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おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

花嫁は厄年ッ!

<ネタバレあり>
最終回
式場の安土家から病院に花嫁衣裳のまま走りこんだ一郎と明子。幸恵は眠っていた。そばには桃子が付き添っている。しばらくして幸恵が目を覚まし新郎新婦の二人が病院にいるのを注意する。しかし明子が自分を3ヶ月間見守ってくれた幸恵に式を見せたいという。そして病室で結婚式をあげることになる。
香里は病院の屋上で感動して泣いていた。そしてそんな自分に自問自答していた。そこに明子が現れる。実は香里は自分が作った桃とこの3ヶ月で明子が育てた桃の味を競争していたのだったが、結局明子の桃のほうが味がよく、香里はライバル意識を燃やす。そして仲直りの握手をする。
明子は再び幸恵の病室へ行き、以前明子がはじめて安土家にきたとき、幸恵が明子を安土家へ受け入れた3つの理由を聞いた。しかし3番目は聞いていなかったのだ。明子はそれを聞く。そして幸恵のいつもの「聞くの・・」が始まった。しかし明子は聞きたいという。
幸恵は駅前で幸恵が桃を売っているときの明子がそれを知らずに桃を買っておいしいとつぶやいたのだが、それがうれしかったのだという。そして明子が感激している間幸恵は眠ったのか口を聞かない。
最初は眠っているかと思った明子だったが、なかなか目を覚まさない幸恵に驚き、おかあさんと大声で何度も呼んでしまう。

・・・しかしやがて幸恵は目を開け騒々しいという、ただ眠りたかっただけという。明子は安堵し披露宴のため、安土家へ・・・・・。

(3年後)
幸恵は2日間で退院し、農園の仕事を続けている。そして一郎はまだ帰郷しないのかという。一郎は結局下着販売会社を退職し安土家に帰ってくる。そして明子は妊娠する。

最後はべたべたで終わってしまいました。やっぱりお母さんは元気でした。まあいいんじゃないですか?ハッピーエンドで。篠原さんは上手ですね・・。そして農家の女将なのに格調高さが必要だった岩下志麻さん・・。こういう話だったんですね。岩下さんが必要な意味がわかりました。 
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結婚できない男(つづき)

夏美の告白に答えを見出そうとしてスケッチブックに向かっていた信介がやつれた表情で中川病院にやってきた。「僕はこれまで他人が住む家ばかり設計してきた。自分とか自分が大事に思っている人の家を設計することは初めてのせいかどうしても出来ない」と思いを語ると、「好きなのかな、あなたが」と告白。感動に浸る夏美だが、「でも自分のすむ家がイメージできなかった」「まだ結婚はできない」という信介の言い分に唖然。夏美は怒って診察室を出て行ってしまう。そして夏美は落ち込む。そして信介は帰り道、理解できない・・とつぶやく。

数日後、買い物帰りに顔を合わせた信介と夏美。肉を持っている信介に夏美は又肉ですか・・。という。そして「ロールキャベツでも作ろうかと思って」という夏美に、「ウチにある圧力鍋なら約10分でできます」と遠まわしに誘う信介。「あなたがどうしてもって言うなら行ってもいいですよ」という夏美に根負けした信介は「来て下さい。どうしても」と言い、夏美も素直に頷くのだった・・・。

というわけで終わりました、結局思わせぶりで終わるのだけど、桑野のスタイルを守るためにはこれでいいのかな。やっぱり桑野のことを理解できるのは夏美さんだけで結論はわかってましたね。まあいい感じで終わるのでいいんじゃないですか。しょうがないけど。

