忍者ブログ

おじさんのドラマレビュー2

テレビドラマ再放送、DVD映画レビューを扱います。 過去の記事は別ブログの引っ越しでカテゴリーはつながってないです。

砂の器再放送を見る

中居君の映画関連で、白い影に続いて、「砂の器」も再放送するようです。和賀の愛人以外に、深くかかわることになる劇団員の成瀬あさみが登場していますここらが映画とは違いますが、原作とはどうなのかは読んでないので不明なんですが。
白い影よりは中居くんは作った感じが少なく、いいんじゃないかと思います。
あの映画はつらいので見ないと思います・・・。

亀嵩駅(ウイキペディアよりお借りしました)
 img25ed4cbazik0zj.jpg









PR

DVDドラマ「古畑任三郎〜黒岩博士の恐怖」

古畑任三郎〜黒岩博士の恐怖

緒形拳さん関連で、DVDを借りました。第3シーズン開始前の2時間スペシャル。

冒頭、古畑任三郎はなぜか警察犬の訓練施設で勤務しています。第3シーズンからの新しい助手として、西園寺(石井正則)が加わります。今泉さんはあいかわらずネグレクトされかけていますが、今泉さんの言動で意外な解決のヒントが・・・と言うことなんですが今回はそれはなし、西園寺君の有能振りが際立ちます。八島智人さんもファミレスの店員で登場し、店での古畑と西園寺の事件についての会話に茶々を入れます。

犯人は監察医の黒岩博士なんですが、最初猟奇殺人を・・・(おっとっとネタバレ、危ない・・)と言う流れ。面白いですが、緒形さんもうまいのですけども、このエピソードはあまり重くないな。でも一定の面白さは有り、さすが三谷さんということでしょうか。




お知らせ

今後映画レビューは管理人のホームページ「おじさんのホームページ」
http://www.hpmix.com/home/kazu1059/index.htm
にアップいたしますのでよろしく。

DVD映画「クローズド・ノート」を見る

小学校の先生を目指す大学生・香恵は、母親の再婚を機に初めての1人暮らしを始める。そんなある日、彼女はバイト先の万年筆屋にやってきたイラストレーター・石飛リュウに恋をする。彼は引っ越しの日に、香恵の部屋を見上げていた男だった。彼への思いを持て余していた香恵は、いけないと思いつつ前の住人が置き忘れていったノートを何気なく開く。それは小学校の新任教師・伊吹先生が、教え子との日々と元恋人“隆”への思いを綴った日記だった…。(以上GOO映画より)

後日映画公開初日の挨拶で、主演沢尻エリカさんが物議をかもした発言をしたあの映画なんですが、お話は日本映画らしく淡々と進みますが、ちょっとミステリーっぽいラブストーリー。なかなか面白いです。伊吹先生のクラスのエピソード。なかなかいいのですが、最後のお別れ回。ラストの紙飛行機を飛ばすあたりはちょっと綺麗過ぎる気もしますが、まあ切ないエピソードは不可欠なので映画ではありえるかな。
エリカさんは好演なんですが、欲を言えばちょっと硬いかな、竹内結子さんとはここらが若干の差かな。
わかりませんがこのあたりが舞台挨拶に影響しているのか??

勝手につける点★★★★(満点は★5個)


DVD映画「8月のクリスマス」を見る

韓国映画のリメイク版。命の期限を切られた病魔に冒された写真屋の青年と、そのことは知らない若い臨時女教師との淡い交際を描く。
といっても湿っぽくなく、淡々とストーリーはすすむ。個人的には山崎まさよし君はあまり好みではないのだが、ここではあまり濃い演技ではない。そんなには気にはならない。個人的には微妙なんだけど。
関さんはちょっと不思議な、妖精っぽい感じ。教師には合っているのでは。
まあ主人公がなくなる話というのは好みじゃないけど、作りはなかなかいいのでは。

勝手につける点★★★★(満点は星5個)

DVD映画「明日に向かって撃て」を見る

有名な映画なんだけど、リアルタイムでは見ていない。これもニューシネマなのか。アメリカ史上有名な強盗犯コンビと言うダーティヒーローを描いた娯楽作といえるのではないか。ニューシネマらしい、ニューヨークへの脱出シーンのたぶん歴史的な写真を実写に交えてのシーン。有名なポール・ニューマンが当時発明当時の自転車に曲乗りするシーン(スタントなし)が何とも楽しい。
DVDの日本語はおそらくTV上映のものを使用なのか、TVサイズ(放映時間)でのカットされた場面は原語になっていてちょっと聞きづらいがまあそのシーンは少ないので・・。有名なラストもああこんなものかと思います。

