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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

映画「北北西に進路を取れ」

キャプラという男と間違われて誘拐されてしまった広告マン、ロジャーは、謎の人物タウンゼントからある仕事への協力を要請される。そして、人違いが判明すると今度は泥酔運転に見せかけて殺されそうになる。窮地を脱したロジャーは、翌日、真相を確かめようと国連ビルへ赴くが、そこに現れたタウンゼントは全くの別人だった。そして、タウンゼントの背中にナイフが突き立てられ、容疑はロジャーにかかってしまう……。


監督
アルフレッド・ヒッチコック


脚本
アーネスト・レーマン


製作
アルフレッド・ヒッチコック


出演者
ケーリー・グラント
エヴァ・マリー・セイント
ジェームズ・メイソン
マーティン・ランドー
(以上yahoo映画より)

二転三転するストーリー。ふりまわされる主人公と、ミステリー映画の面白さが充満している。
むろん昔の映画なので、列車や自動車の場面はスクリーンプロセスだし。あのモニュメントの場面もかなりセット撮影だと思うし。画面は固定した昔の映画の作り。でもやはりヒッチコック映画で面白い。

さすが名作なのか。リメイクされることがあれば見てみたい。

北北西に進路を取れ 特別版 [DVD]


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映画「ロスト・イン・トランスレーション」



ストーリー:
ハリウッドのスター、ボブ・ハリス(ビル・マーレイ)はウイスキーのCM撮影のために来日し、滞在先のホテルへと向かっていた。ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る……。

スタッフ


監督・脚本: ソフィア・コッポラ


プロデューサー: ロス・カッツ


エグゼクティブ・プロデユーサー: フランシス・フォード・コッポラ


編集: サラ・フレック


撮影: ランス・アコード


衣裳デザイナー: ナンンシー・スタイナー


キャスト


ビル・マーレイ


スカーレット・ヨハンソン


ジョバンニ・リビシ


アンナ・ファリス


林 文浩

はっぴいえんど「風をあつめて」がラストに出てくるという噂だけで見た作品だけど、特にストーリーもなく淡い恋物語はあるけど。確かにエンドロールの最後に「風をあつめて」は出てきますが
それまで映画の中で使われるのは洋楽で、このラストは音楽をつけたスタッフの好みなのかしらん。
この部分たぶん外人さんならそれほど違和感もなく過ぎるけど、日本人としては唐突なので何かあれと思う。
アメリカ映画なのにどこかヨーロッパ的。佳作か。


映画「ツレがうつになりまして」






 仕事をバリバリこなすサラリーマンの夫、通称ツレ(堺雅人)が、ある日突然、心因性うつ病だと診断される。
結婚5年目でありながら、ツレの変化にまったく気付かなかった妻・晴子(宮﨑あおい)は、妻としての自分を反省する一方、
うつ病の原因が会社にあったことからツレに退職を迫る。会社を辞めたツレは除々に体調を回復させていくが…。
(以上AMAZON解説より)

NHK-BSにて、途中から見たのですが、TVドラマ版で筋はわかっているので・・まあ知っている方にもいるので何とも言えませんが。明るい話にしているのがいいのかもしれません。

この奥さんの明るい性格がいいのかも知れないし。まあいい話なんだけど。夫婦愛情物語としてもいいんだけど、微妙さも感じる。

映画「ペコロスの母に会いに行く」





長崎で生まれ育った団塊世代のサラリーマン、ゆういち(岩松了)。ちいさな玉ねぎ「ペコロス」のようなハゲ頭を光らせながら、漫画を描いたり、音楽活動をしながら、彼は父さとる(加瀬亮)の死を契機に認知症を発症した母みつえ(赤木春恵)の面倒を見ていた。迷子になったり、汚れたままの下着をタンスにしまったりするようになった彼女を、ゆういちは断腸の思いで介護施設に預けることに。苦労した少女時代や夫との生活といった過去へと意識がさかのぼっている母の様子を見て、彼の胸にある思いが去来する。
(以上yahoo映画より)

監督
森崎東


脚本
阿久根知昭


原作
岡野雄一


製作
井之原尊


出演者
岩松了
赤木春恵
原田貴和子
加瀬亮

TVドラマもありますがこれは映画版。
俳優の岩松さんてあまり好みじゃないけどもこれは悪くない。なんっといっても赤木春恵さんが好演。戦中から戦後史を思わせる。そして長崎ということも。切ない話。快作。





映画「ジュブナイル」

少年達と未知のロボットとの交流を描いたSFファンタジー。2000年。夏休みを利用してキャンプに来ていた岬、裕介、俊也、秀隆の4人は、キャンプ最後の夜、森に落ちるまぶしい光を目撃。早速、光を追って森の中に入った4人は、そこで奇妙なロボット・テトラと出会う。こっそり持ち帰ったテトラを裕介の部屋で飼うことにした4人は、近所の発明家・神崎のところでテトラの謎を解明しようとする。一方、そのころ太平洋上に三角形の謎の巨大物体が出現して……。
(以上yahoo映画より)

鈴木杏ちゃんが少女で・・話は少年向けSFなんだろう。終盤の戦闘シーンのCGは2000年にしては良くできているということかな。今見ると微妙だけど、そんなに気にはならない。普通に楽しめる作品。ラストの繰り返しのロジックはよくある話。でもここではいい感じかな。まあ達郎さんのテーマ曲をラストで聞くための鑑賞だったんだけど普通に楽しい。


高倉健のイメージは美化されすぎ???

