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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

花嫁は厄年ッ!

<ネタバレあり>
第3回
成り行きで幸恵に一郎を父親の13回忌に連れてくると約束してしまった明子だったが、東京に戻って一様に法事に来るように話すが、やはり絶対に行かないといわれてしまう。
そんな中、別れたはずの徹が部屋の前で待っていた、そして明子に未練があること、一緒にドバイへ行ってほしいといわれ切符を渡されてしまう。
プロデューサの高橋に安土家の13回忌のことを話すが、励まされてしまい逆にプレッシャーを感じてしまう。
一郎の付き合っていた頃を思い出し手作りの弁当をもって、再度一郎にアタックするが、一郎は弁当に手をつけない。昔から弁当はまずかった、最初のデートだったのでおいしいといったのだと突き放されてしまう。
そして、一郎は明子に、母を許せないのは、父の臨終の時に、父が自分は桃農家の主人としてはどうだったのかとの問いに、母は主人としては物足りなかったと正直に答えたという。それを一郎は聞いていたのだった。その話を聞きますます明子は途方にくれてしまう。
遂に明子はドバイに行こうと決心し、ドバイへ行く前日の安土家の法事の日になり、幸恵に謝るつもりで明子は安土家にやってくる、しかし家族に法事の手伝いのため引っ張りまわされ、幸恵に話が出来ないまま、法事が始まる時間となってしまった。
一郎がこないことを幸恵に詰問され、ついに明子は切れて、幸恵に、正直すぎるのは相手を傷つけると怒鳴ってしまう。とそこに一郎がやってくる・・・。

矢部っちはだいぶよくなってきましたが、福島の桃農家なのに関西弁というのはどうも。理由はドラマの中でいってましたがあまりにもねー。
篠原さんはだいぶ流れに乗ってきました、本領発揮ですね。

<img src="http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/k/khtatu/20060726/20060726215201.jpg">
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結婚できない男

<ネタバレあり>
第3回
育子が夏美に会いにやってくる。夏美が症状を聞いてもどうも何ともない様子。信介の話ばかりしてゆき、扇子を診察室に忘れてゆく。
一方、叔父のマンションを借りているみちるに、修繕費積立金の滞納通知が来る。叔父がマンションの修繕費積立金をみちるが払うつもりでいたことを知る。みちるは滞納している積立金を払えるあてがなく途方にくれて信介につい愚痴をこぼしてしまう。
信介は英治にみちるの事を聞くが、沙織に立ち聞きされてしまい、英治はみちると沙織の3人で会い。みちるにただの友達と沙織に話してもらおうとする。なんとか沙織は納得するが、英治は途中でかかってきた携帯で深刻そうに話すみちるが心配になる。
一方夏美は育子が忘れた扇子を渡すため、信介に会う。ところが肝心の扇子を忘れたことに気がつく。育代の作戦と事情を察した信介は勘定書きをひったくるとさっさと帰ってしまう。
信介は仕事に戻ると、予算の兼ね合いで当初の設計を変更せざるを得なくて臍を曲げていたが、自身の設計哲学を変えなくてコストダウンをする案を考え出し、早速麻耶に連絡する。
麻耶はマンションのモデルルームを見ていると水のないバスルームの浴槽に入っている夏美がいる。麻耶は夏美にマンションを購入するつもりと聞く。夏美は見に来ただけという。麻耶は住宅のプロデュースをしていて、信介たちの設計事務所に仕事を紹介していると話す。そして信介の住宅へのこだわりを話す。
信介はバーからの帰り道。みちるがスナックからみちると客らしい男が出てきてみちるはいやいやながら愛想笑いをして客を見送っているところを目撃してしまう。
夜、信介はみちるに修繕積立金の滞納のことを問いただし、スナックに勤めているのは辞めるようにいい、お金を貸そうとする。
しかしつい皮肉をこめた言い方になってしまう信介の言い方に切れたみちるはお金をたたき返してしまう。
数日後みちるの部屋に夏美がやってくる。みちるは埼玉の実家に帰るという。そして信介のことを話す。みちるは傷ついたと話すが、夏美は口は悪いし、むかつくことも歩けどそう悪い人じゃないと思うという・・・。ベランダで酒を飲みながら話す二人。ところが信介もたまたまベランダに出ていて二人の話を聞いていた・・・。