勝手につける点;★★★(満点は★5個)

CBC(TBS)スペシャルドラマ「ディアフレンド」を見る

緒形拳さん追悼番組。1999年制作。再放送。

世の中のすべてをただ頑なに拒み続け、何の希望もない毎日を送る老人。一方で両親の離婚から自分の居場所を失い、罪を犯すことでしか世間との関わりを持てなくなった少年。閉塞感が充満し、出口の灯りが見えない二人がふとしたきっかけで出会う。猛烈な拒絶反応から無視、ぶつかり合い、いがみ合いながら不本意にも一緒に旅をするはめになった二人の行き着く先はどこなのか。そして、そこには何が待っているのか。
 時代の流れにうまく乗れず、歪んでしまった魂と魂の触れ合いを熱く静かに描写する渾身の一作。緒形拳とV6の岡田准一が絶妙のコンビネーションを見せる。
(以上TBS番組案内ホームページより

あらすじを作りました。


1999年の作品。緒形拳さんは老け役。でも若いころはやんちゃしたらしい?拳さん意外に元気な老人役がまだ実年齢60歳前半なのでうまく合っているのか。そして岡田君がいい。他の作品ではもうひとつはまっていないような気がするんだけど、この若くて悪っぽい役のほうがいい感じ。拳さんとのコンビが実にいい。
ひねりがなくストレートな感じで、NHKのドラマのよう。
このころはTBSドラマもレベルが高かったんだ。

もっと渋い話かと思ってたかそんなことはない、中身が若い拳さんがちょうどいい感じ、本当の老人の人だとこうは行かないんでは、拳さんはここではまだ60をやや過ぎたばかり、病気も発病前のはず。面白かった。

緒形拳さん偲んで、「いくつかの夜」を再放送

直前まで再放送があることに気がつきませんでした。本放送のときに確かVTRには収めてあるはずですが改めて録画しました。もちろんリアルタイムで同時に見ました。

あらすじ


中谷恒平は68歳、定年後すぐに妻を無くし、息子夫婦と2世帯住宅に住んでいるが、折合いが悪い。今日も家に帰りたくなくて、一度も入ったことがない深夜営業のマンガ喫茶に入っていく。なんとなく居心地の悪さを感じつつ席につこうとするが、いきなり若い女が席からふらついて出てきて倒れてしまう。恒平は驚いて抱きとめる。そして女を喫茶店の若い店長と一緒に病院へ送り届ける。女はどうも自殺しようとしたらしい。女の家族への連絡を店長に任せ、恒平は心残りのまま帰宅する。
数日して、その女(百合)が突然恒平の家をたずねてくる。驚く恒平。百合は昼食を作ってあげるといい二人でスーパーに買出しに出かける。そして二人で昼食を作る。ただ百合は自分の身の上は何も語らない。恒平も聞こうとはしないまま分かれてしまう。
どうしても百合のことが気になる恒平は、マンガ喫茶の店長をたずねて百合の住所を聞き出そうとするが断られてしまう。
数日後再び百合がたずねてくる。掃除道具などいっぱい抱えて。そして二人で部屋の掃除をする・・。楽しいときを過ごす恒平。突然電話が鳴る。息子からで、スーパーで若い女といるのを息子の嫁さんが見て、それを気にして会社にかけてきたという。恒平は電話の息子を怒鳴りつけてしまう。百合は帰ろうとする。引き止める恒平。
百合は身の上話をし、恒平に父を感じ甘えた感じで恒平の背中にもたれかかってしまう。恒平は思わず百合を抱きしめキスしようとする。驚いた百合は逃げ帰ってしまう。
数日たちずっと後悔している恒平は店長の井沢に事情を話し、お詫びの手紙を書きたいからと百合の住所を再び聞き出そうとすが、やはり店長から拒まれてしまう。恒平は店長が自分を嫉妬していると勝手に理由をつけて自己満足する。
数日たち、恒平はぎっくり腰になってしまい満足に歩けない。部屋は散らかったまま。チャイムが鳴り誰か来たよう・・。恒平はやっとのことでドアをあけるとそこには百合が立っていた。もうここには来ないと思っていた恒平。一瞬喜ぶ。しかし恒平はぎっくり腰を理由に百合の入室を拒むが、百合は強引に入ってしまい、恒平のために掃除をしたり、下の階の息子の嫁に掛け合って、マットレスを借りて寝床を高くし、公平の息子のバットを借りて杖代わりにと渡す。恒平は先日の行為を謝る。打ち解けた百合は生い立ちや、勤め先でのことを話す。百合は会社の上司にいつも口説かれたり、誤解されたりして、会社を辞めざるを得なくなると話す。そして恒平は安心できると言う。恒平は腰を痛めて何も出来ないので安心しているんだろうと冗談で言い。自分でもどこか納得している。百合はその夜恒平の部屋で泊まる。何日かして、百合は新たに面接した会社に就職が決まる。百合は外で待っていたすっかり腰が治った恒平にそのことを報告する。数ヶ月たち、百合が井沢とたずねてくる。二人は結婚すると言う。驚き祝福する恒平。耕平はなぜか涙ぐむ。二人が帰ったあと、恒平は下の階から孫が出てきたので話し掛け、借りていたバットや、マットを返すために下の階の息子の家に入っていく、2年ぶりに・・・。