結婚できない男

<ネタバレあり>
最終回
信介は手巻き寿司を食べているところに新聞の勧誘が、モニター画面で販売員の後ろにみちるが通るのを見つけ、後ろの人はとってませんよという。しばらくしてみちるがやってくる。新聞を取ることになってしまったといい、ストーカー事件のお礼を言う。そして口ごもりながら信介に思いを打ち明けるが、信介はケンに気をとられ生返事。みちるは部屋へ帰ってしまう。
信介はTV出演することになりプレッシャーによる胃痛で又も夏美の元へ、みちるから信介に気持ちを伝えてほしいといわれていたが、話の様子ではケンちゃんのことととっていて話が伝わっていないのに気がつく。TV出演の話を聞き信介に「そのシャツで出るんですか」という。信介は帰宅するとメールで写真を送り夏美にシャツを見立てもらう、あきれながらも付き合う夏美。
TV収録、しかし中川家でTVを見ているとインタビューの冒頭部分が使われるだけで肝心の信介のこだわりの言葉がカットされていた。TVを見ていた育代が突然倒れてしまう。病院では一過性の不整脈とのこと。安堵する信介。
自分の気持ちが伝わっていないことを聞きがっかりするみちる。その夏美との電話を千鶴に聞かれ英治らが知ってしまう。
引越し前にみちるの部屋に皆が集まることになったが、みちると信介が部屋にいるだけで他は誰もこない。英治らは気を聞かせて二人にしようというのだ、そこにみちるが呼んだ夏美が現れる。そして信介と夏美は又話の流れで言い合いになってしまう。黙って聞いていたみちるは信介と夏美の会話が痴話げんかっぽいと思い、突然涙ぐみ二人に出て行くよう怒鳴ってしまう。
翌日すっかり吹っ切れたみちるは夏美に、夏美が桑野のことが好きなんじゃないですかといい、うまくいくといいですねと明るい顔で話すのだった。
育代の退院で迎えにきていた信介に偶然出会った夏美はついにあなたとは言葉をお互いにぶつけただけ、ドッジボールしてただけ、あなたと言葉のキャッチボールをしたいといい、信介に思いを告白する。(つづく)

スペシャルドラマ「僕たちの戦争」(4)

平成18年8月15日、吾一は沖縄の海岸でミナミといる。タイムスリップできるかもしれないと思い海に入る吾一。

昭和20年8月15日、艦を浮上させラジオで玉音放送を聞く健太ら兵士たち。しかし上官はなおも攻撃するという。鴨志田たちの一部の人間の制止も聞かず。

平成18年8月16日昨日何事もなかった吾一。このまま健太としてミナミと暮らす覚悟を決める。二人でまったりとしている。

昭和20年8月16日敵艦が現れ攻撃を受ける。自分が行くという鴨志田。鴨志田を殴りつけ自分が人間魚雷に乗る健太。鴨志田が死ねば孫のミナミは生まれない。ミナミのためにという健太。

吾一:ミナミにまだ時間があるといわれ一泳ぎしようと海に入る吾一、しかしサーフパンツの紐が海中の岩に引っかかって取れない。もがく吾一しかし苦しくなり・・・・。

健太:敵艦をひきつけることが出来ず仕方なく突っ込むが・・・・。

面白かったです。森山未来君はうまいです。お話は痛切ですがコメディタッチ部分もあり。暗くならずに見ることが出来た。文明批評の台詞は痛切。そしてラストのどちらかわからない意味とは・・・。よく出来たドラマです。SFなので突っ込みどころは有るけどそんな野暮なことは言いませんね。これはいい。

スペシャルドラマ「僕たちの戦争」(3)

健太はある日人間魚雷の搭乗訓練で戦艦に居合わせた鴨志田祐司がミナミのおじいちゃんと言うことに気がつく。鴨志田は健太に健太が夏見村に行ったことを知り、文子の事を聞かれる。健太は文子がミナミのおばあちゃんと言うことに気がつく。
出撃前に鴨志田と健太は夏見村にやってくる。いたのは文子だけでキヨ子はなくなったという。なんとか鴨志田と文子を近づけさせようともくろむ健太だったが、結局防空壕を掘り、二人の2ショットの写真を撮っただけだった。

2005年11月石庭家の墓参りをする吾一、墓石に自分が昭和20年8月に沖縄沖で死んだと彫ってある。吾一は自分が墜落事故で昭和19年9月に死んだはずでは、すると昭和20年8月に死んだのは健太じゃないかと気がつく。
海で吾一はもぐっている。この海中のどこかに過去に戻る入り口があるのではと思う。海岸へ戻る。仲間が今日は波に乗らずに潜ってばかりだなという。黙って手を振る吾一。そこにミナミがやってくる。ミナミは初めからやり直すという。健太に会いたかった。ずっと一緒だからねという。
吾一はミナミがしあわせならずっとこの時代にいてミナミと暮らしたいと思う。
昭和20年7月、健太は人間魚雷の訓練にいそしんでいる。ある日次の特攻の2名がくじ引きで選ばれることになる。順番がいろは順になり、健太は石庭吾一なので該当してしまう。

