ているというかさすが山田脚本か。

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TBSドラマ「帰郷」

2011年作品 TBSチャンネルで再見。

渡瀬さん追悼企画か。確執を抱える医者の兄弟。帰郷した弟が兄貴とどうかかわるのか。

再放送、見たかったドラマですが、渡瀬さんのことで見られるとは・・なんだかな(*_*;。

まあ話はありそうな、でもちょっと重いけど。まあいいんじゃないかな。

渡、渡瀬兄弟の競演。なんかいい。

春の一族#1(山田太一作品)

1993年のNHK土曜ドラマ作品(全3回)

リアルタイム視聴したかどうかは記憶はない。まだ話は端緒なんだけど、それぞれに問題のある古いアパートの住人たちの話。狂言回しは新たな入居者とドラマらしく、そして山田太一らしく討論ドラマっぽく、しかしこの回では主人公の過去の話は明らかにされてはいない。
緒形拳さんはさすが、十朱幸代さんを久しぶりに見た。(カーネーションにも出てみえた・・思い出しました)。国生さゆり、中島唱子と個性的なメンバー。あの若者は浅野忠信なのか。
鍋を囲むことになった住人達ですがどうなるのか・・。

渡瀬恒彦追悼(;_:)TBS日曜劇場「あしたの海」

俊介(渡瀬恒彦)が東京の大学病院に愛想を尽かし、長崎県の離島で逃避生活を始めて10年の月日が過ぎた。そこに東京から俊介の旧友・谷岡(長谷川哲夫)が帰京を勧めにやって来て、俊介は診察中にもかかわらず遠慮容赦ない口論をしてしまう。この島で鯛の染色という夢を見いだした俊介は、黒い養殖の鯛を天然の鯛と同じ赤に染色し、高値をつけることで、村を豊かにしたい、と考えていたのだ。そんな俊介を迎えに来たが、翻意を得られぬまま島で生活を始めた妹の文子(音無美紀子)。そこに彼女の恋人・吾郎(大和田伸也)が東京から出張ついでに訪れ…。
(以上公式ホームページより)
1977年作品
脚本;橋田寿賀子
プロデュース;石井ふく子

さらに漁師役で若き日の平泉征さんが熱演。渡瀬さんも若く力演か。
1話完結でやはり最後はちょっと予定調和か、まあでも当たり前のようないい流れで、
これでいいんじゃないかなー。渡瀬さんが若く男っぽいのがいい感じ。
音無さんはナチュラル、やはり若くいつものように親しみやすい感じで、
昔のドラマだなー。むろんいい意味で・・。

相棒11「同窓会」

右京と甲斐があるていると急に見知らぬ老人から声をかけられる。なぜか同窓会のかつての生徒と間違われているらしい。連れられているかつての写真部員の女性に頼まれるままその生徒になりすましたまま会場の料亭へ。ところがその料亭に意外なお土産が届く・・・。

何度も見ていますが、近藤正臣さんが抜群、そして志垣太郎さんがちょっと微妙な弁護士に・・・。結局死人は出ないのですが…。昔話のエピが、いい感じ。








映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」

チーム・バチスタ事件から1年後、院内の倫理委員会の委員長を務める田口(竹内結子)のもとに一通の告発文が届く。救命救急センター長の速水(堺雅人)と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯という内容。彼女が院内調査を開始した矢先、同様の告発文を受け取っていた厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が再び現れる。

キャスト
田口公子 - 竹内結子
白鳥圭輔 - 阿部寛
速水晃一 - 堺雅人
花房美和 - 羽田美智子
佐藤拓馬 - 山本太郎
沼田利博 - 高嶋政伸
三船啓二 - 尾美としのり
如月翔子 - 貫地谷しほり
磯部信也 - 正名僕蔵


WOWOWにて鑑賞。チームバチスタの栄光の続編。映画版は田口医師が女性になっていますが、TVドラマ版よりこちらの方が良い。
結論が出た後のラストの事故処理でごった返す病院のシーンが長いのは原作者の意向か、そして犯人捜しはちょっと嫌だな。まあでも面白い。多少クールな感じではあるけどもいいんじゃないのか。

大河ドラマ総集編「武田信玄」

NHKBSの本編(再放送)を見ていたのですが、ラストが待ちきれなくなり、CS時代劇専門チャンネルの大河総集編第5部(最終回)を鑑賞。

信玄が亡くなってからも割と後日談が長いのかなー。本編がどうなのかはわかりませんが、
それはそれで見ようかな。
当時まだ20代の中井貴一氏が熱演です。死の床に信虎が出てくるなんぞは、フィクションと思われますが平幹さんが又怪演なんでねー。まあエピが多く、長すぎるような気もしますが大河なのでこんなもんでしょう。
全体的には凄く暗い。ある意味疲れる。







大河ドラマ総集編「翔ぶが如く」(完)

最後まで一気に鑑賞。西郷さん、大久保利通の運命。歴史の通りではありますが切ない。利通の奥さんも・・。
濃い芝居が凄い。昔の大河らしい。参議の会議の権謀術数はフィクションもあるのだろうが、なんだか。この時代テロも多く、役割を果たしたと思ったらすぐに退場なのか。
快作。

大河ドラマ総集編「翔ぶが如く」

とりあえず第2部前半まで。一気に見ています。

総集編ですから一部の細かい振りや、サブのエピは省かれていると思いますがそれにしても面白い。さすが小山内美江子さん。
篤姫とか、花燃ゆ、八重の桜とも被るエピで、篤姫で島津斉彬を演じている高橋英樹さんが、ここではいらつく?久光を演じていてこのあたりは面白い(ちなみにこの話では斉彬役は加山雄三さん・・大河では初出演?か)。

西田敏行さん、鹿賀武史さんと熱演で、さすがにこの時代の大河は出来がいい。

映画「ヒアアフター」

霊能力者としての才能にふたをして生きているアメリカ人のジョージ(マット・デイモン)、津波での臨死体験で不思議な光景を見たフランス人のマリー(セシル・ドゥ・フランス)、亡くなった双子の兄と再会したいイギリスの少年マーカス。ある日のロンドンで、死に取りつかれた3人の人生が交錯する。 (以上yahoo映画より)

出演: マット・デイモン, セシル・ド・フランス, ブライス・ダラス・ハワード, ステファーヌ・フレス, マルト・ケラー
監督: クリント・イーストウッド
製作者: クリント・イーストウッド, スティーヴン・スピルバーグ, ピーター・モーガン, キャスリーン・ケネディ

スピリチャル的な雰囲気、でも兄を亡くした少年や、津波で臨死体験をした女性など、意味合いはあるエピソードなのか。ラストはホッとする感じで。まあいいんじゃないか。クリントさん、こういうのも撮るんだ。