今回も展開は地味だけど、細かい話が何かおかしいし、会話が自然ですね。夏川結衣さんがとてもいいです。

誰よりもママを愛す

<ネタバレあり>
第3回
突然一豊に結婚宣言をした雪。好きになった人と突然結婚宣言をするのはいつものことと、一豊と兄弟たちは意に介さない。そこに千代も帰ってきて、雪は結婚に逃げてるだけという。
一豊は雪に相手の山下を家に招き、雪の手料理をご馳走して、千代にもその決意を伝えたほうがいいという。雪はいやいやながら準備をはじめるが手際が悪く失敗ばかり。ついにガス台が使えなくなってしまう。困った一豊は隣のこずえの家のガス台を使わせてもらう。
ドタバタしながらも山下がやってきて千代とも顔合わせとなり食事をはじめようとするが、山下がとんでもないことを言い出す。山下は雪に嘘をついていて、金持ちのお坊ちゃんではなく、農家の八男坊で、雪との出会いも偶然ではなく、バイト先の店にきた雪に一目ぼれして、結局レンタルビデオ店で待ち伏せをして偶然を装って出会ったのだと話す。驚く雪。山下は逃げるように帰ってしまう。
ショックを受け、山下をののしる雪に千代は山下はすぐ本当のことを言った。ずっと年や、料理が出来るとかの嘘をつき続ける雪よりはいいと言い放つ。それでも納得しない雪に一豊は又切れてしまう。
怒った雪は家出をする・・。
一方明は妙な男に付きまとわれる、明と付き合いたいというそういう趣味の男だった。困った明は・・・。

田村さんはやっぱり説得力があっていいですね。内田有紀ちゃんがちょっと困ったキャラだけどいい感じです。

人生はフルコース

<ネタバレあり>
第2回
昭和29年、天鴎ホテルの猪塚社長はフランス留学に派遣しようとコックたちに面接をするがことごとく尻込みをされてしまう。沢渡総料理長は信太郎を推薦する。猪塚の話に即答する信太郎。妻の静代は怒ってしまう。
パリの留学先では日本人と言うことで奇異に見られなかなか溶け込めない。しかし信太郎の技術は高く、柔道をしていたコックもいて信太郎は徐々に受け入れてもらえるようになる。
3年後日本に戻った信太郎は、天鴎ホテルの新館の料理長に抜擢される。しかし抜擢人事のため部下になった後輩から言うことを聞いてもらえない。
信太郎はフランス留学の帰り道。スウェーデンの伝統料理スモーガスボードを新館の目玉にすることを考える。そして社内公募でその料理がバイキングと名づけられる。日本最初のバイキングは評判となり、ホテルの料理として定着する。
そして新館の料理の評判も安定した頃、信太郎は突然社長に呼ばれ、TVの料理番組「きょうの料理」に出演して家庭の主婦向けに料理を教えないかと言われる。自分の料理のレシピは秘密にするのが原則の業界の常識。それを覆すようなTV出演の話に信太郎は反発する。最初は社長命令としていやいやながら番組のレシピを考える信太郎。しかし番組のプロデューサーは家庭で入手できる材料を使ってくださいと言われてしまう。
材料を自分の手で求める信太郎はホテルの料理が高価な、主婦には入試しにくい材料を使っていることに愕然とする。そして入手しやすい材料で、しかも隠し味に化学調味料を使い、番組は始まる。
信太郎は、「きょうに料理」で手ごろな材料で作ることが出来るハンバーグや、シチュー、ポテトグラタンを紹介する・・・。
やがて信太郎の下に視聴者からの感謝の手紙が殺到する。感激する信太郎。
そして信太郎は、ホテルの調理場でも自分の料理のレシピをコックみんなに持たせ、公開することになる・・・。

