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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

結婚できない男

<ネタバレあり>
第5回
信介の事務所では、今の仕事の設計が山場に差し掛かってきていたが麻耶が新しい仕事をもってくる。躊躇する英治に、信介は引き受けるといってしまう。仕事を家に持ち帰る信介。みちるの部屋に遊びにきている夏美に、料理が余ったのでとおすそ分けの電話が入るが、部屋には入れたくないし、取りに行くのも面倒な信介はすしを買ってあると嘘をついてしまう。
翌日事務所でも仕事の続き、しかし過労で倒れてしまう。気がつくと中川の病院のベッドの上、そして又も圭子や診察に来た夏美にも結婚したらと言われるが、結婚するぐらいなら家政婦を頼むと言う信介。英治が来て麻耶に他の人に仕事をまわすようにしたいう話を聞き信介は英治を怒鳴りつけてしまう。怒って帰ってしまう英治。
翌朝信介は勝手に病院を抜け出し、頼んだ人に断りの電話をいれ再び仕事をしようと自宅へ戻る。
信介はデータを入れたUSBメモリがないのに気がつく、すると夏美から電話が入る。夏美はメモリーを持っている、診察をさせてくれたら返すと言う。信介はしぶしぶ承諾する。夏美は信介の部屋のドアの前に立つが、隣のみちるが顔を出したのに気をとられ信介にチップをとられてしまう。そして信介はドアを閉めてしまう。
激怒する夏美、みちるの部屋で散々信介の悪口を話す。
みちる宛に英治から電話が入り、信介が再び仕事を引き受けたことを知り、仕事を手伝いたいと言う。
英治はみちるの部屋に行くが、隣から妙な音が、夏美はひょっとして信介が倒れているのではと思う。英治はベランダの仕切り壁を破り、皆で窓から呼びかける。信介は起き上がりベランダの皆に気がつく、夏美は診察すると言う、信介が拒絶している隙にみちるの飼い犬が部屋に入ってしまう。犬を追い出すのに気をとられていると夏美も部屋の中に、しぶしぶ診察を受ける信介。夏美は無理をしないようにと釘を刺し、みちるの部屋に帰っていく。
翌朝事務所でクライアントに設計図を渡す英治と麻耶。信介は自分の部屋で夏美の作った差し入れのロールキャベツを食べるが信介は塩味がきついと又独り言・・・。

うーんとにかく面白いです。独身者には思い当たることばかり。しかし個人的にはこんな綺麗好きじゃないけどね・・。そういう点では信介は大したものですな??

USBメモリ
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つづいて誰よりもママを愛す

<ネタバレあり>
第5回
雪に続いて明まで家を出てしまう。一豊は危機を感じ、薫を巻き込んで家族でのピクニックを計画する。そして千代からOKを取った一豊は明と雪にも連絡を入れてピクニックに来るよう誘う。すると隣から叫び声が、隣の部屋に入るとこずえが3匹の大型犬に引っ張りまわされている。驚いた一豊と薫。薫の機転で犬を部屋の外に誘い出す。こずえは泥酔していた。そして嘉門家でそのまま一泊してしまう。
当日の朝、千代に事務所から連絡が入り、結局千代は裁判の証人に会わなければいけなくなりドタキャンとなる。明や雪からも断りの電話が入り、落胆する一豊と薫。そして二人は部屋にいたこずえに視線を向ける・・・。
結局こずえも連れて3人で出かけることになる。ところが出かけた水族館ではたまたまキリ番の入場者となり。盛大なセレモニーで迎えられてしまう。奥さんと間違えられ居心地が悪いこずえ。庭で弁当を食べる時でもこずえはビールを飲み走り回るよその子供たちに悪態をつき、子供たちのお母さんを怒らせてしまう。
一豊はなんとなくいらいらした様子のこずえに事情を聞こうとするが、そこに雪が現れる。そしてこずえは明の仕事先に押しかけ、意地を張ってないで家族で話し合って和解しなさいという。そしてみんなでカラオケに行く。
カラオケで盛り上がるこずえと家族たち。しかし明と雪はそれぞれ自分を見つめなおすためにしばらく一人暮らしをするという。納得する一豊。
こっそりと帰ろうとするこずえに、一豊は悩んでいることを聞く。こずえは一豊が一緒に酒を飲んだら話すという。そして一豊は飲めない酒を飲み寝込んでしまう。
そしてこずえは身の上話をし始める・・・。
明たちは酒に酔った一豊を嘉門家に運ぶが、そこには千代が待っていた。明と雪がいることに一方的に怒る千代、しかし今度は薫が千代に切れてしまい、明や雪のことを聞かない千代は嫌いだと部屋に閉じこもってしまう。今度は千代がトイレに閉じこもる。