こういう記事があったのですが

まあ賛成にはできないものの、健さんが悪役をやりたがっていたのはひょっとしたらうなづける話かも。丁度、寅さん役以外をやりたがった渥美清さんのように(渥美さんの若いころの話)。

あいにく「新幹線大爆破」は見ていないんだけど、レンタルは当分は無理だろうなー。

健さんがお話を良くされる方というのは、NHKのドキュメンタリーで発見したのだけれど。

ビストロスマップや、スマステーションに出たシーンのダイジェストが放映されましたが、両方ともリアルタイムでも見ておりますが。なかなか話好きなんですね。

むろん滑らかには話されませんけど、人間性が出ていいと思うんですが。


映画「鉄道員(ぽっぽや)」(高倉健追悼)




北海道のローカル線、幌舞線の終着駅・幌舞。駅長・佐藤乙松は筋金入りのぽっぽや。職務に忠実なあまり、生後2ヵ月で死んでいった娘や思いがけない病で死んだ妻を見取ることさえできなかった。佐藤は近く廃線になる幌舞線とともに定年を迎えようとしていた……。

監督
降旗康男


原作
浅田次郎


出演者
高倉健
大竹しのぶ
広末涼子
小林稔侍


主題歌
坂本美雨『鉄道員』


撮影
木村大作

WOWOWにて、これは放送のみかな2回目です。

後半の広末さんとのシーンが何ともセンチで泣かせる。

この当時は68歳だが現実に68歳はそう老けてはいないんだけど、ここでは老けメイクで、老いを感じさせることで切なさを表現している。
ストーリーとしては後半ファンタジー色がきついのだが、ここらが泣かせどころなのかな、まあ渋すぎきつすぎるぽっぽやとしての人生を描いているのだが。おそらくは原作よりは不器用さや頑固な感じを強めて、健さんとしての意味合いを出しているような。

あとは大竹しのぶさんが抜群に良い。健さん映画では共演女優の実力が高いのだが、ここでもそうなんだな。


映画「あなたへ」(高倉健追悼)


メ~テレ(TV朝日系)で放送。TVでは2回目かな。DVD持ってますから。
途中から鑑賞。余貴美子さんがあの紹介で書いた電話番号の文字で旦那の存在を知るという振りにやっと気が付くんだけど。
そのことが倉島さん(健さん)に伝わったのかどのタイミングか相変わらずわからない、まあでもそんなことはもういいんだな。結局これが大滝さんのみならず健さんにとっても遺作になってしまった。

まあ老人といおうか初老というかちょっと年齢のいった健さんのイメージを演じている。まあしょうがないんだけど。若い時のような役作りをしてはいけないということだろうな。

まあネットの情報によればその前のあたりで前立腺がんを患ったそうで、このあたりが映画出演が間が空いたということだろうか。
まあ年齢なので・・しょうがないか。


映画「駅~STATION」(高倉健追悼)



警察官の英次は過酷な仕事とオリンピックの射撃選手として練習が続いたことが原因で妻・直子と離婚した……。1976年。オリンピック強化コーチのかたわら、連続通り魔を追う英次。犯人として浮かんだ吉松五郎を捕まえるため、妹のすず子の尾行を開始する……。1979年。故郷の雄冬に帰る英次だったが、連絡船が欠航となったため仕方なく居酒屋“桐子”に入る……。
(以上yahoo映画より)

映画館、TVでも鑑賞。今回は見たのは(BS-TBS)後半部分のみだが、まあ振りはあるものの、倍賞千恵子さんとの絡みでいいんじゃないか。桐子の思いが微妙なのだが、まあここらはぼかしていい。
やはりこれは健さんでないと再現できない役柄。やや長いが振りが多いのでこれはしょうがないかな。そしてやはり居酒屋「桐子」のシーンが白眉。そしてちょっときつい結末。
健さん映画として意味合いが深い。

映画「南極物語」(高倉健追悼)




記憶にはないので初見なのかなー。有名な南極観測で諸事情により1年間日本の南極基地に置き去りにされ、奇跡的に生き残った樺太犬タロとジロの物語。

健さんと、渡瀬恒彦さんが観測隊員に・・物語は前半は観測隊の犬ぞりを使った大陸の奥地探検と顛末。そして気象状況により第二次の越冬隊員の派遣が見送りになり、多数の樺太犬を置き去りにせざるを得なかったあたり。
そして創作と思いますが残された犬たちがどうふたたび翌年隊員たちが南極に来るまでを過ごしたのか。このあたりはディズニーの動物映画か?創作なんだと思います・

健さんが出てくるのは最初の奥地探検と、帰国してからの置き去りにした犬の飼い主との絡み。そしてラストの生き残ったタロ、ジロとの再会だけなのでまあそういうの映画なのかな。出番は少なめなのはしょうがないな。これは犬が主役の映画なんだな。