うーんそうですかバイキングはカークダグラスの映画からとったのか。知らなかった。村上シェフの工夫は凄いですね。正伸君はうまく演じていますね。

タイヨウのうた

<ネタバレあり>
第1回
藤代孝治は高校時代からの3人の友達と海に遊びに来たが、もうひとつ乗れない。そこにビデオカメラを持った女(松前美咲)が現れ4人を勝手に撮影していった。美咲は孝治の友人隆介に惹かれる。
太陽の光を浴びることが出来ない難病(XP)をかかえる雨音薫は、友人の美咲が昼間の風景を撮影したビデオを見るのが楽しみだった。薫は海で美咲の撮影した男たちを見て驚く。孝治に見覚えがあったのだ。
ミュージシャンを目指す薫は夜ストリートライブをしていた、そこに偶然孝治が現れる。思わず話し掛ける薫。しかし孝治は覚えにない様子ですぐに去っていってしまう。
しばらくして美咲の設定した合コンに仕方なく参加した薫は再び孝治に再会する。海岸で孝治と二人っきりになった薫は自分の弾いているギターは孝治が捨てたものだと言う。孝治は知らないと言う。二人は言い合いになり、孝治は薫がオリジナルを歌わないことをつい責めてしまう。薫は怒ってその場を去る。薫にはオーデションを受けた音楽事務所から返事がきていた。最終選考に落ちたとの知らせ、そしてそこにはあなたは本気で誰かを愛したことがありますかと書いてあった。それを思い出していた。

薫は意を決してストリートライブで自作の曲をうたう。そこに偶然孝治が現れる。薫が歌っていると、見知らぬ若い男たちにからまれ連れ去られそうになる。孝治が男たちを振り払いバイクに乗るように言う。薫は孝治のバイクに乗り。その場から逃げる・・・。

うーん。若い人の話なのでね、こういう話は苦手な部類なので、どうしましょうか。又沢尻さんは難病の役ですね。似合ってしまっているのでしょうか?歌はまあまあかな、ギターは本当に弾いているのでしょうか??
山田君は若い役が似合う。いつまでたっても少年??黒田さんが出ていますね・・。素敵です。

花嫁は厄年ッ!

<ネタバレあり>
第2回
竹富明子はついに安土幸恵に会う。しかし幸恵は明子は嫁にふさわしくない。桃への知識が足りないと言う。切れてしまった明子は捨て台詞を残し帰京するが、東京駅に着くと一郎が待っていた。そして幸恵から明子の花嫁修業を認めるとの伝言があったと言う。一時は気落ちしていた明子だったが大喜び。しかし幸恵に嘘をついて花嫁修業をすると言う不安がよぎり、万一の時は一郎に助けてくれるように話すが一郎は知らん顔。おまけに番組の高橋Pから盗撮グッズを渡され隠し撮りをするように言われる。悩む明子。
ふたたび安土家に戻り、嫁の仕事を教えられ、頑張るが、朝の農作業も遅刻してどうも周りの評判がよろしくない・・・。
幸恵も明子を一郎が差し向けたのは自分への挑戦と言い切られ、ますますカッカする明子は負けん気がもたげ頑張ろうと思う。
そんな中、幸恵から亡き主人の法事が迫っているとの話し、そしてその日は長男として一郎に実家に戻って挨拶させるようにと言われる・・。一郎の実家嫌いを思い出し、又悩む明子・・・。

だんだん面白くなってきましたね。やっぱり篠原涼子さんはうまいな。岩下志麻さんがいつものキャラで農家の女将さんとしては格調高すぎですが、どうも大家族での女主人と言う不思議な立場で何かうまくはまっている気もしますな・・。