面白いですね。田村さんがうまいです。そして小林聡美さんがいいですね。不思議な味を出してますよ。

誰よりもママを愛す

<ネタバレあり>
第4回
千代とけんかした雪は家出してしまう。翌朝、なぜかいきなりピンコが嘉門家にやってくる。
1学期が終わり薫は通知表をもらう。成績を見て顔をしかめる薫。
なぜか一豊は何の疑問もなくピンコと打ち解けて一緒に料理をしてしまう。明が帰ってきてピンコがいるのに驚く。ピンコになんとか帰ってもらう明。例によって明はピンコにはっきり断ることが出来ない。話を聞いた一豊は隣のこずえに明の彼女という芝居をしてもらい。ピンコにあきらめてもらうよう計画する。
後日喫茶店で会うピンコと明、一豊とこずえ。しかしこずえは乗り気ではなく、結局途中で芝居を放棄し、本当のことを言って帰ってしまう。
帰り道、一豊と明は料理屋で働いている山下を見かける。料理屋によって山下に雪が家出していることを話す。そこに山下が目当ての暴力団風の男たちがやってきて山下を連れて行く。
山下が殴られているのを助けに言った一豊と明は逆に殴られてしまう、そこに明の後をつけてきたピンコがやってきて、暴漢をやっつけてしまう。
結局皆で嘉門家に戻り、山下の手当てをしている。薫は玄関でうろうろしている雪を見つける。雪も家に戻る。すると、千代が帰って来た様子。
事情を話しづらい明。見つかるとまずい雪。ピンコと雪と山下をベランダに隠し千代を迎えるが、すぐにベランダに誰かいることがばれてしまう。
結局皆で食事をすることになる。ピンコのおせっかいに明は切れてしまう。ついに明はピンコをオカマと言ってしまう。ピンコと山下は帰ってしまう。
明を注意する千代にまた明は切れてしまう。千代に殴りかかろうとする明を一豊は千代がどんなに明のことを考え思っていたかを叫ぶ。
雪はこっそり家を出て行く。山下は外で待っていて見送る。そして一豊は又トイレに閉じこもる。翌朝、明は家を出て行った・・。