吾一はミナミの祖父の遺影に手を合わせている。ミナミが妊娠したことを話す。心配しなくても私も働くしというミナミ。
吾一はずっとミナミに連絡せず働いていた。ミナミが現れ弁当を持ってきたという、吾一はミナミに8月15日に沖縄へ行ってほしいと話す。ミナミは喜ぶ。
健太は遂に出撃となる。同行する鴨志田。しかし目的地へ行く前に敵艦が現れる。敵艦の攻撃に見舞われる潜水艦。田淵中尉が上官として自分が人間魚雷に乗り敵をひきつけるという。そして艦は救われる。泣く健太。
そして8月15日になる。

スペシャルドラマ「僕たちの戦争」(2)

夕食になり健太の父母に本当のことを話そうとするが母にいきなり泣かれてしまい。きっかけをつかめず、健太に成りすますことになってしまう。
一方健太は、空襲に遭う。しかし米軍機はビラを撒いていっただけだった。文子を守る健太。
しかしその後吾一を探しに来た兵士たちに連れて行かれてしまう。連れて行かれた上官らしき兵士に吾一ではないと言うが殴り倒されてしまう。やっと開放され宿舎に戻る健太。同僚らしき二人の兵士が心配して話し掛けるが返事が出来ない。記憶をなくしたと装い。自分が誰なのかを聞きだす。
健太はミナミに誘われドライブに出かける。外の風景でますます違和感が起きる吾一。吾一はミナミに自分は健太じゃないと言うが、ミナミは信じない。そしてミナミが車を止めたのはラブホテル。誘われるまま健太はミナミを抱いてしまう。
沢村家でカレンダーを見て今の年月日を知った健太。来年になれば戦争が終わるそれまで絶対に生きてやると思う。
ある日特攻隊の志願者が募られる。しかし志願者と言っても形だけで上官が是認志願者と言うことにしてしまう。驚き内心では怒る健太。
そして全員秘密の武器庫に連れて行かれ人間魚雷を見せられる。そして次の日からこれに搭乗するための訓練が始まった。

吾一はミナミに惹かれ始める。そんな矢先にミナミのおばあちゃんが亡くなり、遺品を整理していると、サーフパンツと車の鍵が出てくる。訝るミナミ。
なれない車の運転をしてミナミを迎えに来た吾一。ミナミは健太のパンツや車の鍵がおばあちゃんの遺品から出てきたことを話し、吾一におばあちゃんに会った事があるのかと聞く。吾一は否定する。ミナミはあなたは健太じゃないと言う。吾一は本名を話し、自分は過去からきたのだと話す。誰も信じてくれないので今まで黙っていたのだと話す。ミナミは車から飛び出し去っていく。

スペシャルドラマ「僕たちの戦争」

<ネタバレあり>
2005年夏。
台風が通過したばかりの海にサーフィンをしにやってきた男がいた。
彼は、尾島健太(森山未來)。波は大荒れにもかかわらず、健太は海に向かってパドリングを始めた。
今、まさに健太が沖に向かってサーフボードに体を預けているその海の上空を、昭和19年夏、九十三式陸上中間練習機が飛んでいた。
操縦するのは石庭吾一(森山未來・二役)。年の頃は健太と同じぐらい。
今しっかりと操縦桿を握っている吾一の遠くで稲妻が走る。
と同時に彼には飛行機のエンジン音が聞こえなくなり、
前方の視界が歪み意識が遠のいていく。
一方、現代の健太にも、大きな波を捉えようとした矢先、目の前の大きな半透明の壁が立ちはだかり気が遠くなっていく。
そして、お互い目を覚ました所は、今まで見た事のない風景が広がる場所。
どうやら2人は、何の偶然からか入れ替わってしまったらしい…。
健太は海岸に泳ぎ着いていたところで意識が戻る。車を捜しても見当たらない、そしてなんとなく風景が違っていることに気がつく。驚いて歩き回っていると田んぼに出てしまう。そして歩き回った健太は民家にたどり着く。そこで気を失ってしまう。気がつくと見知らぬおばあちゃんが介抱している。美しい孫娘も来て食事を作ってくれる。祖母は沢村キヨ、孫娘は文子と言う。
一方吾一は病院で目を覚ます、点滴とか窓の外の風景を見て驚き病院の外へ逃げ出すがつかまってしまう。
健太の父母がやってくる。そして健太の恋人ミナミがやってくる。吾一を健太と思っている様子。皆は吾一を健太と信じ込んでいる。吾一は自分のことを話すことができない。医者は一時的な記憶喪失だと診断する。
吾一が納得できないまま退院することになる。車から見る風景は信じられないものばかり。町中には英語があふれ若者のファッションは理解しがたいものばかり。
帰宅して健太の部屋にいる吾一。机になった歴史の本を見るとそこには驚愕の事実が、そこには昭和20年でポツダム宣言を受諾し戦争が終わったこと。そして今の時代が平成17年だと言うことを知る。信じられない吾一。ミナミがやってくる。ミナミは携帯電話に出るように言って、吾一にキスをして帰る。驚く吾一。