結婚できない男

<ネタバレあり>
第2回
術後経過のために病院を訪れた桑野信介は、女医の早坂夏美から、成人病防止のための食事制限を勧められてウンザリ。相変らず減らず口を叩き、逆に夏美から悲しむ人がいない逆襲されてしまう。
信介は1人、焼肉屋に足を向けていた。一方、マンガ喫茶では夏美とみちるが顔を合わせ、成り行きでラーメン屋に行くことになった。夏美はみちるに、かつて結婚しようと思っていた相手がいたことを話しながら、自分が恋愛から遠のいてしまった理由を考えあぐねる。その帰り道、夏美とみちるは『一人焼肉』を楽しむ信介の姿を目撃し、言葉を失うのだった。
数日後、建築現場で遊んで天井の柱を使って鉄棒をして、落下し手に怪我をしてしまった信介。又も夏美のいる病院で治療を受けることになり、待合所で偶然通り合わせた夏美は、同僚の沢崎麻耶が信介になれなれしい態度をとるので、信介の彼女と誤解をしてしまう。
手が使えない信介は英治に荷物持ちをさせてマンションに戻ってきた。そして廊下でみちると夏美と鉢合わせ。「2人で食事作って食べようっていう話しになって・・・」というみちるに英治も仲間に入れてもらうことに。
夏美は病院で見かけた麻耶の話をするが、英治に単なる仕事の仲間と聞かされる。
一方1人、部屋に戻った信介だったが、思い通りに手が動かない。料理を作るのを諦め、空腹でイライラしていると、英治から「こっち来ませんか?」と誘いの電話がかかってきた。
 みちるの部屋に合流した信介だったが、仲間に入りきれず、手持ち無沙汰な状態。3人はそれぞれの恋愛観で盛り上がるのだが、結婚を一度諦めて以来、車に例えるなら「車庫に入ったまま」と言っていた夏美に、「もう錆付いて動かなくなってるかもな」と信介が失言。空気が悪くなったことを察知した信介が他に言葉を捜すのだが、話せば話すほど墓穴を掘ってしまい、ついに夏美は激怒して帰ってしまった。英治に「謝った方がいいですよ」と言われ、夏美をいつものレンタルビテオ店まで追いかける信介だった。
いやいやながらも夏美に謝った信介。夏美は機嫌を直したよう。そんな夏美に信介はDVDを進める。信介の進めたDVDを借りた夏美は面白くないのにがっかりする。信介は今ごろ感動していると思って一人ほくそえむ・・。(すれ違い・・。)

信介と夏美先生まあ多少ぶつかり合いもあるけど徐々にいい雰囲気になってきますね。夏川結衣さんは抜群に自然です。みちると二人の独身者の会話は思い当たるふしが有って面白い。阿部ちゃんはひねくれ物のところがうまい。

誰よりもママを愛す

<ネタバレあり>
第2回
薫はいじめられている真田知をかばってしまい。いじめっ子グループの標的と成ってしまう。知は薫を見直す。しかしいじめれている事を先生に何もいえない薫を知は突き放してしまう。
いじめで体操着を汚されたのを父一豊に見つかってしまう。薫は父と兄弟の前でいじめられていることを話す。
一豊はいじめっ子たちにいじめを止めるように言うがとぼけられてしまう。今度は親に言うが逆に殴られてしまう。ついに一豊は最後通告としていじめっ子たちに裁判にかけて少年院へ送ってもらうと書いた手紙を渡す。
驚いたいじめっ子たちの母親が押しかけてくる。そして千代を出せと言う。千代に心配をかけたくない一豊は隣のこずえに妻の役をしてもらうように頼む。驚くこずえ。しかし前スーパーで財布を忘れた時に無理を行って立て替えてもらったことが有るので断れない。
状況が不明のまま、なんとなく察したこずえは母親たちに切れながら応ずるが、逆に母親たちに反論されてしまう。千代(実はこずえ)の悪口を言われた一豊は又いつものように切れてしまい、大声で啖呵を切る。
千代が帰宅し、事務所に電話があった事を話す。薫に事情を聞いた千代は、知をかばった薫をほめる。翌日登校した薫は知に他の子達から嫌われてもいいから、知と友達になりたいと言う。うなづく知。
ところで又面接で失敗し、気分転換にレンタルDVDショップに来た雪は運命??の出会いをする・・・。

田村さんいっぱいしゃべりますね。さすが。面白いのは主夫の発言はすべて主婦の言うようなことで・・。(当たり前か)違いがないのが何かおかしい。
いじめの件は解決したのかよく分からないのですが・・。まだ引っ張るのか?
でも来週はどうも雪の話のよう・・・。どうかね??