うーん田村さんはうまいな・・。そしてなんといっても阿部サダヲがうまい。玉山君も今回は活躍しました。

スペシャルドラマ「みちくさ」後編

<ネタバレあり>
佐々木は亜紀のネット仲間から奪った車で亜紀を連れて走り出す。佐々木は能登の海を見てみたいと北陸へ向かう。
佐々木は身の上話をする。別れた佐々木の妻は絶対こうしたいと思う人で、生まれたばかりの娘を数ヶ月で無くし、落ち込んでしまったという。佐々木はいたたまれず、結局分かれたのだと話す。
亜紀は自分も絶対と考えるほうと語り、余裕がなかったと話す。
休まないで運転し続ける佐々木は居眠りしそうになり、運転を亜紀に替わるが、亜紀も疲れからついうとうとし、路肩の側溝に脱輪してしまう。
このことで二人は言い合いになり、佐々木はやぶの中へ車を支える板を捜す。しかし段々自暴自棄になってしまう。
亜紀は車のそばで待つが、運良くパトカーが通りかかり、そのまま警察へ。
思い直して板を持って藪の中から出てきた佐々木は車に鍵がかかり、亜紀がいない。しかし運良く軽トラが通りかかり近くの漁村まで連れて行ってもらう。
佐々木は車を降りた漁村の堤防で海を見ていたが、いきなり見知らぬ老人に抱きかかえられる。どうも自殺志願者に間違えられたよう。
近くの警察署へ連れて行かれるが、そこは偶然亜紀が事情を聞かれている警察署だった。二人はその老人の家で一泊することになる。老人は佐々木を自殺志願者と思い諭す。佐々木は亜紀にけんかしたことを謝る。佐々木は選挙運動中におばあさんをの面倒を見たことを話す。票目当てだったと自嘲する佐々木に亜紀はおばあさんは感謝していたのではと話す。亜紀の台詞
<b><font size=4 color="#0000ff">「親も先生も友達も、TVのタレントまで前向きって言うじゃないですか、勝つことが正しくて負けた子は何か欠陥があるみたいな、負けてもそこには何かがあるということは誰も教えてくれなかった。私もバカなまねをしてここまで来て、少しだけど自分との付き合い方が分かったかなって。」</font></b>
朝、海岸で散歩する二人。お互いに名前を知らない二人は、ここではじめて名乗り合う。亜紀は名古屋に帰るという。佐々木は又選挙事務所に戻るという。佐々木は亜紀のために亜紀を候補者に見立て、亜紀のこれまでのエピソードを入れて選挙の応援演説を披露する・・。勇気付けられた亜紀はこれからの生き方を語り候補者風の挨拶をする。そして二人は帰っていく。

温水さん、好演しています。池脇さんはさすがかな?

花嫁は厄年ッ!

<ネタバレあり>
第4回
父の法事にはこないといっていた一郎が突然安土家に姿をあらわす。幸恵はいっこうに気にせず、法事は滞りなく終了する。一郎は安土家当主として挨拶をする。
一郎は母が父を安土家の当主として物足りなく思っていたことに触れ、自分にとってはいい父だったこと、そしてそんな父に線香を上げられてよかったと挨拶する。
一郎は一泊することになる。
一郎は明子にドバイ行きの話を尋ねるが、明子は断ったという。TV局の仕事にかかわりたいという思いがあると話す。
そして朝食の時でも一郎は幸恵から一番離れた席で食事を取る。明子は何とか二人の仲を取り持とうとやきもきするが、結局二人の会話はないまま、明子と一郎は帰京する。
しかし、二人が帰った直後安土家に美乃という若い女がやってくる。桃子や次郎や香里は誰だろうと訝るが。挨拶したその女は一郎の子供を妊娠していると告白する。仰天した桃子たちは早速明子に連絡をとる。
一郎と別れたばかりの明子は知らせを聞いて驚き、まだ近くにいた一郎に大声で知らせる。驚く通行人たち。赤面する一郎。
一郎のマンションで事情を聞くが、一郎はその女との関係についてはっきり言及しない。ついに明子と大喧嘩になってしまう。
明子はプロデューサーの高橋と安土家にとって帰す。高橋はとりあえず明子の兄と名乗る。美乃は幸恵と面談中。そして幸恵は美乃が本当に妊娠しているのかどうか病院で検査するように、そして明子に付き添うように命じる。
病院の検査の結果は妊娠10週目だという。
明子はショックを受け、擬似嫁の番組企画から降りて、局の倉庫係になってもいいと決意する。ところが・・・・。

矢部っちは少しらしくなってきたのかな。降ってわいた愛人というかなんと言うか?この話はとってつけたよう・・。ちょっとした騒動で終わってしまう・・。
しょうがないかな?
最後で明子にとってはちょっとまずいことになってきてますので、次が面白いのかな???