まあある方によく書かれてしまう、山田太一氏の近年のやや妄想っぽい作りなんだそうです。ここではある意味百合(鶴田真由)が腰痛の恒平さんと一緒にいるとき誘惑するような感じのせいでしょう、この後は大人の会話へ移行するのですが、朝の恒平の百合さんに男だから・・という感じの話をするところ。ここでの会話で百合の隠された秘密の話になり、恒平さんは父親っぽい感じになり妄想は消える?のですが、まあ強引かもしれませんがこのまとめでいいんじゃないかな、そしてネットカフェ店長との結婚話でけじめをつけるということでいいんじゃないでしょうか。

結局、わびしい結論でも息子夫婦との交流を再会させるような流れ、まとめに入っているような感じでもありますが。ここらかきっちり出来ていると思うんですが。
「星ひとつの夜」よりは最後はいい。



TV放映の映画「タイムマシン」を見る

録画してあった、TV放映の映画「タイム・マシン」を見る。(2002年制作)
H.G.ウエルズ原作。
大学教授の主人公・アレクサンダーは、最愛の恋人を強盗に襲われ失ってしまう。恋人を取り戻したいとおもったアレクサンダーはタイムマシンを完成させ、過去にさかのぼり、恋人を危険から救おうとする。しかし、彼女は別の事故に巻き込まれ、やはり死んでしまう。

なぜ過去を変えることができないのか・・・その答えを求め、アレクサンダーはタイムマシンに乗り未来へ向かう。西暦2030年・2037年を訪れ、その後到着したのは、文明が退化した人類が住む、80万年後の世界だった・・・。

以上ウイキペディアより引用しました。

<以下ネタバレありなんです>

CGは秀悦なんだけど、結局80万年後の世界がどうも安手のSF活劇のようで、猿の惑星か・・といわれてしまうわけですが、結局はまあ多少改変してあるそうですが、原作の設定とか・・。それにしてもちょっとなー。

あの指導者の(というか支配者)の人が80万年前の人からどうこう言われたくないとか、恋人が生きていれば結局タイムマシンを作ることはない、恋人が死んだからタイムマシンを作った・・・という台詞。なるほどそうですね。
あのタイムマシンを壊すことで、地底世界が破壊されるという理由がちょっと不明。

勝手につける点 ★★(満点は星5個)


DVD映画「単騎千里を走る」を見る

<ネタバレあり>
長い間絶縁状態だった父と息子。父の元に息子の嫁から連絡が入り、息子がガンで倒れたという。ふるさとから上京し息子に会いに行く父。高田。しかし息子は父に会おうとしない。
嫁から息子が中国に毎年渡り中国の仮面劇を長年撮影し続けていると聞く。高田は行けそうもない今年の分を息子に代わり中国へ行き撮影する事を思い立つ。中国へ来た高田。しかしいつも撮影していた男は犯罪を犯し、監獄にいるという。撮影をあきらめるように話す通訳に粘る高田は、どうにか監獄へ行き男と面会し、男の踊る仮面劇を撮影しようとするが・・・。

相変わらず寡黙で健さんらしい。話は仮面劇の男の息子に会いに行こうとする流れで面白くなる。健さんも多弁になり・・。いい話になる。まあ最後はちょっと残念な話なのですが。とりあえず仮面劇の撮影は出来ることに・・まあ最後のシーンももっとと思うんですが、あれで終わりでいいのかな。
ドラマがすすむほど健さんの世界になってきて、さすが健さんにほれ込んでいるチャン・イーモウ監督。いい話にもって行きます。

通訳の女性の日本語の演技がちょっと固くてというのは贅沢かもしれませんね、全体にはドキュメンタリータッチなのだけれども子供も含めて仮面劇の男の故郷の村人がいい芝居をしているような気もする・・・。独特な感じ。

勝手につける点★★★★(満点は★5個)