電車男映画版

<ネタバレあり>
TV放映されました。見ました。山田君はうまいな。ドラマと違ってシリアスに出来ている。いいんじゃないでしょうか。ひょっとすると感動はTVドラマ版よりあるのかな。
まあ中谷さんはちょっと好みじゃないんですが、でもよく出来ている。やっぱりエルメスさんが電車男にとってお姉さん的、お母さん的になるのはしょうがないかな。中谷さんだとその印象が伊藤美咲さんよりより強い。
ところでラストはこれは??全否定??あれ・・・。

(どうも掲示板によると、これは電車男がエルメスと出会う前にも、偶然近くにいたとの振りだそうです。)

後付け加えられたおまけのラスト、美咲ちゃん。淳史君が出て、酔っ払いは映画の大杉蓮さん、そして止めるのが山田君と、これはTVドラマを意識したものですが。上映された中にはあったのかな??。

(これも・・どうもスペシャルドラマとのリンクらしい・元の映画にはないらしい)

タイヨウのうた(つづき)

秋になって人気のなくなった海岸で孝治は工藤に会う。工藤はボイスチェックの時に録音したと「タイヨウのうた」のCDを見せる。工藤は埋もれさすのは惜しい発売していいかと孝治に聞く。孝治は薫が喜ぶと思うのでそうして下さいという。工藤は、彼女はたくさんの人の心の中でいつまでも行き続けると言う。工藤は孝治にギタリストとしてうちの事務所にこないかと誘う。孝治はOKする・・・・。孝治は砂浜で目を閉じると・・・昼間、薫が「タイヨウのうた」をうたっていて孝治はギターを弾いている・・そんな風景が頭をよぎる・・・・。

終わりましたね。やっぱり最後は盛り上がりますね。山田孝之君さすがにここと言うシーンでは決めます。エリカちゃんはちょっと硬い感じもするけど、役作りのせいかな。松下奈緒さんがいい感じ。佐藤めぐみさんのお友達もうまくからんでいる。
まあお話としてはちょっとリアルさは少ないかもしれない。あざといかもしれないがこれはこれでよく出来ていると言うべきかな。

タイヨウのうた

<ネタバレあり>
最終回
薫は激しく咳き込む。病院では声帯手術をしないと呼吸障害が起きているのでもう一度咳き込むようなことがあると命にかかわると言われてしまう。そして気管切開手術を勧められる。しかし手術をすれば歌うことはもう出来ない。両親は手術をするように言うが、薫は歌を歌うことにこだわり受け入れない。
工藤が病院に現れ1ヵ月後の麻美のファーストコンサートでムーンチャイルドをゲストとして招きたいと言う。喜ぶ雄太たち。薫は孝治と話し、歌いたい、手術はしない、夢をかなえたい。後悔はしたくない。輝いている自分を見せたいと両親に話す。悲しむ両親。
薫は孝治と練習場に現れ、呼吸障害のことを話す。そして最初のステージに向けて練習したいと言う。
そしてコンサートの日が来る。両親と美咲は先にコンサート会場へ・・。薫たちは楽屋で打ち合わせ、麻美のコンサートの終盤アンコール曲が終わった時に、ムーンチャイルドが紹介され、舞台の下からセリであがって曲を披露すると言う段取り。
薫は楽屋でムーンチャイルドのメンバー一人一人にお礼を言う。出番が近づきスタッフからの呼び出しで舞台下に向かう薫たちしかし薫は激しく咳き込んでしまう。薫は歌いますから心配しないでと言う。工藤は孝治にそれでいいかと聞く。孝治ははいと言う。
麻美の最後の曲が終わりムーンチャイルドを紹介している。メンバーは舞台下のセリの上に並ぶが、照明の強い光が薫を照らし、薫は激しく咳き込む。そして倒れてしまう。薫は孝治に抱かれたまま苦しい息の中で孝治に「私やっぱり太陽に嫌われているのかな」、孝治は「太陽は才能のある薫に嫉妬しているんじゃないか」う。薫はお礼を言う。そして・・・・・・。