タイヨウのうた

<ネタバレあり>
第3回
薫は親友の美咲のために、美咲の彼隆介との仲直りのため孝治と話し合って偶然夜の遊園地で出会ったように計画する。しかし海の家の従業員たちや雄太や晴雄も一緒に遊園地に行くことになってしまう。
遊園地で偶然に会うように仕向けられた美咲と隆介は、結局すぐに仲直りをする。
みんなで観覧車に乗ることになり薫と孝治は同じ車両に乗ることになる。しかし晴男が降り場で転んでしまい。従業員を巻き込んで騒ぎになる。薫と孝治は降りられないままとなり、やがて電源が切られる。観覧車は止まってしまい、薫たちは閉じ込められたままになる。皆は騒ぎに気をとられ、薫たちのことはすっかり忘れてしまう。
一方美咲と隆介は二人っきりになるため騒ぎの間抜け出していた。薫は美咲に電話をするが留守番電話になったまま・・。
時間がたち薫は日の出の時間を気にし、動揺していたところを孝治にとがめられ、ついに病気のことを話してしまう。
美咲は電話に気づき、薫が閉じ込められていることを知り、薫の家に助けを求める。一方公園の事務所に押しかけ電源を入れてもらうよう訴える。しかし電源が入って観覧車が実際に動くまでには時間がかかるという。
日の出の時間が近づく。薫は絶望し悲嘆に暮れるが、孝治は強い調子で力づけ着ている上着を薫に着せ、UVのクリームをつけさせる。そして薫を抱きかかえるように覆い被さる。日の出となる。すると観覧車が動き始める・・。降り口には心配したみんなと、薫の父の謙と由紀が車で迎えにきていた。降りてすぐに車に乗り込む薫。しかし薫は振り返って孝治を見る・・・。
榎戸医院で診察した薫は皮膚は何ともないといわれる。安堵する家族たち。孝治は心配して翌日雨音家に出かけ薫と会うが薫はそっけない。薫の中では孝治を愛する気持ちが芽生え始めていた。そしてそれは死を覚悟した薫を生への執着をもたらすことになる。それに気づいた薫は動揺していた・・・。

終わりごろからはサスペンス調のような、しかしこれからは薫はどうするのか・・。
XPに関していえば結局お話としての設定がうまく恋愛話になるようにしてあるようで、リアリティが?らしいのですが・・。
沢尻さんはよかったように思います。
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結婚できない男

<ネタバレあり>
第4回
信介は気がつかなくて土曜日に出勤しようとしてみちるに一言言われてしまう。一方夏美は休みの予定について看護婦たちに聞かれ一人で出来ることばかり話してしまう。
休日出勤し、仕事を早めに切り上げた信介は、ふとはとバスツアーの案内所に気づき「寅さんの故郷柴又と下町の旅」に参加すると、偶然にも1人参加していた夏美の隣の席になってしまった。
一生懸命ツアー客を盛り上げようとする新人ガイドを無視して、他の参加者にマメ知識を披露する信介に夏美はヤキモキしていると、ついにガイドが泣き出してしまった。「少しは気を遣ってあげなさいよ」と夏美に怒られても意味が分からない信介は「また説教か」と憮然。信介は夏美に「ボクは自己啓発の一環で乗ったんです。あなたは単に1人寂しく乗ったんでしょ」と言われ、怒りでこみ上げてきた涙を堪えながら、その場を去るのだった。事情が飲み込めない信介
 後日、母に帯止めを送ってもらったお礼を夏美にするため病院にやって来た信介は、はとバスツアーでの一件を謝ると、夏美が先日調べていた花火大会を、毎年1人で楽しんでいる秘密の特等席があると遠回しに夏美を誘おうとするが、みちるたちと行くと言われ断られてしまう。
 そして花火大会当日。夏美は病院の看護師たちも誘い、みちるや英治たちと、穴場スポットと紹介されていた場所へ、しかしその場所は人ごみの上、新築マンションのせいで花火も満足に見られない。
一方信介は事務所の屋上が花火の見える特等席ということを前から知っていてそこでおつまみを持ち込み一人で花火を楽しんでいた。すると夏美がやってきた。そうっと信介に近づき、「あの・・・ご一緒してもいいですか?」という夏美に戸惑いながらも「まあ・・・そうおっしゃるなら・・・」と信介。
 するとみちるや英治たちがゾロゾロと屋上に入ってきた。 信介は「他人に教えるなって言ったじゃないですか」と夏美に言いながらも、花火を見て大ハシャギのみんなを見ている内に一緒に打ち解けて楽しむのだった。