不信のとき

<ネタバレあり>
第1回
浅井美知子は。都内の一軒家に住む主婦。子供はない。3年前夫の愛人から呼び出され、道子は愛人の千鶴子を問い詰めると、千鶴子は旦那さんは奥さんを女として見られないといっている。といわれてしまう。
浮気の件は片付いたが、それ以来道子は、食事や服装にも気を使うようになる。
向かいにベビーシッターでバツイチの沖中和子が引っ越してくる。和子は残り物を差し入れして道子に関心がある模様。
ある日義男は取引先の小柳新吾に銀座のクラブに連れて行かれる。ママの野上マチ子は義男に興味を持つ。そして義男はマチ子に閉店まで引き止められタクシーで送られるが車内で缶コーヒーをマチ子が義男のスーツにこぼしてしまい、汚れ落しをするからとマチ子のマンションに誘われる。そしてベッドを共にすることになってしまう。
道子は書道家だった父の影響で書道を趣味としている。夫を待つ間に書いた書を見た義男はマチ子に酒のラベルに書いてくれないかという。
そんな道子に書道展の案内が届く。昔父の内弟子だった近藤慶からだった。道子を思う近藤は道子に熱い視線を投げ書道を続けて欲しいと言う・・・。そんな二人を和子がじっと見つめていた・・・。

どろどろですねー。さすが有吉佐和子さん。この昔の原作を現代にどう置き換えるかが鍵ですね。愛人の似合う米倉さんがなぜか正妻に・・。石黒賢さんはもてますが・・。そういうタイプなのかなー。マチ子がつまらない男が好きといっておりますが。いくら寝物語の言葉とはいえ、これは失礼じゃないかな??引くと思うけど???

人生はフルコース

<ネタバレあり>
第1回
伝統ある天鴎ホテルのコックの修司は、恋人・亜樹との将来について悩みながら舌平目のソースを作っていると、背後から指が伸びてきた。「修司君、いらいらしているでしょう。料理は愛情です」「ムッシュ!」、前総料理長で今は顧問、牧村信太郎が立っていたー。
信太郎は、昭和14年、憧れの天鴎ホテルのコックになった。しかし最初はくる日もくる日も鍋洗い、信太郎が家に戻って愚痴を言う相手は従妹の静代だった。信太郎は11歳で両親を亡くし、静代の家に居候をしていた。信太郎は静代に励まされ、気持ちを切り替え厨房にある銅鍋を全てぴかぴかにしようと、休憩時間も惜しんで体を動かした。こうして徐々に先輩たちに認められていった信太郎に、昭和16年、徴兵検査の通知が来た

信太郎は陸軍に志願し、中国の前線で戦っていたある日、重傷を負った兵士が最後にパイナップルを食べたいとつぶやいた。信太郎はしなびたリンゴをパイナップルのような見た目と味に調理して差し出した。パイナップルもどきを食べた兵士はおいしいとつぶやく。生きる気力を取り戻した兵士の様子を見て、信太郎は料理を作る喜びを心の底から実感し、生きて日本に帰って再びコックになろうと決意した。

終戦となり、昭和22年ついに信太郎は日本に帰って来た。信太郎は真っ先に天鴎ホテルに向かうが総料理長の沢渡はすっかり気力を無くして、信太郎のこともなかなか思い出してくれない。天鴎ホテルは進駐軍の宿舎に接収され、毎日ハンバーグやフライドチキンを作っていたのだった。
信太郎は帰宅し、静代に愚痴を言うが、静代は何かよそよそしい。しかし静代は信太郎が入隊する時に悲嘆のあまり破ってしまった先輩たちの料理の秘密のレシピをちゃんと補修していたのだった。
信太郎はある日進駐軍にシチュー100人前の注文を受ける。信太郎は以前に戦争が激しくなったころ、軍からの金物の接収から鍋を隠していたのだった。隠していた鍋を引っ張り出し大八車に載せてホテルに帰ると、その姿を見た沢渡はやっと信太郎を思い出した。
そして信太郎は静代に求婚する・・・。

うーんそうなのかあの村上さんにこんな歴史が・・・。シャリアピンステーキもあのホテルで・・。正伸君はまじめさがこういう役にはあっているな・。牧瀬里穂さんもいい感じ・・。