うーん信介パワー爆発ですねー。思い当たることも多いのですが。まあこの人リッチだから・・・。私どもとは大違い・・・。それにしても皮肉屋が過ぎますなー。
面白いです。

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スペシャルドラマ「みちくさ」前編

<ネタバレあり>
選挙の運動員をしているさえない中年男の佐々木は、こき使われている自分の姿に飽き飽きして、自転車を選挙事務所に帰す仕事を放棄し、一人別の方向へ走り出す。すると道路で吐いている一人の若い女を見つけ介護すると、女は勝手に走り出しこちらに来てくれという。女が案内した場所には雑草がくすぶっていた。
亜紀というその女は初対面の人とドライブをしていたという、そして睡眠薬のようなものを飲まされ気がついたが車中は煙でいっぱいだったという。
佐々木は流行の集団自殺に巻き込まれたのではと気づく。
亜紀はネット仲間に誘われたのだという・・・。亜紀は受験に失敗し、高校時代の彼とは別の大学に入る。彼はこのまま付き合うといっていたのだが、彼氏は亜紀の知らない間に同じ大学の同級生と付き合っていた。
亜紀はネットの掲示板で知り合った女性に誘われ、楽になるからとドライブに誘われたのだった。そして初対面のほかの男二人と四人でドライブに出かけることになったのだった・・。
亜紀はパチンコ屋の洗面所で顔を洗っていた。佐々木は外の駐車場で待っていると携帯から選挙事務所へ帰れと催促の電話が・・。結局佐々木は選挙の仕事の首を切られてしまう。
戻ってきた亜紀は駐車場に亜紀が乗っていた車が止まっているのに気がつく。車の窓には新聞紙が貼ってあった。驚いた二人は窓をたたくといきなり車の中のネット仲間が出てきて、寝ていただけだという。死なないでと説得する二人をうざいという。切れた佐々木はどうせ車が有ってもろくなことには使わないと叫び。ネット仲間から車を奪い、亜紀を連れて走り出してしまう・・・。

NHK名古屋の自主制作ドラマ。温水さん主演。面白いですね、けど重い話。温水さんは主役はちょっと荷が重いかな。しかしこの硬さが逆に面白いのか。

亜紀が待ち合わせたJR名古屋駅太閤通り口↓
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人生はフルコース

<ネタバレあり>
最終回
昭和38年、東京オリンピック選手村食堂の料理長を命じられた信太郎は頭を抱えていた。働くコックと大量の食材をどう確保するのか、世界各国のお国料理のレシピをどう身につけるのか。かつてソ連大使の外交官夫人に料理を学んでいるとき、信太郎はシベリア抑留時代を思い出した。解凍の仕方を工夫すれば素材の味は落ちない。信太郎は選手村メニューの試食会を仕掛け、冷凍食材を使った料理の味を公に認めさせた。
翌年、準備万端整えてオリンピック本番を迎えたつもりだったが、コックは地方から応募してきた寄り合い所帯でその技術にもばらつきがあり、外国選手からも苦情が寄せられた。選手の母国からコックを招くという話も出てきた。問題の解決に奔走していた信太郎は悩んだ。競技場に出かけ選手が大量の汗をかくことを知った信太郎は、味に塩分を多めにすることを思いつく。
ある日信太郎は信太郎はずいぶん包丁を握っていないのに気づく。妻は心配して総料理長の沢渡に相談する。沢渡は信太郎に話をする。沢渡は自分も同じことで悩んだという。沢渡は目の前の仕事に集中しろという。
信太郎はオリンピック閉会式を迎えた。信太郎が食堂へ行くと、外国の選手たちから信太郎は料理がおいしかったと感謝をされる。そして部下からも感謝の言葉をもらい胴上げされた。
6年後、信太郎は沢渡から天鴎ホテルの総料理長の座を譲られる。沢渡は信太郎にこうなることは天命だったという。

修司は、天鴎ホテルのパリのレストランのコックとして、パリ行きを打診され辞職を躊躇 していた。その時信太郎から一番大切なものは何かと聞かれ、心を決めた。修司は実家の熊本に帰っていた亜樹を迎えにいき、ホテルを辞めて熊本で店を開きたいとプロポーズした。天鴎ホテルで結婚式を挙げた二人の様子を信太郎が見つめていた。

「きょうの料理」関連の、料理がうまい過去の子供の話が何度も挿入されて、お話の時代が、今どの時代のことなのかががちょっとわからない。話を広げすぎ??肝心の村上シェフの話は3回ということで駆け足だし、シベリア抑留時代も冷凍食材の関連で回想でちょっと入るだけで、若いコックさんの話とごちゃごちゃしてます。うーんいい話なんだけど・・。
写真はモデルの村上シェフが総料理長だった現在の帝国ホテルです。

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タイヨウのうた

<ネタバレあり>
第2回
薫はストリートライブで歌っているところを酔っ払いたちに絡まれてしまう。近くを通りかかった孝治が薫をバイクに乗せその場から逃げ去る。
逃げる時に切れてしまったギターの弦を器用に張り替える孝治に薫は惹かれていく。
孝治たちはいつも客になっている海の家でバイトをはじめる。弁当工場の寮を追い出された孝治は海の家で寝泊りすることになる。しかし時給は安い。すると隆介がやってきて孝治たちはホストのバイトに誘われる。
孝治は若手女性実業家の後藤沙耶に誘われる。
薫の親友の美咲は隆介と付き合っていたが、ある日隆介がホストクラブの中年の客と同伴出勤しているのを見かけてしまい、薫に泣きつく。
薫は怒ってホストクラブへ行き隆介を呼び出す。しかし隆介は逃げ出してしまい、孝治と話すことになる。
薫は孝治を昔から見ていた・・。
薫は昔入院していた時に孝治がギターを捨てるのを見てしまう。孝治は病院の前の道が通勤の道だった。薫は毎朝孝治を見ていた。薫は孝治のギターを拾い。ギターを弾いて歌うことで癒されていった。そして再び孝治を見かけたことが嬉しかったと話す。
孝治は中学時代から勤めていた弁当工場を首になったことを気にしていた。そして孝治は薫の気持ちについ皮肉で答えてしまう。薫は怒って帰ってしまう。夜が明けようとしていた。薫は自宅へ走った。紫外線を浴びないために・・。
再び夜、ホストクラブで孝治は沙耶にホテルに誘われる。翌日の夕方孝治はホテルへ向かうが、薫の言葉を思い出し、ホテルで沙耶に札束を返す。
孝治たちはホストクラブを辞め再び海の家のバイトをはじめる。薫は自宅からその様子を見つめている。そしてストリートライブで自作の曲を歌う。いつのまにか孝治が聴いている。そして薫の自主制作のCDを買う。お金はホストで稼いだお金じゃないよと話す。仲直りする二人。
孝治は海の家に帰ると・・・。

沢尻さんのうたは微妙ですな。まあしょうがないけど。この人なんでマスカラ濃いんでしょう。別にいいんだけど、おじさんには無気味に見えてしまいます。若い女性のファッションに詳しくない年寄りの繰言でございます・・?
山田君はいつものようにちょっと暗いです。

タイトルバックの江ノ電です。
  ↓
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